SBIとスターテイル、オンチェーン金融特化L1「ストリウム」発表

水澤 誉往
11 Min Read
Highlights
  • SBIホールディングスとスターテイル・グループが5日、金融資産取引特化型レイヤー1ブロックチェーン「ストリウム・ネットワーク」を共同発表
  • トークン化株式やRWA(現実資産)を24時間365日取引可能、推計1,890兆ドル市場を狙う
  • 概念実証フェーズに移行済み、SBIの7,800万人超の顧客基盤と金融ノウハウを活用

SBIホールディングスとスターテイル・グループ(Startale Group)は5日、オンチェーン金融資産取引に特化したレイヤー1ブロックチェーン「ストリウム・ネットワーク(Strium Network)」を共同発表した。2025年8月の戦略的パートナーシップに基づく最初の主要マイルストーンとなる。

トークン化金融資産1,890兆ドル市場を狙う

ストリウムは、暗号資産だけでなく、トークン化株式、RWA(リアルワールドアセット、現実資産)連動型金融商品を対象とする。

24時間365日稼働するスポットおよびデリバティブ市場を提供し、株式、証券、コモディティ、指数など全金融資産のオンチェーン取引を実現する狙いだ。両社は推計1,890兆ドル(約29京5,470兆円)規模のトークン化金融資産市場の推進を目指している。

ストリウムは従来の銀行営業時間に縛られない。迅速な価格発見、継続的な取引機会、スケーラブルな流動性という3つの価値を提供する。24時間365日の稼働によるタイムラグのない価格形成、グローバルでシームレスなアクセス、発行構造に依存しない自由度の高い流動性供給が特徴だ。

SBIホールディングスが有する7,800万人超の顧客基盤と、証券・銀行・金融サービス分野の豊富な知見を活かし、機関投資家の需要とプロフェッショナルな取引活動をオンチェーン上で結びつける役割を果たす。

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PoC段階に移行、テストネット公開予定

ストリウムのブランド公開に合わせ、概念実証(PoC)が社内向けに提示可能な段階に到達した。PoCでは、独自のチェーンアーキテクチャの検証に加え、決済効率の最適化、既存金融インフラや他ブロックチェーンとの相互運用性について実効性の高い検証が行われている。

主要な検証項目は決済の即時性、高負荷環境下における耐障害性だ。

両社は性急な商用化よりも、機関投資家の利用に耐えうる「堅牢な金融インフラ」の構築を最優先事項と位置付けた。今後公開予定の「ストリウム・テストネット」では、トークン化証券およびRWA市場を支える次世代レイヤー1ブロックチェーンを初期参加者が直接体験できる環境を提供する。

並行して、SBIホールディングスはスケーラブルかつ規制対応型のオンチェーン金融インフラの開発を加速させるため、戦略的投資を実施する。

ストリウムは「あらゆる価値が自由に流通する世界を創る」というミッションのもと、アジアにおけるオンチェーン証券市場の中核となる取引所レイヤーを目指す。日本に留まらず、グローバルな金融システムとの相互運用性を維持しながら、トークン化証券およびRWA連動型金融商品のグローバル展開を支える基盤を提供する。

両社はストリウムの進捗に応じて、今後数カ月以内にさらなる発表を行う予定だ。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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