ソラナブロックチェーン基盤のDeFiプラットフォーム、ステップ・ファイナンスは24日、公式X(旧ツイッター)で、同社が運営するステップ・ファイナンス、ソラナフロア、レモラ・マーケッツの全事業を即時停止すると発表した。
ハッキング被害で約3,000万ドル流出、全事業を即時停止
今回の事業停止は、2026年1月31日に発生したハッキング被害が直接の原因である。攻撃者は同社の経営陣が使用するデバイスを侵害し、複数のトレジャリーウォレットと手数料ウォレットから約261,854 SOL(約3,000万ドル、約46億円)を流出させた。同社は被害発覚後、事業継続に向けて複数の資金調達および買収交渉を進めていたが、すべての交渉が不成立に終わったことで経営継続を断念した形だ。
攻撃者は流出資産をアンステークし、ウォレットから送金したことで、STEPトークン価格は80%以上下落した。同社はハッキング直後に約470万ドル(約7億円)相当のレモラ・マーケッツ資産を回収したものの、事業継続には至らなかった。
同社は今後、STEPトークン保有者に対して買い戻しプロセスを実施する方針を示している。買い戻し価格はハッキング発生前のスナップショットデータを基準とし、被害を受ける前の資産価値を基に算出される見込みだ。また、レモラ・マーケッツのrトークン保有者に対しても1:1の裏付け資産に基づく償還プロセスを実施するとしている。
ステップ・ファイナンスは2021年にサービスを開始し、ソラナ
SOLエコシステムにおけるポートフォリオ管理ツールとして、ユーザーの資産を一元管理できる機能で支持を集めていた。ソラナフロアはソラナエコシステム専門のニュースメディア、レモラ・マーケッツはレンディングプロトコルとして、それぞれソラナDeFiエコシステムの中核を担うサービスだった。同社は補償の詳細について、今後改めて発表するとしている。
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