- リップル(XRP):2.73が重要ライン、下抜けすれば2.55ドル付近が目標
- ビットコイン(BTC):107,600〜107,400ドル下抜けで下落再開、105,500ドル目安
- イーサリアム(ETH):1時間足下降ダウ成立で下落継続、4,200ドル付近まで
- ソラナ(SOL):195.5ドル下抜けで185ドルを試す可能性
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 2.73ドルのサポートラインを明確に下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンド
- 損切り目安:
- 2.73ドル直上
リップル(XRP)は現在、2.75ドル付近を推移している。29日に日足短期HMAを下抜けして以降、下落基調が続き、日足一目均衡表雲も下抜けた。一旦下げ止まる動きを見せたものの、本日再び日足雲を割り込み、現在は2.73ドルのサポートラインを試す展開となっている。
この2.73ドルは日足で意識される安値水準であり、明確に下抜ければ短期的には日足ボリンジャーバンドロワーバンド付近の2.55ドルまで下落余地が広がる。ただし、4時間足ボリンジャーバンドで一時的な反発が入る可能性もあるため、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した後にエントリーするのが安全と考えられる。
長期的にはサポート割れが確認されれば売り圧が増大し、日足ボリンジャーバンドも拡大傾向にあることから、段階的に2.34ドル付近まで下値を探る展開が想定される。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 107,600ドルから107,400ドルのサポート帯を明確に下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(106,000ドル~105,500付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、107,600ドル付近を推移している。週末にかけて緩やかな上昇を見せたが、日足短期HMAを上抜けできず反落に転じた。その後は下落基調を強め、直近では107,600ドルから107,400ドルのサポート帯に挑戦する局面となっている。
このサポート帯は日足レベルで繰り返し反発が確認されてきた重要な水準であり、明確に下抜けすれば下降トレンド再開の根拠が強まる。特に下抜け後は短期的に4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近、すなわち106,000ドルから105,500ドルまでの下落が視野に入る。エントリーは同サポート帯を確実に割り込んだ後のショートが有効である。
一方で、現在価格は日足ボリンジャーバンド下限に位置しており、大きな突き抜けが発生した場合には反発リスクもある点に注意が必要だ。とはいえ日足ベースでも下落圧が強く、4時間足一目均衡表雲や4時間足長期HMAの下に位置する限り、押し目からの下落継続戦略が妥当と考えられる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲を明確に下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド(4,200ドル)付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、4,395ドル付近を推移している。30日に直近安値をわずかに更新した後に短期的な上昇を見せたが、上値は限定的で4時間足一目均衡表雲や日足短期HMAには届かず、再び下落へ転じた。
現状では安値を更新しており、日足および4時間足のMACDからも売り圧が意識されるため、1時間足で下降のダウ理論が成立した局面では下落継続が濃厚である。その場合、短期的には4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが控える4,200ドル付近までの下落を見込むことができる。エントリーは1時間足一目均衡表雲を明確に下抜けした後のショートが有効と考える。
一方で、日足ベースでは現在の下落は上昇トレンドにおける押し目の範疇と判断できるため、4,200ドル付近で下げ止まりが見られれば再び上昇に転じる可能性も高い。そのため短期では下落を狙う一方、中長期視点では押し目買いへの転換も意識すべき局面である。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足長期HMA、4時間足一目均衡表雲を下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド(185ドル)付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ソラナ(SOL)は現在、198ドル付近を推移している。29日に高値をわずかに更新したが、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドで反発し下落へ転じ、その後は日足中期HMA付近まで価格を戻している。
現状では4時間足MACDがマイナス圏を推移し、日足MACDもデッドクロスとなっている。また、1時間足中期HMAの下降波動が成立しており、短期的には下落圧力が強いと判断できる。そのため、今後日足長期HMAおよび4時間足一目均衡表雲を下抜け、さらに1時間足で下降のダウ理論が成立する局面では、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置する185ドル付近までの下落が想定される。
一方で、195.5ドルは日足長期HMAおよび4時間足一目均衡表雲下端に重なる水準であり、過去にも複数回反応している重要ラインである。この水準を明確に下抜けできなければ、下落は一服し再度上昇へ転じる可能性も残されている。したがって、195.5ドルを巡る攻防が今後の方向性を決定づける鍵になるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7