ビットコイン
BTCは引き続き底堅い値動きを見せ、10日は7万2,000ドル手前で陽線を確定した。しかし、SNS上では引き続き、ビットコインの下落に対する警戒を促す発言が続出している。
2か所の「CMEギャップ」を埋めに行く動きに注意
暗号資産(仮想通貨)アナリストのNoName氏は10日、自身のXにて「今後ビットコインは大きく下落する可能性がある」と指摘した。
現在のビットコインは、いわゆる「CMEギャップ埋め」が強く意識される局面にある。CMEギャップとは、証券取引所であるCMEが土日休場している間に発生した、金曜日と月曜日の価格の開きのことを指す。この価格差は、99%の確率で埋められる傾向があり、今回も下方に2つのギャップが存在していることが重要なポイントとなっている。
想定されているシナリオとしては、まず上方向へのフェイクブレイクが発生し、市場に強気の期待を持たせる。その後に反転し、最初のギャップを埋める形で下落が進み、さらに勢いが続けば2つ目のギャップまで到達する展開である。
「最終的な下落ターゲットとしては、5万2,000ドル〜6万5,000ドルが想定される」とNoName氏は締めくくった。
4月10日がトレンド転換の節目か?
仮想通貨トレーダーのKilla氏も10日、自身のXにて今後のビットコイン市場に対する悲観的な見立てを共有した。
現在のビットコインは、4月10日を節目として今後1〜2週間の間に市場の流れやトレンドが反転する可能性が指摘されている。
まず重要なポイントは7万3,000ドルの水準だ。このラインを明確に上抜けできない状態が続く場合、相場は再び弱気方向へ傾き、6万8,000ドル付近までの下落が視野に入る展開となる。
また、一度7万6,000ドル付近の高値を上抜けた場合でも、持続的なトレンドにはなりにくく、レンジ内へ押し戻される可能性が高い。つまり、どちらのケースであっても、短期的な上昇は最終的に拒絶される可能性が高く「過去のデータからすると、その後ほぼ確実に価格は巻き戻される」とKilla氏は締めくくった。
ビットコイン市場には全体的に強気ムードが広がりつつあるが、多くのアナリストは依然として慎重な見方を崩していない。今後も明確なトレンド転換のサインが確認されるまで、強気なトレードは避けた方が賢明と言えるだろう。
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