【Web3×脱炭素】e-dash株式会社、NFT活用「東京都カーボンクレジットマーケット」を開設

JinaCoin編集部
13 Min Read

近年、脱炭素社会の実現に向けて、全国の自治体や企業によるCO₂削減の取り組みが加速しています。こうした中、東京都は2025年3月25日、オンライン取引基盤「東京都カーボンクレジットマーケット」を正式に開設しました。

開発・運営を担うのは、三井物産出資のスタートアップ企業「e-dash株式会社」。CO₂排出量の可視化・削減支援で実績を持つ同社が、ブロックチェーンやNFT技術を活用し、取引の透明性と信頼性を確保した仕組みを構築しています。

e-dash株式会社とは

e-dash株式会社ロゴ
出典:PR TIMES

e-dash株式会社は、2022年に設立された脱炭素ソリューション特化のスタートアップで、CO₂排出量の可視化・削減支援サービス「e-dash」や、国内初のカーボン・クレジットマーケットプレイス「e-dash Carbon Offset」を運営しています。三井物産やみずほ系ファンドが出資し、脱炭素化を支えるデジタル基盤の構築に取り組んでいます。

「東京都カーボンクレジットマーケット」とは

東京都が実施する『カーボンクレジットマーケット』とは
出典:東京都カーボンクレジットマーケット

「東京都カーボンクレジットマーケット」は、CO₂排出量を削減したい企業(バイヤー)と、カーボン・クレジットを供給するサプライヤーをブロックチェーン技術で結ぶオンライン取引基盤です。

開発・運営はe-dash株式会社が担当し、2025年3月25日に正式オープン。企業は専門知識がなくても、必要な量のクレジットを簡単に購入・活用できるよう設計されています。

「東京都カーボンクレジットマーケット」の具体的な仕組みと特長

『東京都カーボンクレジットマーケット』の具体的な仕組み
出典:e-dash公式サイト

東京都カーボンクレジットマーケットは、企業が手軽にカーボン・クレジットを購入・活用できるよう設計されています。ブロックチェーンやNFTなどWeb3技術を活用し、信頼性と利便性を両立した仕組みが特徴です。

  • ブロックチェーン × NFTで信頼性を担保
    クレジット購入後、その取引情報はNFT化され、改ざん不可能な形でブロックチェーンに記録。
  • J-クレジット・ボランタリークレジットに対応
    日本政府認証(J-クレジット)や、CCP準拠・格付け済の民間クレジットを取り扱い。
  • 中小企業も参加しやすい設計
    専用口座の開設は不要。シンプルな操作で購入・相殺・再出品まで可能。
  • CO₂排出量のオフセットにも対応
    購入したNFTクレジットを使って、自社排出量の相殺(カーボン・オフセット)が可能。

この仕組みにより、CO₂削減が難しい領域でも、補完的に環境貢献を進められるようになります。

今後の展開と期待

e-dash株式会社は、自社運営の「e-dash Carbon Offset」での実績を背景に、本マーケットの開発に携わりました。今後は、カーボン・クレジットの価格透明化や普及促進を図り、企業の脱炭素化を加速させる方針です。

また、Web3技術を公的取引インフラに導入した点も注目されており、他自治体での横展開や制度づくりのモデルケースとなる可能性があります。

おわりに

「東京都カーボンクレジットマーケット」は、Web3技術と環境政策を融合した画期的な取引基盤です。e-dash株式会社の技術によって、企業がより簡単・安全にカーボン・オフセットに取り組めるようになり、脱炭素化の社会的加速に寄与することが期待されます。

参考リンク

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