- リップル(XRP):1時間足長期HMAを下抜けで下落再開、2.2ドルを目標
- ビットコイン(BTC):110,000ドル割れで下落加速、105,000ドルが下値目安
- イーサリアム(ETH):1時間足長期HMA割れで3,640ドルまでの下落想定
- スイ(SUI):1時間足長期HMA下抜けで2.28ドルを目標
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(2.2ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.48ドル付近を推移している。昨日は短期的な下落後、1時間足長期HMAで反発し、現在は日足短期HMA付近で方向感のない値動きとなっている。
だが、4時間足・日足のMACDはいずれもマイナス圏で推移しており、中長期的には依然として下落優勢の流れが続いている。このため、今後短期的な下落局面に入り、1時間足長期HMAを下抜けして1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近の2.2ドル付近までの下落が想定される。
一方、現在の水準から上昇に転じる、もしくは1時間足長期HMAで再度反発するような展開となった場合には、長期的な下降トレンド内での押し目形成に移行する可能性がある。押し目形成の目安としては、日足中期HMAまたは4時間足長期HMAが意識される水準だ。この付近から再び下落に転じた場合には、長期的な下降再開シナリオが有効となり、1.9ドル付近までの下落を視野に入れる戦略が有効だろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA及び110,000ドル付近のサポートラインを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(105,000ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、112,200ドル付近を推移している。昨日は1時間足長期HMAを下抜けして下落したが、110,000ドル付近で反発した後に再び同HMAを上抜けた。現状、この110,000ドル付近がサポートとして機能していると判断できる。
短期的には下落リスクがやや後退しているが、上部には日足短期HMAや日足一目均衡表雲の抵抗帯が控えており、中長期的な下落圧は依然として強い。今後、1時間足長期HMAおよび110,000ドルのサポートラインを下抜けし、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近の105,000ドルまで下落する可能性が高い。
長期的には下方向への圧力が続いているものの、日足レベルでは下落トレンドがまだ確定していない。そのため、105,000ドル付近に到達した後はいったん押し目形成の動きへ移行し、その後再び下落に転じた場合は102,400ドル付近を目標とする展開も想定しておきたい。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,640ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、4,080ドル付近を推移している。昨日は日足一目均衡表雲を下抜けして短期的な下落が加速したが、1時間足長期HMA付近で反発し、現在は日足一目均衡表雲下端に上値を抑えられる形となっている。
1時間足長期HMAが下限抵抗帯として機能していることから、短期的な下落リスクはやや低下している。しかし、価格上部には日足一目均衡表雲や複数の移動平均線が抵抗帯として重なっており、中長期的には依然として売り圧が優勢な状況だ。
上記分析から、今後、短期的な抵抗帯となっている1時間足長期HMAを下抜けし、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、3,640ドル付近までの下落が見込まれる。
一方、日足レベルでは明確な下降トレンドが確立していないため、下落後はいったん押し目形成の動きに移行する可能性もある。ただし、日足中期HMAを明確に上抜けできない限り、下落圧は継続していると判断できるため、現段階では短期的な戻り売りを軸に、日足レベルでの下落再開を待つ局面と考える。
スイ(SUI)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.28ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
スイ(SUI)は現在、2.82ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMAを起点に下落したものの、1時間足長期HMAで反発し、再び日足短期HMA直下まで価格を戻している。
この値動きから、短期的には日足短期HMAおよび1時間足長期HMAが抵抗帯として意識されていると判断できる。現状、4時間足レベルでは下落圧がやや弱まっているが、日足レベルでは依然として下落トレンドが継続しているため、全体としては短期的に下落優勢の局面にあると見られる。
したがって、今後再び下落基調となり、1時間足長期HMAを下抜けして1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、2.28ドル付近までの下落が想定される。
一方、1時間足長期HMAで再度反発、もしくは日足短期HMAを明確に上抜けした場合には、日足レベルでの下降の押し目形成に移行した可能性が高い。その際は、日足中期HMAまたは4時間足長期HMA付近を起点とした押し目形成が考えられ、押し目完了後に再び下落へ転じた場合は、1.72ドル付近までの中長期的な下落シナリオが有効だろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7