暗号資産(仮想通貨)アナリストのAli Charts氏は25日、XRP(
XRP)の大口保有者(クジラ)が保有量を減らしている可能性があるとXで指摘した。同氏は、クジラの減少と取引所残高の増加が続いたうえで1.26ドル(約197円)を割り込んだ場合、XRPは0.98ドル(約154円)まで下落する可能性があるとしている。
大口ウォレットは351から339に減少
同氏がサンティメント(Santiment)のデータとして示したところによると、1,000万〜1億XRPを保有するウォレットの数は、ここ数週間で351から339に減った。同氏は、この減少が売り圧力の高まりにつながる可能性があるとみている。
取引所が保有するXRPも、110億300万XRPから約110億5,000万XRPに増え、過去1週間は高い水準が続いている。同氏によると、取引所上のXRPは約5,000万XRP増えた計算だ。大口保有者が取引所への移動を続ければ、売却に回り得る供給が増えると説明している。
大口保有者から取引所への送金の増加は、別のデータでも示されている。暗号資産分析企業のクリプトクオント(は15日、クジラから暗号資産取引所バイナンスへのXRPの30日間累計流入量が16億6,900万XRPに達し、7カ月ぶりの高水準になったとする同社認定著者Arab Chain氏の分析を公表していた。
8月からのチャネル下限割れなら1.11ドルが最初の目安
Ali Charts氏が注目するのは、XRPが8月から形成しているチャネル(上下2本の線に挟まれた価格帯)の下限にあたる1.26ドルだ。この水準を割り込んだ場合、XRPはまず1.11ドル(約174円)に向かい、チャネルのパターンからは、下限から約22%低い水準が最終的な下値の目安になるという。
コインゲッコーの日次データでは、XRPは8月19日の約1.00ドル(約157円)から、同月24日には約1.52ドル(約238円)まで上昇した。10月上旬までは1.5ドル前後で推移していたが、8日に1.4ドル台へ下げて以降は水準を切り下げている。
執筆時点の価格は約1.29ドル(約202円)で、24時間で約1.2%下落した。チャネル下限まで約2%の水準にあり、時価総額は約818億ドル(約12.8兆円)となっている。
国内では27社中16社がXRPを扱う
JinaCoinが金融庁の暗号資産交換業者登録一覧(9月30日現在)を基に集計したところ、執筆時点で国内の登録業者27社のうち16社がXRPを取り扱っている。
国内の取扱業者9月30日現在
XRPを取り扱う国内の登録業者
Custodiem、bitFlyer、ビットバンク、GMOコイン、ビットトレード、SBI VCトレード、FINX JCrypto、コインチェック
ほか8社を見る
楽天ウォレット、S.BLOX、オーケーコイン・ジャパン、マーキュリー、BACKSEAT暗号資産交換業、メルコイン、Binance Japan、Laser Digital Japan
登録一覧の「取り扱う暗号資産」欄にXRPの記載がある業者。取引所形式か販売所形式かは区別していません。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.72円)
