暗号資産(仮想通貨)のウォレットとカードを手がけるトリア(Tria)は日本時間4日、鑑定済みのトレーディングカードをパック形式で引けるオリパ(オリジナルパック)のサービスTria Gacha(トリア・ガチャ)を公開した。利用はモバイルに限られ、ウェイトリストの登録者から順に開放し、毎日新たな利用者を承認するとしている。
トリアのオリパ、ポケモンやワンピースの鑑定済みカードが対象
対象となるのは、鑑定済みのポケモンカード、ワンピースカード、スポーツカードだ。パックはコレクター・クリプトが選定し、ネクストレアの基盤を使って提供する。
引いたカードは、そのまま保有するか、アプリ内ですぐに売却するか、実物を自宅へ配送するかを選べる。
支払いには、トリアのカードとウォレットが使える。決済の条件を表にまとめた。
| 項目 | トリアのカード | トリアのウォレット |
|---|---|---|
| 利用枠 | 全ユーザー合計で1日5万ドル(約790万円)。毎日21時(日本時間)に補充 | カード決済の枠が埋まった後も利用可能 |
| キャッシュバック | 期間限定で最大6%(メンバーシップに応じたカードの基本還元率のみ、ブーストは対象外) | 対象外 |
| 通常の買い物への影響 | ガチャの購入は、普段の買い物のキャッシュバック対象枠にカウントされない | - |
日本語の公式アカウントTria Japanは同日、カードでの購入は毎日21時から可能になると案内した。現在はプライベートベータの段階で、カード決済の枠は先着順となり、翌日分の予約もできない。公式ブログによると、今後はカード決済を24時間利用できるようにする予定だという。
トリアのカードは日本の居住者も発行でき、本人確認にはマイナンバーカードや運転免許証などを使える。X上では、日本語でパックの開封結果を投稿する利用者も複数出ている。
利用者が投稿したアプリの画面では、ポケモンのパックのうちOriginalが1つ50ドル(約7,901円)で販売されていた。引いたカードには買い戻し額が示され、市場価値85ドルのカードの例では76.5ドル、提示の期限は3日間となっている。
Tria Gachaで初の順位戦、1位はゴッホとのコラボのピカチュウ
トリアは公開にあわせ、初の順位戦も始めた。期間は4日の公開から14日間で、正確な終了日時はアプリ内のカウントダウンで示される。期間中に購入した対象パックの合計金額で順位を決め、上位10人に賞品を贈る。
| 順位 | 賞品 |
|---|---|
| 1位 | ゴッホ・ピカチュウ(2023年のポケモン×ゴッホのコレクション、PSA 10) |
| 2位 | ブラッキー(2021年、鑑定済み) |
| 3位 | ピカチュウ25周年記念カード(鑑定済み) |
| 4位 | 250ドルのパック1つと50ドルのパック1つ |
| 5位 | 100ドルのパック1つ |
| 6〜10位 | 50ドルのパック1つずつ |
カードとウォレットのどちらで支払った購入も集計の対象となる。無料パックや、返金・キャンセル・支払いに異議申し立てのあった購入は対象外だ。
引いたカードを売却しても、累計の金額は減らない。カードの価値や希少性、紹介の実績は順位に影響せず、同額の場合は先に到達した人が上位になる。賞品は終了後1週間以内に届けるとしている。
執筆時点で、公式ブログではキャンペーンの正式な規約へのリンクが「公開前に追加」と表示されたままになっている。
暗号資産関連の企業では、米コインベースも9月29日、実物のカードと連動したポケモンカードのパック開封機能を予告している。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.01円)



