- CoinExの先物取引のやり方を詳しく解説
- CoinExは巨大マイニング企業ViaBTCが設立した仮想通貨取引所
- CoinExの先物取引は最大レバレッジ100倍まで対応
CoinExの先物取引(レバレッジ取引)の特徴
CoinExの先物取引の特徴は、以下の3つが挙げられます。
- レバレッジは最大100倍まで
- アプリがシンプルで使いやすい
- CETトークンの保有量によって手数料が安くなる
それぞれ解説していきます。
レバレッジは最大100倍まで

CoinExの先物取引は、銘柄によって最大100倍までのレバレッジをかけて取引することができます。具体的には、3倍からスタートし、以下の9段階に分かれています。
- 3倍
- 5倍
- 8倍
- 10倍
- 15倍
- 20倍
- 30倍
- 50倍
- 100倍
海外の仮想通貨取引所でも、バイナンスをはじめとしてレバレッジを抑え始める動きが出てきています。そんな中、100倍までのレバレッジをかけられるのは大きな特徴でしょう。ただ、レバレッジ取引は少しの値動きで大きな損害を出す可能性をもった「リスクのある取引」です。
その為、レバレッジ取引を行う際は、しっかりとリスクを把握した上で行うようにしましょう。とはいえ、レバレッジ取引が「資金効率を飛躍的に高めてくれるツールであること」は事実です。トレードに慣れてきた方は低いレバレッジからスタートし、うまくレバレッジ取引を活用していきましょう。
アプリがシンプルで使いやすい
CoinExのアプリは、シンプルなデザインで使いやすいです。実際にCoinExのアプリ画面を見てみると、無駄な要素が少なく見やすいことがわかるはずです。

ただ、IOSアプリ版に関してはまだ日本語対応していません。しかし、androidとPC版では既に日本語対応しているので、今後IOSアプリでも対応することが予想できます。
CETトークンの保有量によって手数料が安くなる

名称 | CoinEx Token |
ティッカーシンボル | CET |
価格 | 約3.7円 ※記事執筆時点 |
時価総額ランキング | 631位 ※記事執筆時点 |
トークン規格 | CSC |
CoinExは独自トークンである「CETトークン」を発行しており、CETの保有量が多ければ多いほど、取引手数料が安くなる仕様です。CETの保有量によってVIPレベルが上がっていき、VIPレベルが一番高くなると「メイカー手数料:0.02%、テイカー手数料:0.04%」まで安くなります。その為、CoinExでの取引機会が多くなってきたら、ある程度CETを保有しておくといいでしょう。
CoinExの先物取引手数料
CoinExの先物取引にかかる手数料は、以下の2種類が挙げられます。
- 取引手数料
- ファンディングレート
それぞれ解説していきます。
取引手数料

CoinExの先物取引にかかる手数料は、以下の通りです。
メイカー手数料 | 0.03% |
テイカー手数料 | 0.05% |
ただ、CoinExでは先程解説した通り、CETの保有量が多いほど手数料が安くなります。CET保有量毎における手数料は、以下の通りです。
VIPレベル | CET保有量 | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
---|---|---|---|
VIP 0 (通常) | 0 〜 1万CET未満 | 0.03% | 0.05% |
VIP 1 | 1万CET以上 | 0.028% | 0.048% |
VIP 2 | 5万CET以上 | 0.026% | 0.046% |
VIP 3 | 20万CET以上 | 0.024% | 0.044% |
VIP 4 | 50万CET以上 | 0,022% | 0.042% |
VIP 5 | 100万CET以上 | 0.02% | 0.04% |
ファンディングレート(資金調達率)

ファンディングレート(資金調達率)とは、ポジションを保有している間にかかる手数料のことです。
CoinExの場合、世界標準時間で0:00と8:00、16:00(日本時間だと9:00と17:00、01:00)にポジションを保有していると、手数料が発生する仕組みです。ファンディングレートは、以下のようにプラスかマイナスの%で表示され、ポジションによっては支払うだけでなく受け取ることもできます。

上記のファンディングレートがプラスの場合、「ロングポジション」を保有している人から、ショートポジションを保有している人に手数料が支払われます。逆にレートがマイナスの場合は「ショートポジション」を保有している人から、ロングポジションを保有している人に手数料が支払われます。
プラス | マイナス | |
---|---|---|
ロング(買い) | 支払う | 受け取る |
ショート(売り) | 受け取る | 支払う |
この仕組みがある理由は、先物取引価格と現物価格の乖離を防ぐためです。以下で具体的に解説します。
例)これは仮想通貨に限った話ではありませんが、相場は『買い』注文が増えると価格が上がり、『売り』の注文が増えると価格が下がります。現在のように仮想通貨が右肩上がりの相場では『買い』注文が『売り』注文を大幅に上回っているため価格が上がり続けています。そうなってしまうと、市場のバランスが崩れて現物の価格とFXでの価格に大きな差が出てしまい、市場が決して健康的とは言えない状態になっているのです。
この需要と供給のバランスを整えるために、買い注文(ロング)が多い時はロングを減らすために、ロングのポジションを持っている人から手数料を徴収し、逆に売り注文(ショート)を増やすためにショートのポジションを持っている人に利息を払うようにしてバランスをとろうとします。
その為、現物とは違い保有しているだけで手数料が発生してしまうことがあるので、取引を行う際はしっかりチェックしておきましょう。
CoinExで先物取引をする為の前準備
CoinExで先物取引をする為には、以下の4つの前準備が必要になります。
- 国内取引所の口座開設&仮想通貨の購入
- CoinExの口座開設
- 国内取引所からCoinExに送金
- 現物アカウントから先物取引に資金を移動
順番に解説していきます。
まずは、CoinExに入金する為に必要な「国内仮想通貨取引所」と「入金用の仮想通貨」を用意していきます。入金用の仮想通貨は、送金手数料が安いXRP(リップル)を活用するといいでしょう。
取引所については、コインチェックかGMOコインをオススメしています。いずれかの取引所で口座開設をし、XRPの購入まで進めて下さい。
次に、CoinExの口座開設です。メールアドレスさえ持っていれば無料で開設できるので、以下から進めてください。
口座開設の手順は以下記事で解説しているので、合わせてどうぞ。
続いて、国内取引所からCoinExにXRPを送金していきます。
まず、CoinExのアプリを開いて「Assets」→「Deposit」→「矢印マーク」の順に、タップしてください。

次に、検索欄にXRPと入力してタップします。すると、ウォレットアドレスと宛先タグが表示されるので、コピーしてコインチェックを開きましょう。

コインチェックを開いたら「ウォレット」→「XRP」→「送金」の順に進めます。

送金画面が表示されるので「追加/編集」→「新規追加」の順にタップ。すると、宛先登録画面が表示されるので、それぞれ以下の通りに入力してください。
- 通貨:Ripple
- 宛名:CoinEx
- アドレス:CoinExからコピーしたアドレス
- 宛先タグ:CoinExからコピーした宛先タグ
- サービス名:その他
- 具体的なサービス名:CoinEx
- 受取人種別:本人への送金
- SNS認証コード:認証コード

入力が終わったら「追加する」→「×マーク」の順にタップ。元の送金画面に戻るので、それぞれ以下の通りに入力を進めましょう。
- 送金先:先程追加したCoinExのアドレス
- 宛先タグ:追加したアドレスを選択すると自動入力されます
- 送金目的:暗号資産販売所・取引所サービスの利用
- 送金金額:送金したいXRPの量

それぞれの入力が終わったら「次へ」をタップしてください。すると、送金確認画面が表示されるので「2段階認証コード」を入力→「チェックボックス」にチェック→「申込みを確定する」の順に進めれば、送金手続き完了です。

XRPが着金したら、現物アカウントから先物アカウントに資金を移動していきます。ただ、先物アカウントに移動できるのは「USDT・BTC・ETH」の3種類のみなので、XRPを3種類の内のどれかに交換しましょう。今回はUSDTに交換します。
まず、CoinExのアプリを開いて「Exchange」→Swap欄の「矢印マーク」をタップ→交換元に「XRP」を選択の順に進めて下さい。

次に、To欄の「矢印マーク」をタップ→交換先に「USDT」を選択→交換するXRPの量を入力の順に進めます。

続いて「Swap」→「Confirm」の順にタップ。これでスワップが完了したので、次にUSDTを先物アカウントに移動させます。先物アカウントへの移動は、まず「Assets」をタップします。

Assetsページが開いたら「USDT」をタップ→「Transfer」→「矢印マーク」の順に進めて下さい。

次に「Futures Account」をタップ→Amount欄に「移動させるUSDTの金額」を入力→「Transfer」の順に進めれば、USDTの移動完了です。

CoinExの先物取引のやり方
では、実際に先物取引のやり方を見ていきましょう。「取引画面」と「取引のやり方」の2つに分けて解説していきます。
取引画面の概要・見方
まずは「取引画面の概要・見方」から。CoinExの先物取引画面は、以下のように表示されます。

上記画像に振った番号毎の機能は、以下の通りです。
- 取引種類の選択
- 取引銘柄の選択
- ロング・ショートの選択
- レバレッジの選択
- 注文形式の選択
- 取引金額の入力欄
- 現在保有中のポジション
- ローソク足チャート画面
- 資金調達率
「①・④・⑤・⑧」については、以下で詳細を解説します。
①取引種類の選択

CoinExの先物取引は「リニア取引」と「インバース取引」の2つが用意されています。それぞれの違いは、以下の通りです。
リニア取引 (Linear Contract)
リニア取引は「USDT」を証拠金として取引を行う方法。100種類以上の銘柄で取引可能。ただ、USDT以外には対応しておらず、USDCなどのステーブルコインは利用できないので覚えておきましょう。
インバース取引 (Inverse)
インバース取引は「BTC」か「ETH」を証拠金として取引する方法のこと。現状、リニア取引に比べて対応ペアは少ないです。
また、CoinExでは有効期限/決済期限がありませんので、つまりは「無期限リニア取引」「無期限インバース取引」ということになります。
④レバレッジの選択
④をタップすると「レバレッジ」と「レバレッジの管理方法」が選択できます。

クロスマージン (Cross)
クロスマージンとは、口座残高全てを使って取引する方法のことです。口座残高をすべて使うので、大きな利益を狙うことができる反面、その分損失も大きくなってしまいます。取引経験が少ない方は、まずは分離マージンから始めてみましょう。
分離マージン (Isolated)
分離マージンは、口座残高の一部を使って取引を行う方法のことです。例えば「口座残高が1,000円あり、その内の500円分だけで取引をしたい」というような場合は、分離マージンで取引を行います。
分離マージンを活用すれば、口座残高の500円にだけレバレッジをかけられるので、仮に損失を出してしまったとしても残りの500円は残ります。その為、クロスマージンに比べて、分離マージンはリスク管理がしやすいと言えるでしょう。
⑤注文形式の選択

- Limt:指し値注文
- Market:成行注文
- Stop-Limt:
ストップ・リミット注文とは「トリガー価格以上になったらロング」「トリガー価格以下になったらショート」という条件付きの指し値注文のこと。 - Stop-Market:
ストップ・マーケット注文とは、トリガー価格に到達すると成行注文が行われる注文方法のことです。
⑧ローソク足チャート画面

⑧をタップすると、ローソク足チャート画面が表示されます。チャート分析を行いたい時は、こちらから確認しましょう。
先物取引のやり方
CoinExの先物取引のやり方は、まず「Futures」をタップして「レバレッジ・レバレッジの管理方法」を選択→「Confirm」の順に進めてください。

次に「注文形式」を選択。形式選択が終わったら、取引する金額を入力します。

取引金額の入力ができたら「Buy/Long」(もしくはSell/Short)をタップ→「Confirm」の順に進めれば、ポジションを建てられます。ポジションを持つと「Current Position」に表示されるので、確認してみましょう。

ポジション終了のやり方
ポジションを終了させる場合は、まず「Current Position」から「Close Position」をタップ→「注文形式」を選択→「決済する数量」の順に進めます。

次に「Confirm」→「Confirm」の順に進めれば、ポジションの決済完了です。

CoinExの先物取引に関するよくある質問
違法にはなりません。2017年に設立されて以降、利用したことで罰則を受けた人はいませんし、CoinExは世界の中でもトップクラスのマイニング企業が運営しているので、安心・信頼できる取引所と言えます。
記事執筆時点では、既に改善されており、iPhone版のアプリもインストールできるようになっています。
CoinExのメリット・デメリットは、以下の通りです。
- 取引所の運営元が巨大マイニングプールViaBTC
- デザインが見やすく、スマホアプリが使いやすい
- 日本語対応、日本円でレートも見ることができる
- KYC無しで取引できる
- 独自トークンCETが貰える
- レバレッジ100倍
- レンディング関係が充実している
- エアドロップを積極的に実施している
- 取り扱い銘柄が豊富
- 手数料が安い
- BCH建てでトレードできる
- 日本円の入金ができない
- サーバーが不安定
「CoinExの安全性と評判は?」の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
まとめ
「CoinExの先物取引の特徴・やり方」について解説しました。レバレッジをかけた先物取引は、大きな利益を上げられる可能性がある分、損失が大きくなる可能性もあります。その為、十分にリスク管理をした上で取引を行うようにしてください。
また、CoinExの最新情報は公式Twitterでキャッチアップできるので、フォローして今後の動向を追っておきましょう。