分散型取引所(DEX)プロジェクト「SoDEX」は22日、メインネットの「クローズ・アルファ」フェーズを正式に開始したと発表した。ホワイトリストに登録された一部ユーザーは、sodex.comにウォレット接続してアクセス資格を確認できるようになった。
段階的ローンチで12月末に完全公開
SoDEXは今回、メインネットを段階的に公開するローンチスケジュールを明らかにした。具体的なスケジュールは以下の通り:
- 10月22日~10月28日:招待制(トップバグ貢献者・OGメンバー対象)+ 早期参加枠申請受付開始
- 10月28日~11月28日:早期参加枠アクセス(テストネットユーザー優先)+ メインネットホワイトリスト受付開始
- 11月28日~12月28日:全テストネットユーザーに公開
- 12月28日~1月28日:メインネット紹介プログラム開始
同プロジェクトは「アクセスは段階的に展開され、12月末までに完全公開される予定」としている。
早期参加アクセスの申し込み受付中
今回のクローズ・アルファで招待を受けられなかったユーザーに対しては、「早期参加枠」への申し込みが可能になった。SoDEX公式アカウントは「このポストをリツイートすることで早期参加アクセスを獲得するチャンスがあり、10名が選出される」とキャンペーンも実施している。
エアドロップへの期待が高まる──SoSoValueの実績も追い風に
SoDEXは公式にエアドロップを発表していないものの、テストネットやメインネット初期段階での参加ユーザーに対して、将来的にトークン配布が行われるのではないかとの期待が暗号資産コミュニティで高まっている。
こうした期待が高まる背景には、SoDEXを開発するSoSoValueが過去に実施した大型エアドロップの実績がある。SoSoValueは以前、無料で参加可能なキャンペーンを通じて大規模なトークン配布を行い、暗号資産コミュニティで大きな話題となった。この成功事例が、今回のSoDEXメインネット参加への関心を後押ししている形だ。
過去のDEXプロジェクトでは、初期ユーザーに対するエアドロップが一般的な手法となっており、Early Birdアクセスやホワイトリスト登録への関心が集まる背景には、こうした期待も影響していると見られる。
完全オンチェーンの透明な取引を実現
SoDEXは「完全オンチェーン取引」「透明なマッチング」「実市場」を特徴として掲げており、「新しい金融システムの透明性がここから始まる」と強調している。同プロジェクトは独自レイヤー1基盤「ValueChain」上で動作し、オーダーブックベースの直感的なインターフェースを提供する。
SoDEXは2025年6月にテストネットを公開しており、銘柄リサーチから実際の取引まで一貫して行える点が特徴となっている。今回のメインネット段階的公開により、DEX市場における新たな選択肢として注目を集めそうだ。
関連:SoSoValue、独自レイヤー1基盤DEX「SoDEX」のテストネット公開
関連:大型エアドロップ期待のPerp DEX(分散型取引所)一覧|ネクストハイパーリキッドは?