- リップル(XRP):1時間足長期HMA・日足短期HMA付近で戻り売り優勢、2.2ドル下抜けで1.9ドル目安
- ビットコイン(BTC):102,300ドル付近まで戻り後に下落転換なら98,000ドルを試す展開
- イーサリアム(ETH):3,400ドル付近で戻り売り警戒、3,000ドル〜2,930ドルを目安に下落余地
- シバイヌ(SHIB):1時間足長期HMA付近から反落なら0.0000076ドルを試す可能性
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAもしくは日足短期HMA付近で押し目を形成後下落
- 2.2ドルを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 1.9ドル付近
- 損切り目安:
- 2.2ドル直上、もしくはエントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.23ドル付近を推移している。昨日から今日にかけて短期的な下落トレンドを形成しつつ2.2ドルのサポートラインを一時的に下抜けたが、その後は反発の値動きが見られている。
現状、日足実体が2.2ドル付近で下げ止まっており、下ヒゲの形状から一時的な下落否定の動きが確認できる。しかし、4時間足・日足ともに下落優勢のチャート配置であり、1時間足長期HMAまたは日足短期HMA付近で押し目を形成した後に再び下落へ転じる可能性が高い。再下落の動きとなり2.2ドルを明確に下抜けした場合、中期的には1.9ドル付近までの下落が想定される。
長期的には、1.9ドル付近でいったん下げ止まる展開が考えられるものの、過去に1.25ドルまで下落した経緯があるため、同水準までの下落リスクも残る。したがって、日足長期HMAを明確に上抜けるまでは売り優勢と判断し、安易なロングエントリーは避け、引き続き戻り売りを主体とした戦略を取ることが望ましい。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを上抜けしない状態で下落に転じる
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 98,000ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、101,900ドル付近を推移している。昨日から続く下落の流れは止まらず、本日に入り1時間足レベルで浅い押し目を形成しつつ、日足の直近安値である103,500ドル付近を下抜け、一時100,000ドルを割り込んだ。
現状、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドを大きく下抜けたことで短期的な反発の戻りが入りやすい局面である。しかし、安値を明確に切り下げており、4時間足・日足ともに下落トレンドが発生していると判断できる。今後は102,300ドルもしくは103,500ドル付近までの戻りを試す動きの後、1時間足で下降のダウ理論が再成立した場合、98,000ドル付近までの短期下落が視野に入る。
長期的には日足ボリンジャーバンドのロワーバンドに価格が到達しているため、一時的な調整上昇を挟む可能性がある。ただし、日足レベルでも下落トレンドが進行しているため、98,000ドルを明確に下抜けした場合は次の節目である93,500ドルを目安とした中期ショート戦略が有効と考えられる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを上抜けせずに、3,400ドル付近を起点に下落の値動きとなる
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,000ドルから2,930ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、3,320ドル付近を推移している。昨日からの下落を引き継ぎ、短期的な押し目を形成しながら日足で意識される3,400ドルを明確に下抜け、一時3,000ドル手前まで下落した。
現状、4時間足および日足ボリンジャーバンドのロワーバンドを突き抜けており、短期的には日足レベルでの調整の値動きに移行する可能性がある。ただし、3,400ドルのサポートを明確に下抜けしたことで売り圧力が強い状態にあり、今後1時間足長期HMAを上抜けできず3,400ドル付近を起点に下落へ転じる場合、3,000ドルから2,930ドル付近までの下落が視野に入る。
中長期的には、日足レベルでの調整上昇が入るとしても、日足短期HMA付近で再び下落に転じる浅い押し目の可能性が高い。そのため、当面は売り目線を維持し、短期的な戻りを確認してから再び下方向を狙う戦略が有効と考えられる。
シバイヌ(SHIB)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAを上抜けしない状態で1時間足長期HMAもしくは日足短期HMA付近から下落の値動きとなる
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000076ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
シバイヌ(SHIB)は現在、0.0000090ドル付近を推移している。昨日、4時間足長期HMAを明確に下抜けして以降、下落トレンドを継続しており、0.0000085ドル付近で一時的に下げ止まりの動きを見せた後、やや反発している状況だ。
ただし、4時間足および日足では明確な下降トレンドが成立しており、今回の反発は4時間足レベルでの押し目形成の過程であると考えられる。そのため今後、4時間足長期HMAを上抜けできない状態で、1時間足長期HMAまたは日足短期HMA付近から再び下落に転じ、1時間足レベルで下降トレンドが成立した場合、次の節目である0.0000076ドル付近までの下落が想定される。
長期的には、日足長期HMAも下落波を描いており、超長期的にも依然として売り優勢の状態が続いている。そのため、日足長期HMAを明確に上抜けるまでは売り目線を維持し、10月10日の暴落時安値である0.0000067ドル付近までの下落シナリオも想定に入れた戦略を取る必要があるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




