東証スタンダード市場に上場する株式会社ANAPホールディングス（3189）は25日、連結子会社の株式会社ANAPライトニングキャピタルが12月24日付でビットコインを追加購入したと発表した。
約2.5億円で18.38BTCを取得
今回の購入では、18.3803BTCを約2.5億円（249,999,651円）で取得した。これにより同社グループの総保有ビットコイン数は1,237.2305BTCとなり、国内上場企業では4位の規模となった。国内上場企業のビットコイン保有ランキングでは、1位メタプラネット（30,823BTC）、2位ネクソン（1,717BTC）、3位リミックスポイント（1,411BTC）に次ぐ規模だ。
同社は2025年4月16日に16.66BTCを約2億円で初回購入して以降、わずか約8カ月で1,200BTC超を積み上げた。12月だけでも3回の購入（12月3日:54.51BTC、12月16日:18.64BTC、12月24日:18.38BTC）を実施しており、積極的な買い増しを継続している。総投資金額は約184.5億円（18,451,564,958円）で、平均取得単価は1BTC当たり約1,491万円となっている。
12月24日時点でのbitFlyer取引所終値に基づく時価評価では、評価損益は約16.7億円の含み損（△1,674,737,866円）となった。このうち2025年8月期までに計上済みの損益は約12.2億円、当年度に帰属する評価損益は約28.9億円のマイナスとなっている。
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ANAPホールディングスは「ビットコインエコシステムカンパニー」として、ビットコイン事業におけるビットコイントレジャリー戦略を推進している。同社は「ビットコインが中長期で世界的かつ構造的に法定通貨（特に日本円）に対して強含むトレンドにある」とのスタンスを維持しており、保有BTC数量面において2026年8月末時点でグローバルトップ35位以内を目指す目標を掲げている。
国内上場企業全体では、約3.7万BTC（36,671.35BTC）を約5,016億円相当保有しており、全BTC供給量（19,966,296BTC）の約0.18%を占める。同社は今後も段階的にビットコイン購入を継続していく方針だ。購入後のビットコインの運用・管理は、連結子会社のANAPライトニングキャピタルが担当する。財務諸表作成にあたっては、ビットコインの保有残高を四半期ごとに時価評価し、その評価損益を損益計算書に計上する。
