韓国の光州警察庁サイバー犯罪捜査隊は8月18日、暗号資産(仮想通貨)への投資名目で高齢者から資金を集めたとして、63歳のA容疑者ら3人を拘束のうえ検察へ送致したと発表した。国民日報などが報じている。
3人は2024年11月から最近にかけ、ソウル、全北群山、光州などで高齢者を対象とした投資説明会を開き、100人余りから計約5億ウォン(約5,660万円)を集めた疑いが持たれている。
適用されたのは、特定金融取引情報の報告および利用等に関する法律(特金法)違反と、類似受信行為の規制に関する法律違反の容疑だ。
「元本保証」「数百億ウォンの利益」で勧誘
狙われたのは、暗号資産の知識がない70〜80代だった。
捜査によると、3人は財産価値のないコインを対象とした投資説明会を開き、コインに投資すれば元本が保証される、1コインが0.1ウォンか1ウォンまで上がれば数百億ウォンの利益が得られる、などと説明していた。
クルーズ船で世界一周をしながらサーモンの刺身を食べられる、といった誘い文句もあったという。投資による収益が確定しているかのように装い、参加者を欺いたとされる。
捜査の端緒は今年3月だった。光州西区のオフィステルで高齢者向けのコイン投資説明会が開かれるという情報を入手し、投資金の入金口座を分析するなどして3人を順次検挙した。
警察は事務所の家宅捜索で押収した投資家名簿などから、被害の規模はさらに大きいとみて捜査を広げている。
警察関係者は、元本と高収益を保証するとして近づいてくる場合は類似受信や投資詐欺などの犯罪にあたる可能性があるとして、慎重な判断を呼びかけた。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ウォン=0.1132円)


