- リップル(XRP):日足短期HMA割れ+1時間足下降成立で1.9ドル目標
- ビットコイン(BTC):1時間足で109,300上抜けなら111,000接近を想定。失敗なら107,400試す展開
- イーサリアム(ETH):日足短期HMA割れかつ1時間足下降成立で3,670〜3,640を狙う
- ソラナ(SOL):1時間足下降再成立+日足短期HMA割れで175ドル狙う戦略
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを下抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 1.9ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.44ドル付近を推移している。短期的には上昇の値動きを見せているものの、上部には1時間足レベルで意識されやすいレジスタンスラインが位置し、さらに4時間足長期HMAも控えている。これらが上値を抑える形となり、上昇は限定的と判断できる。相場全体としては引き続き売り優勢の展開が続いている。
ショートエントリーの適切な条件は、日足短期HMAを下抜けし、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立したタイミングである。その際、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認してからの参入が望ましい。エクスパンションが発生した場合、下方向へのボラティリティ拡大が起こりやすく、下落加速のシグナルとなる。
下値の目標は1.9ドル付近で、日足の直近安値水準と重なることから意識されやすいラインである。ただし、4時間足ボリンジャーバンド下限到達や日足短期HMAからの乖離拡大を確認した局面では、いったん利確を検討したい。
一方、4時間足ボリンジャーバンドで反発が発生した場合は、中長期的に横ばい相場に移行する可能性もある。だが、日足中期HMAを上抜けしない限り、日足全体での下落基調は維持されるため、戻り売りの戦略を軸に据えるのが妥当だ。短期的には下落を狙いながら、日足レベルでの下落再開準備を注視したい。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで109,300ドルのレジスタンスラインを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足一目均衡表雲下端付近(111,000ドル付近)
- 損切り目安:
- 109,300ドルのレジスタンスライン直下
ビットコイン(BTC)は現在、109,000ドル付近を推移している。昨日は1時間足で短期HMAを上抜けたことで、短期的な下落リスクがいったん和らいだ展開となった。その後は107,400ドルでレジサポ転換が確認され、短期的な買い優勢が続いている状況である。
一方で、現在の1時間足では109,300ドルの戻り高値を試す動きが見られ、このラインを明確に上抜けできるかが焦点となる。上抜けが実現した場合、次の上値目標は4時間足一目均衡表雲下端付近の111,000ドルと考えられる。この水準は直近の抵抗帯であり、短期的な上昇波動が一巡する可能性があるため注意が必要だろう。
しかし、日足では中期HMAおよび長期HMAが依然として下向きを維持しており、全体としては下降トレンド内の調整波とみられる。仮に111,000ドルを上抜けたとしても、上値では戻り売りが発生しやすい地帯であることから、ロングエントリー時はリスク管理を徹底すべき局面だ。
今後、4時間足長期HMAまたは日足中期HMA付近で上値が抑えられ、再び日足短期HMAを下抜けした場合には下落トレンドが再開すると推測できる。その際は、次の下値目標として103,500ドルや98,000ドルが意識されると考えられる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,670ドルから3,640ドル
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値、もしくは日足短期HMA直上
イーサリアム(ETH)は現在、4,020ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMAで反発後に一時的な上昇を見せたが、4時間足一目均衡表雲下端付近で上値を抑えられた。短期的な買い戻しの動きは確認できたものの、全体的な流れは下落トレンドの中での戻り局面と判断できる。
現状では4時間足レベルで下落圧がやや鈍化している一方、1時間足ではレジサポ転換が進行している形状を示している。とはいえ、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを明確に上抜ける動きが確認できない限り、日足全体としては押し目形成段階にあるとみるのが妥当だ。したがって、売り目線を継続する場面である。
今後、日足短期HMAを下抜け、1時間足レベルで下降トレンドが成立した場合は、3,670ドルから3,640ドルまでの下落が視野に入る。さらに勢いが続けば3,400ドル近辺までの調整も考えられるため、ショートエントリーを狙う際はポジションサイズ管理が重要である。
一方で、直近高値を上抜けした場合や日足短期HMAの直上で反発が強まる場合は、一時的な戻り上昇に転じるリスクもある。特に4時間足長期HMAを上抜けする動きが出た場合は、下落再開シナリオの一時的な否定となるため注意したい。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 175ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上
ソラナ(SOL)は現在、192.5ドル前後を推移している。今日9時ごろから1時間足長期HMAで反発し短期的な上昇の値動きとなっているが、価格上部には4時間足一目均衡表雲および4時間足長期HMAが控えており、上値は限定的とみられる。このため、現状の上昇はあくまで戻りの範囲内であり、日足レベルでは下降トレンドの押し目形成過程にあると判断できる。
今後、1時間足レベルで下降トレンドを再び成立させ、日足短期HMAを明確に下抜けすれば、175ドル付近までのショートポジションを構築する戦略が有効となる。この水準は4時間足ボリンジャーバンド下限とも重なり、短期の利確目安として意識されやすい価格帯である。
中長期的には、上記の動きが成立した場合156ドルを目標とした下落シナリオが想定される。ただし、175ドル付近で4時間足ボリンジャーバンドによる反発が発生する可能性もあり、その場合は中長期的に横ばい相場へ移行する展開となるだろう。
しかし、日足中期HMAを上抜けしない限り、日足全体では下落基調が継続するため、現段階では戻り売り優勢とみる。そのため、短期のショート戦略を維持しつつ、中長期での下落再開局面を待つ段階にある。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7