クリーンスパーク、1億ドルのビットコイン担保融資を実行──マイニング事業拡大へ

shoko-koyama
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米国の大手ビットコインマイニング企業クリーンスパーク(ナスダック:CLSK)は25日、ツー・プライムとの間で新たに1億ドルのビットコイン担保クレジット契約を締結したと発表した。この資金調達により、同社の担保融資枠は総額4億ドルに拡大し、データセンター事業の成長加速に向けた希薄化を伴わない資本を確保した。

データセンター拡張とデジタル資産管理戦略を支援

調達資金は主にビットコインマイニング用ハッシュレートの展開、高性能コンピューティング(HPC)機能への投資、そして同社が進化させているデジタル資産管理戦略の資金調達に充当される予定だ。

クリーンスパークのマット・シュルツ最高経営責任者兼会長は「ツー・プライムとの1億ドルの希薄化を伴わない資金調達を成熟した資本構成に加えることができ、非常に興奮している」と述べた。

同社のゲイリー・A・ベッチャレリ最高財務責任者兼社長は、約13,000ビットコインの財務残高を効果的に活用していることを強調。「強固なキャッシュフローと付加価値を生む機会を前に、債務を迅速に返済できる体制にあり、4億ドルの総与信枠の大部分はまだ未使用の状態にある」と説明した。

ツー・プライム・レンディング・リミテッドは、機関ビットコイン保有者向けに担保付きクレジットソリューションを提供し、30億ドルを超える融資能力を持つ。同社は分離された安全な保管で保持される担保によって裏付けられた柔軟で非再抵当化ローンを提供している。

関連:米クリーンスパーク、再生可能エネルギー活用でビットコイン1万枚をマイニング

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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