国内の暗号資産(仮想通貨)取引所Coincheck(コインチェック)は24日、暗号資産の差金決済取引(CFD)サービス「Coincheckレバレッジ」をiOS版アプリで始めた。ビットコイン、イーサリアム、XRPの日本円建て3通貨ペアを扱い、個人の最大レバレッジは2倍。同社は2020年3月にレバレッジ取引サービスを終えており、約6年ぶりにレバレッジ取引を手がける。
現物とワンタップで切り替え
既存のCoincheckアプリの中で、現物取引とレバレッジ取引をワンタップで切り替えられる。取引を始めるには、現物口座からレバレッジ口座へ日本円を振り替える必要がある。対象のユーザーは段階的に広げる。
| 通貨ペア | BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY |
| レバレッジ | 個人は最大2倍(必要証拠金率50%) |
| 注文方法 | 成行、指値、逆指値、スピード注文、全決済注文(売りからの取引にも対応) |
| 提供環境 | iOS版アプリ(5.0.0以降)。Android版とWeb版は2026年内の予定 |
| 対象 | 現物口座を持ち、所定の適合性確認を終えた個人。法人は2027年以降の予定 |
同社は2020年3月13日にレバレッジ取引サービスを終了した。暗号資産のデリバティブ取引は同年5月に施行された改正法で金融商品取引法の対象となり、提供には金融商品取引業の登録が必要になっている。
今回のサービスは、同社が受けた第一種金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第3540号)にもとづくものだ。
コインチェックは、暗号資産を持つ顧客が増える中、長期保有による利益だけでなく、短期売買などのニーズにも応えるためだと説明した。
海外業者は撤退と警告が相次ぐ
海外の取引所をめぐっては、日本居住者向けの動きが続いている。ビットゲットは日本居住者向けサービスの終了を進めており、11月1日に決済専用モードへ移り、12月31日に残るポジションを強制決済する予定だ。
金融庁は25日、海外取引所のZoomexを、無登録で店頭デリバティブ取引を勧誘していた業者として公表した。暗号資産の証拠金取引を日本居住者に提供するには、金融商品取引法上の登録が必要とされる。
国内の登録業者が個人向けに提供する暗号資産のレバレッジは、規制上、最大2倍に定められている。
関連銘柄:
BTC
ETH
XRP



