XやFacebookをおさえ、トランプ氏の主要な発信手段
米国のSNSプラットフォーム「Truth Social(トゥルース・ソーシャル)」が、今後72時間以内にミームコインをローンチする可能性があることが明らかになった。これは、CNBCアフリカの人気テレビ番組「Crypto Trader」の司会者であるラン・ノイナー氏が12日に明らかにしたものだ。
ノイナー氏によると、トゥルース・ソーシャルが準備しているミームコインは、現在開発の最終段階にあるとみられており、遅くとも今後72時間以内に公開される予定であるという。本報道に関して、トゥルース・ソーシャル側からの正式な発表は現時点で確認されていない。
トゥルース・ソーシャルは、ドナルド・トランプ大統領が創設に関与していることで知られ、主に保守層を中心としたユーザーが利用するSNSプラットフォームだ。トランプ氏はX(旧Twitter)やフェイスブックよりもトゥルース・ソーシャルを多く利用しており、現在では同氏の主要な発信手段となっている。
ノイナー氏はまた、今回のプロジェクトチームについて言及し、「以前にトランプコインを立ち上げたチームと似ているようだ」と述べた。トランプコインは、トランプ大統領の支持者を意識して立ち上げられた暗号資産(仮想通貨)で、政治的なイメージを強く反映していた点が特徴であり、その発行や価格変動はSNS上でもたびたび話題となっている。
ローンチ予定のミームコインの名称や、ブロックチェーン基盤、トークンエコノミーの詳細などについては、現時点では明かされていない。また、当該トークンがトゥルース・ソーシャルの公式な取り組みであるかどうかも、情報が錯綜しており、今後の続報が待たれる。
今回のようなミームコインプロジェクトは、話題性が先行しやすく、実態の把握が困難な場合も多い。投資家は冷静に情報を見極める姿勢が求められる。
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