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Pancake Protectorsとは【基本情報・特徴を解説】
Pancake Protectorsの基本情報
Pancake Protectorsとは、基地の防衛や敵の殲滅を楽しめるタワーディフェンスゲームです。
ステージ攻略を目指すソロモードのほか、他のプレイヤーと競い合うPvPなどの豊富なモードが搭載されています。PvPモードではランキングが導入されており、上位入賞によって仮想通貨やゲーム内アイテムを獲得可能です。
また、ゲームプレイに必要になるヒーローはガチャで入手できるほか、ゲーム内で獲得できる召喚券から無料で入手できます。仮想通貨・NFTの購入が必須ではないため、BCG初心者でも参入しやすいゲームといえるでしょう。
そんなPancake Protectorsの特徴は、以下のとおりです。
PancakeSwapが展開するタワーディフェンスゲーム
Pancake Protectorsは、大手DEXである「PancakeSwap」がリリースしたタワーディフェンスゲームです。
PancakeSwapとは?
さまざまなブロックチェーンに対応している大手分散型取引所(DEX)。2020年9月にBNBチェーン上でリリース。現在は月間ユーザー数150万人、1700万ドルもの取引高を誇る人気サービスです。
PancakeSwapはウォレット接続だけで、簡単に仮想通貨取引を進められるのが特徴です。中央集権型の取引所にはないマイナー通貨を数多く取り扱っており、取引にかかるコストが安い点も人気を集めています。
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そんなPancakeSwapが新たに展開したサービスが、「Pancake Protectors」です。司令官となってヒーローを召喚し、敵の攻撃から拠点を守るというゲーム性が特徴。基地のライフがなくなる前に敵を殲滅できればゲームクリアです。
また、ゲームモードは順次ステージ攻略を目指すソロモードのほか、1vs1の真剣勝負を楽しめるマルチプレイも用意。ゲーム内ではNFTのヒーローが登場しますが、あらかじめNFTを準備しなくても無料でゲームプレイを進められます。
ゲーム内で仮想通貨CAKEを採用している
ゲームでは仮想通貨CAKEが採用されており、さまざまな機能へのアクセスに利用できます。
仮想通貨CAKEとは?
PancakeSwapが発行している独自トークン。プラットフォーム上の意思決定に参加できるトークンであり、最大発行枚数は7億5000枚です。PancakeSwapで取引できるほか、BinanceやKucoinなどの大手取引所でも購入できます。
ゲーム内でCAKEを消費することで、キャラクター(NFT)の入手やレベルアップの加速が可能です。さらにCAKEをゲーム上に預けておけば(ステーキング)、ゲーム内通貨やヒーロー経験値などの追加資源を獲得できるメリットもあります。
また、CAKEはユーザーに対しての報酬としても設定されていますよ。
「Mobox」を基盤として開発されている
Pancake Protectorsは「Mobox」を基盤として開発されたゲームである点も特徴です。
Moboxとは?
NFTとDeFiが組み合わさった、「GameFi」と呼ばれるプラットフォーム。仮想通貨やNFTを預けて報酬を得たり、仮想通貨取引でバトルできる豊富なゲームモードを搭載。ゲームプレイによって独自トークン「MOBOX」を獲得できます。
Pancake ProtectorsはMoboxが展開している「MOland Defense」を一部改良したゲームとなっています。ゲーム性やビジュアルはほとんど変化がなく、取り扱われている通貨がCAKEであるか・ないかの違いくらいです。
しかし、Moboxは32万人以上のプレイヤー数を誇る人気プラットフォームです。そんなプラットフォームとの提携によりリリースされたPancake Protectorsのゲームの作りやクオリティはかなり高いものとなっています。
Pancake Protectorsの多彩なゲームモード
Pancake Protectorsでは、ソロ・マルチで複数のゲームモードを搭載しています。
Pancake Protectorsの多彩なゲームモード
Chapter
各ステージをクリアしながら、豪華報酬を目指していくソロモードです。ウェーブごとにさまざまな敵が基地に向かって襲いかかります。プレイヤーはステージ上にヒーローを配置し、それぞれの必殺技を使って敵を殲滅していきます。
また、各ステージをクリアするとゲーム内通貨やキャラクター・プレイヤー経験値を獲得可能です。ステージの最後には強力な敵が待ち受けていますが、その分クリア時の報酬も豪華になります。
Chapterのホーム画面では、時間経過で報酬を受け取れるミニゲームも用意!
キャラクターが自動で敵を倒していくので、特に操作の必要はありません。
Arena
リーダーボードの上位を競い合うPvPモードです。プレイヤーは画面の上下に分かれ、それぞれが迫り来る敵から自身の基地を守り抜きます。最後まで基地を守りきったプレイヤーが勝利し、報酬としてスターを獲得できます。
またArenaでは、スターの獲得数でプレイヤーがランキング化されるのも特徴。スターの獲得数に応じてゲーム内通貨といったアイテムの獲得も可能であり、上位入賞すれば限定NFTや高額なCAKEも支給されます。
Arenaの参加には、スタミナの消費が必要です!
1回のバトルにつき、スタミナを1消費しますよ。
Expedition Road
各ステージを攻略して、スターを獲得していくソロモードです。バトルはChapterと同様、自身の基地を守りながら敵を殲滅していく流れとなります。
ステージをクリアすると最大3つのスターが与えられ、獲得スターに応じた報酬が付与されます。スター獲得数は基地のダメージに応じて変化する仕組みになるので、いかに基地のライフを温存できるかが重要になるでしょう。
ゲーム報酬では、Expedition Road専用のコインがもらえます!
専用コインはショップで武器や装備と交換できますよ。
Peak Arena
リアルタイムのバトルを楽しめるPvPモードです。Peak Arenaでは敵を倒すことで「エネルギー」を獲得できるのが特徴。エネルギーを消費することでヒーローを追加配置でき、相手よりも有利にバトルを進められます。
また、バトル勝利でアリーナランクが上昇し、より格上の相手との戦略的なバトルを楽しめるようになります。ランクが上昇するたびに敵も強力になるため、ソロモードを活用してヒーローの育成を進めておきましょう。
PeakArenaでも、バトル勝利で専用コインを獲得できます!
ショップを通じて限定アイテムと交換できますよ!
Epic Battles
マスを移動して敵を殲滅していくソロモードです。用意されたステージを探索しながら敵とバトルし、豪華アイテムBOXの獲得を目指していきます。アイテムBOXは複数個用意されていますが、獲得できるのはそれぞれ一度きりです。
基地のライフがゼロになると、探索の継続ができなくなります。「リセット」を行うことでライフを回復できますが、ステージの最初からやり直しになるので、少し難易度が高いモードである点に注意してください。
敵がかなり強いので、Chapterを通してレベル上げしておきましょう!
Pancake Protectorsのゲームルール・仕組み
Pancake Protectorsのゲームルール・仕組みについてチェックしていきましょう。
CAKEヒーローと各種NFT
ゲーム内でのメインとなるのが、ゲームプレイで必要なキャラクターNFTである「CAKEヒーロー」です。無料ヒーローと比べて属性値が優れており、より多くのヒーローポイントを獲得できます。
無料ヒーロの場合、毎日3回のガチャやリクルートカードから入手できますが、CAKEヒーローはゲーム内マーケットプレイスからの購入が必要です。保有するCAKEヒーローは、マーケットプレイスでの売却にも対応しています。
バニーNFT・スクワッドNFT
「バニーNFT・スクワッドNFT」はCAKEヒーローの装備アイテムとなっており、CAKEヒーローのスキルを向上できる機能を持っています。各種NFTをうまく活用することで、PvPバトルをより優位に進められるでしょう。
タスク完了による豪華報酬の獲得
Pancake Protectorsでは、ゲーム内のタスク完了で豪華報酬を獲得できる仕組みが用意されています。
レベルファウンド
プレイヤーのレベルアップに応じて、段階的にゴールド(ゲーム内通貨)を獲得できる機能です。レベルアップが手間な場合は、9CAKEを消費することですべてのタスクを一気に完了できます。
ロジスティックパス
ゲーム内のタスク完了で段階的に報酬獲得ができる「バトルパス」です。ロジスティックパスでは、ゲーム内通貨やヒーローの召喚券などさまざまな報酬が用意されています。
また、ヒーローのスキンやアバターなどを獲得できる「プレミアムバトルパス」も用意。プレミアムの開放には29CAKEが必要ですが、CAKEの消費量に見合った豪華な報酬獲得を狙えます。
エクスペディションバトルパス
ゲームモード「Expedition Road」のクリアレベルに応じて、段階的に報酬をもらえる機能です。規定されたレベルに到達することで、ヒーロの召喚券を獲得できます。
ロジスティックパスと同様、CAKEを消費して報酬量を増やせます!
プリビレッジカード
CAKEを消費して得られるメンバーシップです。プリビレッジカードの購入によって、プレイヤー経験値の増加やレアアイテムのドロップ確率上昇などのメリットがあります。
また、カードにはシーズン中のみの効果となる「Seasonal Card」と、効果がずっと続く「Lifetime Card」の2種類が用意。長期的な目線でのゲームプレイを考えているなら、Lifetime Cardを購入する方がお得です。
シーズンごとのリーダーボードと賞品
Pancake Protectorsの各シーズンでは、リーダーボードによりプレイヤーがランキング化されます。1シーズンは14日間のサイクルで切り替わる仕組みになっており、執筆現在(2023年7月)ではシーズン4が開催中です。
リーダーボードは以下の2種類が用意されていますよ!
2種類のリーダーボード
- アリーナランキング:
ゲームモード「Arena」でのスター獲得数に応じてランキング化される。
- ヒーローチャート:
ヒーロー入手で得られる「ヒーローポイント」の獲得数に応じてランキング化される。
各リーダーボードでは高額なCAKEが準備されるほか、CAKEヒーローに装着できる「ノーマルNFT・エクスクルーシブNFT」を獲得可能。特にエクスクルーシブNFTは、CAKEヒーローのスキルやビジュアルを変化させる貴重なNFTとなります。
ノーマルNFT・エクスクルーシブNFTは、ランキング報酬でのみ入手可能!
Pancake Protectorsの始め方
Pancake Protectorsは無料でゲームスタートできるため、公式サイトにアクセスしてすぐに遊べます。
しかし、より効率よくゲームプレイしていきたいなら、仮想通貨CAKEを用意しておくのがおすすめです。ここではPancake Protectorsの始め方として、CAKE入手の手順やインポート方法について解説します。
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仮想通貨取引所の口座開設
まずは、仮想通貨取引所の口座開設を進め、CAKEの元手になる通貨を準備しましょう。当サイトでは、以下の国内取引所の利用をおすすめしています。
おすすめ国内仮想通貨取引所
- GMOコイン
GMOコインは手数料の安さ、取扱銘柄の多さなどで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料のため、海外仮想通貨取引所やメタマスクなどへの送金におすすめです。
- コインチェック
コインチェックは国内最大手の仮想通貨取引所です。手数料無料で仮想通貨売買ができ、仮想通貨の積み立てやレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特に扱いやすいスマホアプリの評価が高く、仮想通貨初心者におすすめの国内取引所です。
- SBI VCトレード
SBI VCトレードはネット証券大手のSBIグループが運営する国内取引所のため信頼性の高い国内取引所です。入出金、送金手数料などが無料なので海外取引所への送金にもおすすめ。手軽にレンディングなどの投資サービスを利用できるので、預けたまま資産運用も可能です。
- DMM Bitcoin
DMM BitcoinはDMMグループが運営する国内取引所。レバレッジ取引に対応する通貨数が豊富な点が特徴です。送金に利用できる通貨数は少ないのですが、送金手数料が無料なので海外取引所への送金でも利用できます。
- bitFlyer
bitFlyerは国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。買い物でビットコインが貯まるクレジットカードや、Tポイントをビットコインに交換できるサービスが豊富な点が特徴です。また、小額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。
国内取引所はトラベルルールにより海外業者との送金やり取りができない場合があります。
その場合は、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由して送金すれば問題ないので、焦らず対応してみてください。
また、CAKE入手には海外取引所の利用も必要です。利用する取引所に迷っている方は、以下のキャンペーン情報を参考に選んでみてください。
おすすめ仮想通貨取引所
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Pancake Protectorsとメタマスクを連携
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ゲーム内ウォレットにCAKEを入金
最後に、ゲーム内ウォレットへCAKEを入金しましょう。ホーム画面から「Wallet」のアイコンをクリック。次に「Deposit」を選択してください。
インポートするCAKE数を入力して「Confirm recharge」をクリック。メタマスクが起動するので、送金額と手数料をチェックして「確認」をクリックすればCAKEの入金完了です。
これでゲーム内でCAKEを使用できるようになりました!
Pancake Protectorsの稼ぎ方
ここでは、Pancake Protectorsの稼ぎ方について解説します。
Play to Earnには対応しない予定
PancakeProtectorsはPlay to Earnモデルに対応しない予定です。持続可能なゲームモデルの実現がビジョンとなるため、本作はゲームプレイからコツコツトークンを稼げない仕組みになっています。
Play to Earnとは?
ゲームプレイから仮想通貨を得られる仕組みのこと。たとえば、特定のゲームプレイからの仮想通貨を獲得したり、NFT売買によって仮想通貨を獲得したりなど、収益化が可能なBCGで一般的に採用されている。
Play to Earnへの対応については、PancakeSwapのヘッドシェフである「mochi」氏が言及。以下のツイートによると、ゲームプレイによってCAKEの排出量を増加させる意図はないようです。
このゲームは、Play to Earnタイプのゲームではありません。 超音波ケーキに到達するという私たちのより大きな目標は、ゲームの成長を促進するためにケーキの排出量を増やすインフレモデルを使用していないことを意味します。
※上記Twitter内容を翻訳したもの
これまでのBCGよりも、Web2系のゲームに近い印象ですね!
ランキング上位入賞で稼ぐことはできる
Play to Earnには対応しないものの、上記でも解説したランキング報酬でCAKEを稼ぐことは可能です。
各シーズンでプライズプールが用意される
ゲーム中の各シーズンでは、CAKEのトータルプライズプールが用意。ゲームプレイで消費されたCAKEがプライズプールに割り当てられ、ランキング順位に応じて決められたCAKEが排出される仕組みになっています。
運営が新たにCAKEを発行しているのではなく、プレイヤーが消費したCAKEを報酬に割り当てているのがポイントですね。
そのため、ランキング報酬はシーズンやCAKE消費量によっても変動があります。執筆現在(2023年7月)時点では、ランキング1位のプレイヤーには、約5,800CAKE(約120万円)分の高額報酬が付与されています。
仮に上位に入賞できなくても、1,000位までのプレイヤーにも1,000円程度のCAKEをゲットできるチャンスもあります。なるべくランキング圏内を狙うためにも、まずはソロモード攻略でレベル上げを進めてからアリーナへチャレンジしましょう。
Pancake Protectorsでよくある質問【Q&A】
最後に、Pancake Protectorsでよくある質問について回答します。
Pancake Protectorsは日本語に対応していますか?
ゲームは日本語に対応していません。
対応言語は英語・中国語のみなので、翻訳しながらのプレイが必要です。
Pancake ProtectorsはCAKEヒーローの購入が必須ですか?
CAKEヒーローの購入は必須ではありません。
しかし、CAKEヒーローは無料ヒーローと比べてもステータス値が大きく異なります。アリーナ等で本格的に攻略を狙っていく場合は、CAKEヒーローを複数体用意しておくのがおすすめです。
Pancake ProtectorsのステーキングからCAKEを獲得できますか?
ステーキングではCAKEを獲得できません。
獲得可能なものは、あくまでゴールドや経験値といったゲーム内のリソースに限定されています。
Pancake Protectorsの最新情報の入手方法は?
まとめ
Pancake Protectorsの特徴や始め方について解説しました。今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
この記事のまとめ
- Pancake ProtectorsはNFTを活用したタワーディフェンスゲーム
- 自陣にヒーローを配置して、敵の攻撃から基地を守るゲーム性が特徴
- PancakeSwapが提供しており、仮想通貨CAKEをゲーム内で使用できる
- 人気GameFiプラットフォーム「Mobox」と提携して開発されている
- Play to Earnには対応していないが、アリーナランキングの上位報酬で稼げる
Pancake Protectorsはウォレットのアカウント作成だけ行えば、誰でも簡単にゲームプレイを始められます。あらかじめNFTを購入しておく必要もないので、これまでBCGに触れたことがない方にもおすすめです。
しかし、アリーナで上位報酬を狙うためには、CAKEヒーローといった強力なNFTが必須です。ぜひ仮想通貨CAKEを用意してCAKEヒーローを購入し、ランキング上位での高額報酬を狙ってみてください。
参考文献
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#Pancake Protectors始め方
#パンケーキプロテクターズ始め方