レイヤー1ブロックチェーンSui(スイ)で15日、大規模なメインネット停止が発生したことが明らかになった。スイの発表によると現在は復旧が完了しており、トランザクションは正常に処理されているという。
2024年11月以来二度目の停止、原因は後日報告予定
スイは公式Xの投稿内で、ネットワークが一時的に完全停止する「ネットワーク・ストール」が発生したと説明。Slush(スラッシュ)やSuiScan(スイスキャン)といった分散型アプリケーションが利用できない、トランザクション処理に遅延や停止が生じる可能性があるとして利用者に注意を呼びかけていた。
その後、コアチームによる対応が進められ、最初の発表から6時間後にメインネット復旧がアナウンスされた。コアチームは万が一画面表示に不具合が残る場合は、ブラウザやアプリの再読み込みを行うよう推奨している。
スイのメインネット停止は今回が初めてではない。同チェーンは2024年11月にもシステムアップデートに伴うプログラム不備によってメインネットが一時停止しており、今回はそれに続く二度目の停止事例となった。
コアチームは今後、数日以内に詳細な調査報告を共有すると説明している。メインネット停止に至った原因の説明はもちろん、今後の再発防止に向けた具体的な改善策についても注目されそうだ。
一方、市場への影響は限定的だった。ネイティブトークンであるSUI
SUIは、執筆時点で1.82ドル付近を推移しており、前日比では約1.5%の下落にとどまっている。大きな売り圧が発生していない点からは、市場参加者は現時点で今回の障害を深刻なリスクとは受け止めていない様子がうかがえる。

高速処理を強みとするスイにとって、相次ぐメインネット停止は運用面の安定性と信頼性という課題を改めて浮き彫りにした。今後公表される調査結果と改善策は、同チェーンの評価を左右する重要な要素となりそうだ。
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