- ビットコイン(BTC):短期的に上昇転換の兆し、日足短期HMA上抜けで123,340ドルを目指す展開へ
- イーサリアム(ETH):3,860ドル上抜けが鍵、4時間足長期HMA反発で4,100ドルまで上昇余地
- リップル(XRP):急落で3.35ドル割れ、戻し弱く3.00ドルまでの短期下落継続に警戒
- ソラナ(SOL):185ドルラインで下げ止まり、日足短期HMA回復なら205ドルまで上昇再開も
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 223,340ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、119,100ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMAで反発を受けて下落となったが、直近では安値を切り上げる形で再び上昇に転じている。
この上昇が継続し、日足短期HMAおよび4時間足長期HMAを上抜けし、さらに1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立するようであれば、次の上値ターゲットとして123,340ドル付近までの上昇が視野に入ってくるだろう。
一方で、上昇が失速し日足短期HMAを明確に上抜けられなかった場合には注意が必要である。その場合、依然として日足レベルでは上昇目線を維持できるが、もし日足中期HMAを下抜けるような展開となれば、中期的には下落トレンドへの転換を警戒する必要があるだろう。現状は上昇再開の兆しが見えつつあるものの、上抜けの成否が今後の方向性を大きく左右する局面である。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足中期HMA付近で上昇に転じる
- 日足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足中期HMA付近で上昇に転じる
- 日足短期HMAを上抜け
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
イーサリアム(ETH)は現在、3,650ドル付近を推移している。数日前に日足短期HMAを下抜けて以降、短期的には下落の流れが続いている状況にある。
この下落は、テクニカル的には4時間足長期HMA(およそ3,500ドル付近)まで続く可能性が高く、その水準で反発の兆しが見られれば、短期的な上昇への転換が期待される。仮にそのまま上昇へ転じて、3,860ドル付近の水準で日足短期HMAを明確に上抜けることができれば、上昇トレンドの再開とみなされ、次のターゲットは4,000ドル〜4,100ドル付近になると予測される。
一方で、もし4時間足長期HMAを明確に下抜けた場合には、中期的な下落トレンドへと移行するリスクが高まる。この場合、相場の方向性に変化が生じるため、ロング戦略は見直し、下落目線への切り替えも検討する必要があるだろう。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3.0ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、3.197ドル付近を推移している。短期的に下落傾向が続いていた中、昨日夜に3.40〜3.35ドルのサポートラインを下抜ける急落が発生した。この急落により、相場はそのまま4時間足長期HMAも割り込む展開となっている。
現時点では4時間足長期HMAがレジスタンスラインとして機能していると思われる値動きとなっているため、1時間足短期HMAを明確に下抜ける動きが再び確認された場合、次の下値目処としては3.00ドル付近が意識されるだろう。
一方で、中期的には日足中期HMAが依然として下支えとして機能しており、大局としての上昇トレンドは維持されている。ただし、上部には複数の移動平均線が密集しており、3.40ドル付近を上限とした横ばい相場に移行する可能性も高い。短期の下落と中長期のレンジが交錯するタイミングであり、方向感を見極めるには慎重な対応が求められる。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAを下抜けしない状態で上昇に転換
- 日足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 205ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
ソラナ(SOL)は現在、186.0ドル付近を推移している。昨日、価格は日足ボリンジャーバンドアッパーバンドの内側へ戻った直後に急落し、現在は日足短期HMAを下抜けており、短期的には下落トレンドを形成している。
直近では、185ドル付近で下落が一旦止まっており、4時間足チャートでも反発の兆しが見られる。この水準は直近のサポートラインとして意識されており、今後、4時間足長期HMAを下抜けしないまま反発へ転じるようであれば、上昇目線を継続して問題ないと判断される。特に、日足短期HMAを再び明確に上抜けるようであれば、再度200〜205ドル付近までの上昇が視野に入るだろう。
一方で、反発に失敗し4時間足長期HMAを明確に下抜けるような展開となれば、中期的な下落トレンドへと転換する可能性が高まる。そのため、現在は反発局面の見極めが重要な局所的な転換点にあり、慎重なエントリー判断が求められる局面である。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7