米CFTC、コインベースの清算機関を承認──USDCで24時間決済へ

米CFTC、コインベースの清算機関を承認──USDCで24時間決済へ
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shoko-koyama
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Highlights
  • 米CFTCがコインベース・クリアリングを清算機関として登録、対象は全額担保型の先物・先物オプション・スワップ
  • コインベースは初のUSDCネイティブの清算機関と位置づけ、USDC担保と24時間365日の決済に対応
  • 取引所・仲介業者・清算機関がそろう一方、証拠金取引などは引き続き外部パートナーを使う

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは28日(米国時間)、自社の清算機関「Coinbase Clearing LLC(コインベース・クリアリング)」について、米商品先物取引委員会(CFTC)からデリバティブ清算機関(DCO)としての登録承認を得たと発表した。CFTCの登録情報でも、同日付で登録済みとなっている。同社は、コインベース・クリアリングをUSDCを前提に設計した初の清算機関としている。

清算できるのは全額担保型の取引

清算機関は、デリバティブ取引で売り手と買い手の間に入り、取引の決済やリスク管理を担う。CFTCの登録情報によると、コインベース・クリアリングが清算できるのは、全額担保型の先物、先物オプション、スワップに限られる。登録はCFTCの命令によるものだ。

同社は、ステーブルコインのUSDCを担保とし、24時間365日の決済に対応すると説明した。常時動く市場に向けて設計したという。

今回の登録によって、同社は全額担保型の契約を初めて自ら組成し、決済できるようになる。コインベースは、商品開発の迅速化や業務の効率化につながり、新たな規制下の商品を順次投入できる柔軟性が得られるとしている。

一方で、証拠金を使うデリバティブ事業や、近く始める予定の個別株の無期限先物(パーペチュアル)は、引き続き既存のパートナーの支援を受けるとした。

取引所・仲介・清算を自社でそろえる

コインベースは今回の登録で、CFTC規制下のデリバティブ基盤を一通りそろえたことになる。3つの事業体の役割は以下のとおりだ。

区分事業体
先物取次業者(FCM)Coinbase Financial Markets, Inc.
指定契約市場(DCM)Coinbase Derivatives, LLC
デリバティブ清算機関(DCO)Coinbase Clearing LLC

同社のモリー・エイブラハム法務責任者は、今回の承認で同社のデリバティブ基盤が端から端までそろったと述べた。USDCを担保とし、24時間365日決済できる規制下のデリバティブ商品を、さらに市場に投入できるようになるとしている。

なお、発表では、コインベース・クリアリングで最初に清算する商品や、清算を始める時期は示されていない。

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仮想通貨歴6年。ニュース記者歴4年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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