Rango Exchange(ランゴ)とは?使い方や注意点を図解で解説

JinaCoin編集部
40 Min Read
この記事をざっくり言うと・・・
  • RangoExchange(ランゴエクスチェンジ)の特徴や基本情報
  • RangoExchangeの使い方を図解で解説
  • RangoExchangeが発行するRangoトークンの概要

仮想通貨取引をしているとBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)の主要コイン以外の取引をしたりすることがあると思います。特にそれらをDeFi(分散型金融)によって運用する方は多いのではないでしょうか?それに伴って主要コインから異なるチェーン毎の銘柄にスワップやブリッジといった機能で資金移動をすると思います。

従来はMetaMask(メタマスク)などに入っている資金をBinance(バイナンス)などのCEX(中央集権型取引所)に一旦送金して異なるチェーンで再度送金していたと思います。しかし、これではスワップやブリッジ作業が発生する度に異なるプラットフォームを使用するということで取引所内が混雑していたり複数のステップをしていると時間がかかるなどの手間がありました。

現在はこのような手間の解決策としてDEX(分散型取引所)内でクロスチェーンなどのブリッジ機能を搭載したプロジェクトも登場してきています。これにより、異なるブロックチェーン間の資金の移動はかなり改善されました。そして、数多く存在するチェーンのブリッジ機能をひとつにまとめたのが今回紹介するDEXである「RangoExchange(ランゴエクスチェンジ)」です。

今回は「RangoExchange」とはどのようなものなのか、注意点などを含めた使い方を全く知らない方にも分かりやすいように解説していきます。

RangoExchange公式サイト

RangoExchange(ランゴエクスチェンジ)とは?

RangoExchange(ランゴエクスチェンジ)とは?

RangoExchange」とは異なるチェーン間でのブリッジとスワップが1つのプラットフォームで完結することが出来るクロスチェーンアグリゲーターです。

クロスチェーンとは異なるブロックチェーン同士を跨ぐ=ブリッジという意味です。アグリゲーターとは複数の物を収集したり、まとめたりするという意味です。

つまり「クロスチェーンアグリゲーター=複数のブリッジ作業をひとまとめにした」と考えると覚えやすいと思います。

現在ブリッジ機能で有名なAnySwap(エニースワップ)に加えて、多くの銘柄がスワップすることが出来るUniSwap(ユニスワップ)やPancakeSwap(パンケーキスワップ)などの主要DEXとも提携しており、複数の手間を無くしてRango Exchangeという1つのサイトだけ作業ができるようになりました

1つ例題を載せると、MetaMaskなどの個人ウォレット(EthereumMainNetwork)にUSDTを持っていて、これをBNB(SmartChain)に交換したいと思った場合、従来だとMetaMaskからBinanceなどの取引所に送金してUSDTからBNBに交換していたと思います。

また主要DEXのUniSwapはETH系の資産のみ、PancakeSwapはBNB系の資産のみ交換が出来るため1つのチェーンでの資産の交換しかできません。

これにより、複数のステップが必ず発生します。これをRangoExchangeで行うとMetaMask内にあるUSDT (EthereumMainNetwork)を1つのステップでBNB(SmartChain)に交換することができるようになります。その他にも多数の銘柄をブリッジとスワップが出来るため複数のチェーンでのDeFiを運用する方にとってはこれまでにないくらい使いやすいと思います。

現在、EthereumやBSC(バイナンススマートチェーン)やPolygon(ポリゴン)やSolana(ソラナ)といった27以上のブロックチェーンとAnySwapやUniSwapなどの20以上のブリッジやDEX及びMetaMaskやKeplrなどの9つのマルチチェーンウォレット(個人ウォレット)と提携しています。これだけ数多くの種類で取引できるのは本当に凄いことですよね。

そしてロードマップでは今後もいろんなチェーン、DEX、ブリッジと提携していく予定となっておりますのでさらに沢山のユーザーが利用すると思います。

また特徴としては多くのルートをアグリゲーターにより自動で集約し最適な価格を算出します。さらに市場で主要なプラットフォームを統合して高い流動性とユーザーエクスペリエンスを提供し、異なるインターフェイスで複数のステップを行う必要を無くすことです。簡単に例えるなら車のナビのようなもので目的地までの各ルートを算出してそれぞれの所要時間や必要経費を割り出してくれるイメージです。

そして最終的な目標としては「ブロックチェーンとブリッジやDEXたちの頼りになるプラットフォームになり、暗号通貨全体の橋渡しになること」だそうです。今後も期待度は高く、楽しみですね。

RangoExchangeの使い方

それではRangoExchangeの素晴らしさがわかったところで次に簡単は操作手順を紹介します。事前にMetaMaskやKeplrなどのマルチチェーンウォレットが必要なため用意しておきましょう。

基本的にはMetaMaskがメインで良いと思いますがCosmos(コスモス)チェーンやTerra(テラ)チェーンなど対応していないネットワークもあるためこちらの場合は別途ウォレットが必要です。

また交換したい仮想通貨と一緒にそのチェーンのガス代(手数料)も必要です。ガス代が無ければ取引が途中で止まり作業が進みませんので、必ずウォレット内にガス代を入れておきましょう

RangoExchangeの使い方

それでは実際の画面を見ながら具体的な操作手順を確認していきます。サイトはまだβ版のため、初めての方は少額での作業をおすすめします。今回は例としてAVAX(AvalancheC-Chain)からBNB(SmartChain)へ交換します。

「Connect Wallet」をクリック

まずは以下リンクよりRangoExchangeトップページへ移動しましょう。

RangoExchange公式サイト

そして画面右上の赤枠で囲った「Connect Wallet」をクリックしてマルチチェーンウォレットを接続します。

Connect Wallet
ウォレットを選択

各種ウォレットが表示されるので交換したいチェーンに該当するウォレットを選択します。今回はAVAX(AvalancheC-Chain)からBNB(SmartChain)への交換ですのでMetaMaskのみの接続です。

赤枠のように緑文字で「Connected」と表示されていれば接続出来ています。

各種ウォレット表示
交換したい銘柄を選択

次に画面中央にある赤丸の「BNB」と「Luna」をクリックして交換したい銘柄を選択します。

BNBが交換元となるトークン、Lunaが交換先となるトークンです。

交換銘柄選択画面
「Search」で入力すると検索できる

画面上部にある「Search」で入力すると検索が出来て、1段下の各チェーンをクリックするとそのチェーン毎に絞り込むことも出来ます。

銘柄絞り込み画面
交換したい数量を入力

次に画面中央にある赤枠①のところに交換したい数量を入力します。

すると赤枠②に自動で最適なスワップのルートと赤枠③「Total Fee」(手数料)及び「Estimated Arrival Time」(所要時間)を表示してくれます。

交換数量入力画面
「Swap」をクリックしてて交換作業を始める

上記のルート・手数料・時間を確認したら画面中央下にある「Swap」をクリックして交換作業を始めていきます。

交換作業画面
「Confirm swap!」をクリック

自分の送金元と送金先となるウォレットが表示されるので再度確認したら下の赤枠の「Confirm swap!」をクリックしたら交換作業が開始されます。

Confirm swap!
作業進捗が表示される

作業が開始されると画面右上に赤枠のように作業進捗が表示されます。

作業進捗画面
MetaMaskで内容を確認する

少し時間が経つとポップアップでMetaMaskが立ち上がります。

下にスクロールしていき、問題なければ右下の赤枠の「確認」をクリックします。1スワップ毎にウォレットが立ち上がりますので上記作業を繰り返し行います。

ポップアップ:メタマスク画面
「View Details」をクリックで進捗確認

また作業進捗下部の赤枠の「View Details」をクリックすると作業進捗の詳細状況も確認出来ます。

作業進捗・詳細情報画面
確認画面の内容

確認出来る項目としてはスワップ毎のトランザクション、どこまでスワップが完了しているか、作業開始からの経過時間、リクエストIDと交換履歴が確認できます。

確認画面
作業完了で「Success」と表示される

作業が完了すると画面中央の赤枠のように一番右のDEXマークのところに緑のチェックが入り、Status(状態)が「Success」と表示されます。

作業完了を確認したら送金できているか自分のウォレット内も確認しましょう。

作業完了画面

Rangoトークンについて

Rangoトークンについて
シンボルRANGO
ネットワークTerra
トークンアドレスterra1jsaghv4tsltlk4ka6u3pg0msccdz0xsz0vkhcg
総供給量100,000,000RANGO

RangoトークンはRangoExchangeが独自で発行するトークンで、スワップの際に発生する手数料の支払いや優遇などに利用されるそうです。ただこのトークンはまだ取引所に上場しておらず、買うことは出来ません。しかし現在はエアドロップ企画を行っており、給付によるトークンの取得は可能です。

1つ目は「アフィリエイトトレーディングコンペティション」です。その名の通り、広告収入です。紹介したユーザーの取引量によって順位が決まり、上位1000人のアフィリエイターにエアドロップ用トークンの10%が配布されます。期間としては2022年1月18日~7月18日です。

2つ目は「レトロアクティブエアドロップ」です。こちらはRangoExchangeを利用しているユーザー全員が対象です。ユーザーの取引の大きさと頻度によってエアドロップ用トークンの15%が配布されます。期間としては2022年3月20日~10月31日です。

3つ目は「$Runa・$Atom・$Junoステーカー」です。上記3種類の銘柄のステーカーが対象です。ただし、RangoExchangeで200ドル以上の取引をしたステーカーに限定されるそうです。スナップショットなど詳細は後日発表とのことです。また、RangoトークンのIDOが2022年第1四半期に予定されていましたが公式記事の情報で延期の旨が発表されています。

上記は終了しました。

詳細は不明ですが「以前のビジョンとロードマップでトークンを販売してから、それを新しいものに変更することを好まないため」だそうです。もう少し先になってしまいましたが正式発表まで待ちましょう。

まとめ

今回はRangoExchangeの注意点などを含めた使い方やRangoトークンについて紹介しました。RangoExchangeは異なるチェーン間でのブリッジとスワップが1つのプラットフォームで完結することが出来るクロスチェーンアグリゲーターで、現在27以上のブロックチェーンと20以上のブリッジやDEX及び9つのマルチチェーンウォレットと提携したプロダクトです。

前述した通り、これまでの複数のステップがワンステップで完結することが出来るためやったことがない方でも簡単に作業できると思います。また、RangoExchangeが独自で発行するRangoトークンは手数料の支払いなどに利用することが出来、更なるアップデートなどで利用するユーザーが増えることで個人的に今後の価値上昇も期待しています。

今後、ハブとして期待されているRangoExchangeをぜひ一度使ってみて下さい!

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JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する仮想通貨情報専門メディアです。 正確性・信頼性・独立性を担保するため編集ガイドラインに沿って、コンテンツ制作を行なっています。 一般社団法人 ブロックチェーン推進協会所属
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