仮想通貨ETP、3ヶ月ぶりに運用資産総額が1,000億ドルを突破

JinaCoinの約束

JinaCoin(ジナコイン)は、株式会社jaybeが運営をおこなうWebメディアです。読者がより賢明な金銭的判断を下せるように努めています。私たちは編集の完全性を厳守していますが、この記事には企業からのPRが含まれている場合があります。ここでは、私たちのビジネスモデルについて説明します。

編集ポリシー

編集ガイドライン

JinaCoinの編集チームは、読者であるあなたに代わって記事を書いています。ここでは、私たちの編集ガイドラインと、私たちがどのようにお金を稼ぐかについての基本情報をご紹介します。

概要

編集部は、読者の信頼を大切にしています。私たちの目標は、読者が暗号資産(仮想通貨)や外国為替証拠金取引(FX)を最大限に活用し、人生のファイナンシャル・ジャーニーをナビゲートできるようにすることです。私たちは、読者に正確で偏りのない情報を提供する責任があり、それを実現するために編集基準を設けています。
私たちは、広告主と私たちの編集対象との間に明確な分離を維持しています。私たちの使命は、読者が経済的な面で最良の決断をするために、最高の情報を提供することです。

主要な原則

正確さ:私たちの編集チームは、コンテンツが私たちの高い基準を満たすように、記事を徹底的に見直し、事実確認を行います。当社は、正確な情報を提供する責任を真摯に受け止めており、編集部が作成した記事に誤りがあったり、誤解を招くような情報を掲載した場合は、訂正や説明を行います。JinaCoinの記事で不正確な情報を見つけた場合は、弊社お問い合わせフォームまでメールでご報告ください。

独立性:私たちは、編集内容が広告主の影響を受けないように、厳格なガイドラインに従っています。編集部は、広告主から直接報酬を受け取ることはありません。記事であれレビューであれ、信頼に足る確かな情報を得ることができると信じてください。

信頼性:編集部は、社内外の専門家に定期的にインタビューを行い、その引用をコンテンツに盛り込んでいます。さらに、社内外の情報源からデータなどを引用しています。すべての引用とデータは、信頼できる評判の高い情報源からのものです。また、外部の出版物からデータやその他の独自情報を引用する場合は、出典を特定し、またはリンクを張ります。

私たちのビジネスモデル

編集部は、広告主から直接報酬を受け取ることはありません。本サイトに掲載されている商品は、私たちに報酬を支払う企業からのものです。この報酬は、例えば、掲載カテゴリー内での掲載順など、本サイトにおける製品の掲載方法および掲載場所に影響を与える場合があります。しかし、この報酬は、当社が公開する情報や、お客様が当サイトで目にするレビューに影響を与えるものではありません。jinacoin.ne.jpは、すべての企業や利用可能なすべての商品を掲載しているわけではありません。私たちのビジネスモデルをについては、こちらで詳細をご覧いただけます。
広告掲載・提携について

Remodalサンプル

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト


目次

米金利の利下げ期待により、ビットコインへの資金流入が加速

資産運用会社「Coinshares(コインシェアーズ)」によると、先週(6月3~9日)は全世界の主要な上場取引型金融商品(ETP)は20億米ドル(約3,147億円)の純資金流入となった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が高まりを反映しているようで、全ETPの運用資産総額(AuM)の合計は今年3月以来初めて1,000億米ドル(約15兆円)を超えた。

欧州の仮想通貨運用会社コインシェアーズの週報によると、ブラックロックやフィデリティ、グレースケール、プロシェアース、21シェアーズなどの資産運用会社の仮想通貨投資商品(ETF含む)は、20億米ドル(約3,147億円)の純資金流入となった。

ETP全体の取引量は1週間で128億米ドル(約2兆円)に上り、前週から55%増加した。異例なことに、ほぼすべてのプロバイダーで流入が見られ、上場以来ほぼ毎日流出が続いていたグレースケールでさえ流入となった。

コインシェアーズのリサーチ部門責任者ジェームズ・バターフィル氏は、このセンチメントの好転は米国の予想よりも弱いマクロ経済指標への直接的な反応であり、金融​​政策の利下げ期待を前倒ししたものだと考察している。

国・地域別の資金フロー
出典:coinshares
プロバイダー別の資金フロー
出典:coinshares

地域別では、先週は米国が流入総額19.8億米ドル(約3,115億円)と大半を占め、週初日には過去3番目に多い1日あたりの流入額を記録した。下図に示す通り、かつてグレースケールは圧倒的シェアを誇っていたが、毎日の資金流出と他ETPの成長により、いまやブラックロックと拮抗するラインまで転落している。

関連:ビットコイン現物ETF、全体の資金流入が鈍化=BitMEX(上場から8営業日後の1月25日の記事)

1月25日時点のETFシェア(ビットコイン建て)
出典:bitcointreasuries
6月11日現在のビットコインETFのシェア(ビットコイン建て)
出典:bitcointreasuries
銘柄別のフロー
出典:coinshares

銘柄別では、引き続きビットコインが流入の大半を占めた。ビットコインをショートするETPからは3週連続で総額530万ドル(約8.3億円)の流出となり、投資家はショートポジションを徐々に解消しているようだ。

イーサリアムは3月以来最高の流入額6,900万ドル(約108億円)を記録したが、ジェームズ氏は米国証券取引委員会(SEC)が現物ETFを許可するという意外な決定を下したことへの反応と思われる。

関連:DeFiのTVL、15ヶ月ぶりに1,920億ドルに到達|ETHが牽引
関連:オーストラリア初、ビットコインを直接保有できるETFが上場

(2024年6月13日 タイトルを修正しました)

参考文献

最新情報を逃さないために、GoogleニュースでJinaCoinをフォローしよう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

目次