- リップル(XRP):1時間足中期HMA反発で3.2ドル台が視野
- ビットコイン(BTC):116,000ドル突破で短期上昇再開か
- イーサリアム(ETH):3,685ドル突破で日足中期HMAを試す動き
- ソラナ(SOL):上昇継続なら175ドルの節目に接近へ
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近を起点に上昇に転じる
- 4時間足一目均衡表雲上端を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
- 損切り目安:
- 4時間足一目均衡表雲上端の直下
リップル(XRP)は現在、2.98ドル付近を推移している。昨日は1時間足長期HMAと日足短期HMA付近で反発し、4時間足一目均衡表雲内に突入したが、1時間足一目均衡表雲の影響で上昇を抑えられているような値動きとなっている。
しかし、現在の値動きは1時間足レベルで押し目と捉えることもでき、1時間足中期HMA付近を起点に再び上昇に転じ、4時間足一目均衡表雲上端を上抜ける展開となれば、短中期的には4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(おおよそ3.15〜3.20ドル)までの上昇が期待できるだろう。
一方、価格が上昇に転じずに再び4時間足一目均衡表雲を下抜けする場合は、トレンド転換が否定され、中期的な下落が再開するリスクがある。したがって、現状はロング・ショートいずれのシナリオにも対応できる柔軟な戦略を用意しておくことが望ましい。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端(116,000ドル付近)を上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA付近
- 損切り目安:
- 116,000ドル直下
ビットコイン(BTC)は現在、115,130ドル付近を推移している。昨日に1時間足中期HMAを上抜けたことをきっかけに短期的な上昇の動きとなり、現在は4時間足一目均衡表雲の中で価格が推移している。
ただし、1時間足MACDがデッドクロスしていることから、次の上昇局面で4時間足一目均衡表雲上端(116,000ドル付近)を明確に突破できない可能性には注意が必要である。しかし、4時間足一目均衡表雲を下抜けしない限りは、116,000ドルの上抜けを待つ段階と考えてよいだろう。
今後、116,000ドルの水準を上抜けし、かつ1時間足において上昇のダウ理論が成立する場合には、短期的には4時間足長期HMA(118,600ドル付近)を目標としたロングが有効と判断される。
この水準を明確に突破する動きが見られれば、中期的にはさらなる上昇が期待され、次の抵抗帯である日足中期HMA(119,500ドル付近)を意識した戦略も構築可能となるだろう。反対に、116,000ドルを再び下回るようであれば、一旦は短期の上昇トレンドが否定されるため、ポジション調整が必要である。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAもしくは4時間足一目均衡表雲上端を起点に上昇
- 3,685ドルを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足中期HMA
- 損切り目安:
- 3,685ドル直下
イーサリアム(ETH)は現在、3,680ドル付近を推移している。昨日は一時的に下落の兆しを見せたものの、一転して上昇に転じ、4時間足一目均衡表雲を上抜けしたことで短期的な地合いが好転している。
現状では3,685ドル付近で上値を抑えられているものの、1時間足中期HMAもしくは4時間足一目均衡表雲上端を起点に押し目を形成し、この3,685ドルを明確に上抜けたうえで1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立すれば、日足中期HMA(3,820ドル付近)を目指す上昇が期待できる。
この動きが成立すれば、4時間足レベルでも上昇トレンドが形成されることとなり、中・長期的には3,950ドル〜4,000ドル付近を視野に入れたロング戦略が有効となるだろう。反面、3,685ドルを上抜けられない場合は再び調整局面に入る可能性もあるため、押し目の形成と反発の有無を慎重に見極めたい。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近を起点に上昇に転じる
- 1時間足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 175ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、166.8ドル付近を推移している。昨日は161.20ドル付近で反発し、短期的に上昇トレンドへ転換。現在は4時間足一目均衡表雲内に価格が入り込んでいる状況である。
直近ではわずかに下落しているものの、この動きは短期上昇トレンドにおける押し目と捉えることができる。そのため、1時間足中期HMA付近を起点に再び上昇へ転じ、1時間足短期HMAを明確に上抜けた場合には、175ドル付近までの上昇が期待されるだろう。
このような値動きが成立すれば、4時間足レベルでの上昇トレンドが明確になり得る。ただし、上値には4時間足長期HMAや日足中期HMAが控えており、加えて4時間足ボリンジャーバンドも収縮傾向にあるため、一時的に横ばい相場へ移行する可能性もある。
その場合でも、日足短期HMAを明確に下抜けしない限りは中長期の上昇シナリオは維持されるため、引き続き上昇目線を保ちつつ、次の上昇タイミングを慎重に見極めたい。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7