DBS香港、仮想通貨ETFを富裕層向けに提供開始|預金額100万香港ドル以上

JinaCoinの約束

JinaCoin(ジナコイン)は、株式会社jaybeが運営をおこなうWebメディアです。読者がより賢明な金銭的判断を下せるように努めています。私たちは編集の完全性を厳守していますが、この記事には企業からのPRが含まれている場合があります。ここでは、私たちのビジネスモデルについて説明します。

編集ポリシー

編集ガイドライン

JinaCoinの編集チームは、読者であるあなたに代わって記事を書いています。ここでは、私たちの編集ガイドラインと、私たちがどのようにお金を稼ぐかについての基本情報をご紹介します。

概要

編集部は、読者の信頼を大切にしています。私たちの目標は、読者が暗号資産(仮想通貨)や外国為替証拠金取引(FX)を最大限に活用し、人生のファイナンシャル・ジャーニーをナビゲートできるようにすることです。私たちは、読者に正確で偏りのない情報を提供する責任があり、それを実現するために編集基準を設けています。
私たちは、広告主と私たちの編集対象との間に明確な分離を維持しています。私たちの使命は、読者が経済的な面で最良の決断をするために、最高の情報を提供することです。

主要な原則

正確さ:私たちの編集チームは、コンテンツが私たちの高い基準を満たすように、記事を徹底的に見直し、事実確認を行います。当社は、正確な情報を提供する責任を真摯に受け止めており、編集部が作成した記事に誤りがあったり、誤解を招くような情報を掲載した場合は、訂正や説明を行います。JinaCoinの記事で不正確な情報を見つけた場合は、弊社お問い合わせフォームまでメールでご報告ください。

独立性:私たちは、編集内容が広告主の影響を受けないように、厳格なガイドラインに従っています。編集部は、広告主から直接報酬を受け取ることはありません。記事であれレビューであれ、信頼に足る確かな情報を得ることができると信じてください。

信頼性:編集部は、社内外の専門家に定期的にインタビューを行い、その引用をコンテンツに盛り込んでいます。さらに、社内外の情報源からデータなどを引用しています。すべての引用とデータは、信頼できる評判の高い情報源からのものです。また、外部の出版物からデータやその他の独自情報を引用する場合は、出典を特定し、またはリンクを張ります。

私たちのビジネスモデル

編集部は、広告主から直接報酬を受け取ることはありません。本サイトに掲載されている商品は、私たちに報酬を支払う企業からのものです。この報酬は、例えば、掲載カテゴリー内での掲載順など、本サイトにおける製品の掲載方法および掲載場所に影響を与える場合があります。しかし、この報酬は、当社が公開する情報や、お客様が当サイトで目にするレビューに影響を与えるものではありません。jinacoin.ne.jpは、すべての企業や利用可能なすべての商品を掲載しているわけではありません。私たちのビジネスモデルをについては、こちらで詳細をご覧いただけます。
広告掲載・提携について

Remodalサンプル

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト


目次

DBS香港が示す富裕層向け投資の新たな選択肢

DBS香港は、同社のバンキングサービス「Treasures」およびプライベートバンキング部門「Private Banking Treasures」の顧客が、仮想通貨ETFに投資できるようになったことを発表した。

Treasuresは最低100万香港ドル(約2,000万円)、Private Banking Treasuresは最低800万香港ドル(約1億5,000万円)の預金が必要。

プライベートバンキングとプライベートバンクの違い

よく似た言葉だが、「プライベートバンキング」と「プライベートバンク」の違いをご存じだろうか?

プライベートバンキングとは、大手銀行や大手証券会社の富裕層向け運用口座のことを指す。一方、プライベートバンクとは、(銀行や証券会社の傘下に属さない)独立系の富裕層向け運用会社のことだ。前者のOBが自分の顧客を連れて、後者を開業することも多い。

本件はいうまでもなく、DBS香港の「プライベートバンキング」部門の話だ。

世界株 vs. プライベートバンキング

今年の元旦に「世界株」の伝導者・山崎元氏が亡くなった。プライベートバンキングは、収益面・リスク分散面ともに世界株には敵わないことは、ファイナンス理論的にも数学的にも、そして実績的にも証明されている。

これはプライベートバンキング部門の人件費や減価償却費を引く前の話なので、これらを控除するとプライベートバンキングはなお分が悪い。

ありていにいって、富裕層はプライベートバンキングなどやめて、自分で世界株や仮想通貨ETFを買った方が儲かるし、リスク分散もできるのである。

にもかかわらず、プライベートバンキングやプライベートバンクがなくならないのは、プライベートバンカーたちは投資などという限られた分野だけでなく、富裕層の人々のトータルな「お世話役」を買ってでているからである。

富裕層もついに仮想通貨に食指

基本的に富裕層は、プライベートバンキングやプライベートバンクに運用を一任している。だが、ついに富裕層の中にも仮想通貨に興味を持つ者が出現しはじめた。

そうした動きの現れが、今回の「DBS香港のプライベートバンキング部門、仮想通貨ETFの取扱いを開始」だ。

わがままな富裕層が仮想通貨にも投資したいといえば、それに応えるのがいっぱしのプラベートバンカーというものだ。

世界株を超える世界投資

さすがの山崎元氏も、(世界株のネーミングからもわかる通り)ポートフォリオに仮想通貨は組み入れていない。

だが、ポートフォリオには仮想通貨も組み入れて「世界投資」とするのが、ファイナンス理論的にも数学的にも正しい。

もともと富裕層の投資は、利殖よりも「インフレ対策」と「リスク分散」に重きを置く傾向が強い。強いインフレ耐性をもち、株とも債券とも不動産とも価格連動しない仮想通貨は、富裕層からみて非常に魅力的な資産といえる。

つまり、ズバリ!今後世界の富裕層マネーが仮想通貨に流れ込む公算は大だ。その嚆矢として、本件のニュースは見逃せないだろう。

関連:東南アジア最大手DBS銀行、2022年ビットコイン取引量80%増
関連:東南アジア最大手DBS銀行、香港での暗号資産販売を申請か=報道

情報ソース:DBS香港、富裕層顧客向けに暗号通貨ETF取引を開始

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

JinaCoinのニュース担当記者。仮想通貨歴は8年。Liskで大損、BTCで爆益。タイの古都スコータイで、海外進出のための市場調査・戦略立案・翻訳の会社を経営。1973年生。東海中高、慶大商卒、NUCB-MBA修了。主著『マウンティングの経済学』(https://amzn.to/49zjrXG)。来タイ12年。

目次