ビットコイン
BTCは日足レベルの下降トレンドラインに上値を抑えられて下落し、13日に3月27日以来の大陰線を確定した。SNS上では今後のビットコイン市場について、ポジティブ・ネガティブ双方の見解が交錯している。
複数のデータがショート優勢を示唆
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのctm_trader氏は13日、自身のXにて「ビットコイン市場は今後も弱気な展開が続く可能性が高い」との見解を示した。
テクニカルの観点では、いわゆるヘッドアンドショルダーのような弱気の形が形成されつつあり、現在の価格はレンジ上限付近で上値を抑えられている。この位置はリスクリワードの観点からもショートが優位になりやすいエリアである。
さらに、現在は価格の下側に多くの流動性が溜まっている一方で、上方向の流動性はすでにかなり回収されている。これは一般的に、市場が下方向へ動く展開を誘発しやすい構造だ。
直近の日足では、上昇の勢いが鈍化したことを示す弱気のサインが出現しており、RSIも買われすぎ水準に位置している。また、MACDも弱気方向への転換を示唆しており、モメンタム面でも下落の兆候が見え始めている。
加えて、価格は依然として大きな時間軸のEMAの下に位置しており、トレンドとしては依然として下向きだ。短期足においても、一度上昇トレンドラインを下抜けた後に直近安値を割り込んでおり、流れは下落へ傾いている。
直近の上昇はニュース主導による一時的な動きであり、自然な需給による上昇ではない。このような上昇は後から打ち消されることが多く、結果的に元の水準へ戻るケースが一般的だ。
「これらを総合すると、次の展開は上昇よりも下落へ向かう可能性が高い」とctm_trader氏は締めくくった。
市場のリセットによりリバウンドの可能性も
仮想通貨トレーダーのMax Trades氏は13日、自身のXにて「ビットコインは、ここからリバウンドする可能性がある」との見解を示した。
現在のビットコインは、直近の下落によって多くのロングポジションが強制的に解消された。同時に未決済建玉も大きく減少しており、市場に積み上がっていたレバレッジポジションが一掃された状態である。
相場に溜まっていた過剰なポジションがリセットされたことで、需給バランスは一旦リフレッシュされた。さらに、資金調達率もわずかにマイナスへ下振れた状態で、ロングとショートのバランスがほぼ均衡している状況となっており、一方向に偏っていた市場がニュートラルに近づいた。
結果的に、現在の市場は以前よりも健全な状態になっており、極端な偏りがない分、新たな動きが発生しやすい環境にある。ここで現物主導のしっかりとした買いが入れば、一時的な反発、いわゆるリリーフラリーが発生する可能性がある。
「ただし、実需の買いが伴わない場合は、勢いのないまま徐々に価格が下がっていく展開も考えられる」とMax Trades氏は締めくくった。
ビットコインは依然として方向感のはっきりしない展開が続いており、専門家の意見も分かれている状況だ。こういった局面では、大きく価格が動きだすまで大きなトレードは控えた方が賢明だ。
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