仮想通貨チャート分析
ビットコイン(BTC):日足中期HMAを下回らなければ10万ドル到達の可能性あり

ビットコイン(BTC)はトランプ大統領の「暗号資産戦略準備金」の発表を受け急騰し、日足中期HMAを上抜けした。
今後日足中期HMAを下回らず、1時間足中期HMA付近を起点に上昇を再開すれば短期的な上昇が見込める。ただし、現在4時間足ボリンジャーバンドが収縮を始めていることから、中期的には100,000ドル付近が上部抵抗帯として機能すると推測する。
イーサリアム(ETH):2,837.09ドル付近までの上昇が期待できる

イーサリアム(ETH)は昨日トランプ大統領の「暗号資産戦略準備金」の発表の影響で急騰し、日足中期HMAを上抜けした。現在は2,535.18ドル付近がレジスタンスラインとして機能している値動きとなっている。今後日足中期HMAを下回らず1時間足中期HMAを起点に上昇を再開した場合2,837.09付近までの上昇が期待できるだろう。
しかし、4時間足ボリンジャーバンドが収縮を始めており、4時間足長期HMAや日足短期HMAが急騰に追いついていないため、直近でのさらに大きな上昇は見込めないと推測する。
ソラナ(SOL):レジスタンスライン突破が上昇の起点

ソラナ(SOL)は昨日急騰したが、直近高値と4時間足ボリンジャーバンドが重なるライン付近(180.16ドル)付近で上昇を止められている。
180.16ドル付近は比較的強いレジスタンスラインと思われるため、1時間足レベルで上昇の押し目形成後180.16ドル付近のレジスタンスラインを突破するかが焦点となる。
180.16ドル付近のレジスタンスラインを突破し4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが確認できれば207.44ドル付近までの上昇が見込めると推測する。
リップル(XRP):現状を維持できれば強気相場に転換すると予想

リップル(XRP)は昨日(2日)トランプ大統領の発表を受け、大きく上昇し日足で確認できる直近高値(2.8306ドル)と日足長期HMAを突破した。現状4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを価格が突き抜けたため反発の値動きとなっている。
今後2.8306ドルを下回らずに1時間足中期HMAに価格が近づき、1時間足中期HMAを起点に上昇を再開する可能性がある。だが、日足短期HMAや4時間足中期HMA(1時間足長期HMA)から大きく剥離しているため、本格的な強気相場と判断できないチャート配置となっている。
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使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫