LaunchLabリリースでトークン発行の自立化へ
25日、Solana(ソラナ)基盤のDEX(分散型取引所)である「Raydium(レイディウム)」が、エアドロップを示唆する内容を公式Xアカウントで投稿し、コミュニティの注目を集めている。エアドロップは、同プラットフォームが最近リリースした新しいトークン発行プラットフォーム「LaunchLab(ローンチラボ)」に関連するものと見られる。
さらに、パラシュートの絵文字に続いて以下の投稿をした。
パラシュートは一般的にエアドロップを示唆する絵文字とされるため、X上では多くのユーザーがエアドロップへの期待を寄せている。
続く投稿で「Trade on LaunchLab(ローンチラボで取引しよう)」と発信していることから、ローンチラボでの取引回数や取引金額に応じたエアドロップが実施される予定であると解釈するのが妥当だろう。
ローンチラボは、レイディウムが4月16日にリリースしたばかりの新しいトークンローンチパッド(発行プラットフォーム)である。
かつて、同じくソラナ基盤のトークンローンチプラットフォーム「Pump.fun(パンプドットファン)」で発行されたトークンが一定の時価総額に達すると、レイディウムに上場される仕組みがあった。これがレイディウムに多くの取引量と取引手数料をもたらしていた。しかし、Pump.funが独自のDEX開発を進めたことを受け、レイディウムは新たな戦略として自らローンチラボを立ち上げた、という経緯がある。
一連の示唆的な投稿は、新しく立ち上げたローンチラボへの関心と利用を促進する狙いだろう。まだエアドロップの実施が正式にアナウンスされたわけではないが、その可能性は非常に高い。エアドロップ参加条件に関する今後の公式発表を注視しておこう。
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