- ビットコイン(BTC):1時間足中期HMAの再上抜けで112,000ドルを試す展開も
- イーサリアム(ETH):上昇の押し目形成中、2,680ドル上抜けに期待
- リップル(XRP):押し目形成完了なら2.33ドル付近までの上昇も視野
- ソラナ(SOL):1時間足で再び上昇継続の構図となれば159ドルまで上昇の可能性
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 1時間足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 112,000ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直下もしくは直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、109,700ドル付近を推移している。昨日は1時間足中期HMA付近で押し目を形成した後に上昇し、米経済指標発表時の一時的な下落も109,000ドルで反発。最終的に110,500ドルのレジスタンスラインを試す展開となった。
1時間足では中期HMAを一時的に割り込んでいるが、日足では引き続き上昇傾向を維持しており、4時間足においても安値を切り上げる上昇トレンドの形状となっている。そのため、現在の下落は上昇の調整段階であると見られる。
今後、1時間足で再び中期HMAを上抜けし上昇が再開した場合、110,500ドルのレジスタンスを突破し、次なるターゲットとして112,000ドル付近までの上昇が視野に入る。一方で、損切り水準としては1時間足中期HMA直下や直近安値の下抜けに注意を払いたい。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足中期HMAを割らずに1時間足レベルで上昇トレンドを形成
- 1時間足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2,680ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直下もしくは直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、2,590ドル付近を推移している。昨日は米経済指標の影響により一時的に上昇したが、その後1時間足中期HMAを下抜けした状態だ。
しかし、4時間足および日足レベルでは依然として上昇トレンドを維持しており、日足中期HMAが下値を支える形でサポート帯として機能している。そのため、現在の下落は押し目形成の過程と判断することができる。
今後、日足中期HMAを割らずに1時間足レベルで再び上昇トレンドを形成し、1時間足中期HMAを明確に上抜けするような展開となれば、直近レジスタンスである2,680ドル付近までの上昇が見込まれる。さらに、中長期的には2,800ドル付近に控える日足ボリンジャーバンドアッパーバンドが次なる上値目標となるだろう。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線、非推奨)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足で上昇トレンドを形成
- 1時間足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足長期HMA付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直下もしくは直近安値
リップル(XRP)は現在、2.240ドル付近を推移している。昨日は短期的に上昇し、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを一時的に押し上げる動きを見せたが、その後反発下落し、現在は1時間足中期HMAを下抜けしている。
現状は日足一目均衡表雲内に位置しており、方向感が出にくい局面ではあるが、4時間足と日足のチャート形状は依然として上昇傾向にある。そのため、現在の下落はあくまで上昇トレンド内の押し目形成と捉えることができる。
今後、1時間足で再度上昇トレンドを形成し、1時間足中期HMAを上抜けした場合は、日足長期HMAが存在する2.33ドル付近までの上昇を期待できるだろう。ただし、日足中期HMAとの乖離がやや大きくなっているため、2.33ドル付近で一旦上値が抑えられる可能性もある。だが、中長期的には日足中期HMAを下回らない限り、2.36ドル突破の上昇シナリオを継続して持ち続けたいところだ。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 1時間足中期・長期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 159ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA、もしくは1時間足長期HMA直下
ソラナ(SOL)は現在、151.90ドル付近を推移している。昨日は1時間足長期HMAのサポートを維持できずに下落したものの、下値では4時間足一目均衡表雲が控えており、明確な下落転換とは言いづらい状況である。
4時間足MACDではデッドクロスが発生しており、短期的には売り圧が優勢と見られるが、日足では中期的な上昇トレンドを維持しており、上昇基調の範囲内にとどまっている。これらを踏まえると、現状は再び上昇の条件が整うのを待つ時間帯と考えることができる。
今後、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立し、同時に1時間足中期HMAおよび長期HMAを上抜けする動きが見られれば、短期的な上昇に転じ、159ドル付近を目標としたロングエントリーが有効となるだろう。ただし、完全に上昇トレンドが再開したとはまだ言い切れないため、159ドルでの一旦の反落には警戒が必要である。だが、日足中期HMAを下抜けしない限りは上昇目線を継続しても良いと判断される。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7