- NFTマーケットプレイス「AlienSwap(エイリアンスワップ)」の特徴を解説
- AlienSwapが開催しているエアドロ案件の手順も合わせて解説
- この記事を読み終わる頃には、AleanSwapの使い方・エアドロ参加法が理解できます
目次
AlienSwap(エイリアンスワップ)とは?
AlienSwap(エイリアンスワップ)とは「収益の100%をコミュニティホルダーに還元すること」をテーマにした、コミュニティベースのNFTマーケットプレイス(NFTアグリゲーター)です。
現在のNFT市場は「OpenSea」などの、巨大な企業がシェアを独占しており、中央集権型なビジネスが展開されている状態です。
そんな現状に対して、反旗を翻す様な存在としてAlienSwapはスタートし「すべてのコレクターとアーティストに還元される分散型のNFTマーケットプレイス」をミッションに掲げています。
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NFTアグリゲーターとは?
NFTアグリゲーターとは、サービス毎に若干の違いはありますが、複数のNFTマーケットを集約させて「1つのプラットフォームから様々なNFTマーケットプレイスにアクセスできる機能」だと解釈してもらえればOKです。
つまり、AlienSwap上で「対応する複数のNFTマーケットプレイスのNFTが売買できる様になる」ということです。
現状、OpenSeaに出品されているNFTが多くの割合を占めていますが、OpenSea以外のNFTマーケットプレイスに「出品が分散されている」コレクションも存在します。(2次流通の都合上)
そうなってしまうと、購入者側に下記の様な障害が発生する場合があります。
購入者側に発生する障害
- 欲しいNFTを探す手間が増える
- 欲しいNFTを見つけられない
- 割高で購入してしまう
出品が分散されることによって「欲しいNFTを探すのに手間がかかる」という点は想像しやすいと思いますが、「割高で購入してしまう」という可能性も出てきます。
例えば「ジナコイン」というNFTコレクションが、下記の様に複数のマーケットプレイスに出品されていた場合、フロア価格がそれぞれ異なる可能性があります。
- Aのマーケットプレイス → フロア価格:1ETH (約21万円)
- Bのマーケットプレイス → フロア価格:1.1ETH (約23.6万円)
- Cのマーケットプレイス → フロア価格:0.8ETH (約17万円)
フロア価格とは、コレクションの購入最低価格のことです。
「ジナコインコレクションのこのデザインのNFTが欲しい!」という様な「特定のNFTが欲しい場合」なら、他のマーケットプレイスと比較する必要はありません。
(NFTは性質上、まったく同じ物は存在しないので)
しかし、下記のような場合はどうでしょう。
デザインはどれでもいいからジナコインコレクションのNFTを1つ持っておきたいな…
上記の様に、デザインを限定するのではなく「希望するNFTコレクションなら何でもいい」という場合は、他のマーケットプレイスの出品価格を見ておかないと「割高で購入してしまう可能性」があります。
この様な、別のマーケットプレイスと「比較をしたい」時に、AlienSwapなどの「アグリゲーター」が便利です。
AlienSwapを使えば、1つのプラットフォームで様々なマーケットプレイスの「比較から売買」まで行える様になります。
AlienSwap(エイリアンスワップ)の特徴
ざっくりAlienSwap(エイリアンスワップ)がどんなNFTマーケットプレイスなのか理解できたと思うので、次に「AlienSwapの特徴」について詳しく見ていきましょう。
AlienSwapの主な特徴は、以下の3つです。
AlienSwapの特徴
- OpenSeaよりも手数料が圧倒的に安い
- 豊富な便利機能が搭載されている
- 出資元が大手取引所
それぞれ解説していきます。
OpenSeaよりも手数料が圧倒的に安い
1つ目のAlienSwapの特徴は「OpenSeaよりも手数料が圧倒的に安い」です。
AlienSwapの取引手数料は0%です。元々0.5%と設定されていましたが、2022年の12月に「取引手数料0%」に変更されました。
現在リリースされているのは「ベータ版」なので、正式ローンチの際も取引手数料0%なのかはわかりません。
ただ、わざわざ当初の設定した取引手数料を訂正して0%にしているので、このまま手数料0のままローンチされる可能性が高いです。
このまま正式ローンチされるとより注目が集まりそうです…!
また、大手NFTマーケットプレイスのOpenSeaの取引手数料は「2.5%」なので、かなり大きな差です。
2次流通でNFTは売却する際は「取引手数料」に加えて「ガス代」や「ロイヤリティ手数料」が引かれます。
例えば「10万円のNFT」を、下記の手数料設定のマーケットプレイスで売却するとしましょう。
- 売却価格:10万円
- 取引手数料:2.5% (-2,500円)
- ロイヤリティ手数料:5% (-500円)
- ガス代 (手数料):約500 ~ 1,500円程 (時期によって変わります)
この場合、10万円 – 4500円 (手数料の合計) になるので「 9万5,500円」が利益となる計算です。
ざっくりの計算ですが「10万円相当のNFTを売却すると約4,500円の手数料が取られてしまう」ということです。
販売価格が高くなれば、さらに取られる手数料が高くなってしまうので、お得に取引することができる「AlienSwap」は要注目ですね。
豊富な便利機能が搭載されている
2つ目のAlienSwapの特徴は「豊富な便利機能が搭載されている」です。
AlienSwapには、従来のマーケットプレイスに用意されていなかった機能などを含めて、多くの便利な機能が用意されています。
具体的には、下記の様な機能が実装されている or される予定です。
AlienSwapの便利な機能
- 一括取引と一括出品機能
- 取引手数料ボーナスや取引報酬
- 多くの流動性が集約されている(主流市場の80%以上)
- 取引スピードの最適化から「20%のガス代節約 & 30%高速化」
- 他の取引所との比較機能
- 格安の取引手数料
NFTマーケットプレイスの代表格であるOpenSeaには「一括取引機能」が実装されていません。
実装が待望されていた機能なので、AlienSwapの大きな特徴になりますね!
また、他のマーケットプレイスと「比較する機能」が備わっているので「一番安く取引できるマーケットプレイスはどこなのか」がすぐにわかります。
そして何より、取引する度に「取引手数料ボーナス」や「取引報酬」などが得られることが発表されています。
売買しつつ報酬が得られるのはかなり嬉しい機能です。
後に解説する「エアドロ」の影響もありますが「OpenSeaよりも機能性に優れているNFTマーケットプレイス」として大きな注目を集めています。
出資元が大手取引所
3つ目のAlienSwapの特徴は「出資元が大手取引所」です。
AlienSwapは、世界取引ランキングTOP10にランクインする海外取引所「OKX」の投資部門である「OKX Blockdream Ventures」が主導のシードラウンドで資金調達を行いました。
OKX以外からも出資を受けており、公式サイトには下記の企業が記載されています。
また、AlienSwapの開発チームは明確に明らかにはなっていませんが、下記の「WEB3大手企業で豊富な経験を積んだメンバーで構成されている」とのことです。
これらの情報から「かなり信頼できるマーケットプレイス」だと感じるのではないでしょうか。
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【2023/1/31〆切り】AlienSwap(エイリアンスワップ)が開催するエアドロップの参加方法
AlienSwap(エイリアンスワップ)は、将来的なローンチを記念して「エアドロップ」を開催しています。
まだ発行されていない通貨ですが、AlienSwapのガバナンストークンとなる「$ALIEN」が、今回のタスクをこなした方にエアドロップ されます。
対象となる方は、下記のNFTマーケットプレイスで取引をしたことがある方になります
- OpenSea
- Blur
- OKX NFT
- LooksRare
- X2Y2
- Gem
- OKK/Clover walletを持っている人
NFTで売買したことがある方なら、おそらくOpenSeaで取引された方がほとんどだと思うので、多くの人が対象になるはずです。
では、エアドロップに参加する手順を解説します。
ざっくりと手順は、下記の3STEPです。
AlienSwapのエアドロップ参加手順
- AlienSwapにウォレットを接続する
- エアドロップ用のツイートをする
- NFTを1つリストする
それぞれ解説していきます。
STEP1:AlienSwapにウォレットを接続する
STEP
AlienSwapにウォレットを接続
まず、AlienSwapにアクセスして「Connect Wallet」をクリックしてください。
STEP
すると、下記のポップアップが表示されるので、接続させるウォレットを選択します。
STEP
次に、メタマスクが起動するので「次へ」→「接続」の順にクリック。
STEP
接続ができると、下記のポップアップが表示されるので「Accept and sign」をクリックしてください。
STEP
すると、署名を求められるので「署名」をクリックします。
STEP2:エアドロップ用のツイートをする
次に、エアドロップ用のツイートをします。
エアドロップを受け取る為には、該当するツイートをする必要があります。
STEP
エアドロップ用のツイートをする
AlienSwapのホーム画面上部の「Airdrop」から「Mystery Box Airdrop」をクリックします。
STEP
次に、下記のポップアップが表示されるので「Tweet to Claim Mystery Box」をクリック。
STEP
すると、自動でTwitterのツイート画面に移り、ツイート文が入力されると思うので、ツイートしてください。
これでミステリーボックスを受け取れます。
ただ、受け取った後に「NFTを1点リスト」しないとボックスを開封することができないので、次にNFTをリストしていきます。
STEP3:NFTを1つリストする
「リストする」とは「出品する」という意味です。
NFTを売却する必要はありませんが「出品」はしなければいけません。
売りたくない場合は、誰も買わないような高額で出品しましょう。
STEP
NFTを1つリストする
まず、AlienSwapに戻り「Airdrop」ページから「List to Open Mystery Box」をクリックしてください。
STEP
すると、自分が保有するNFTが表示されるので、リストするNFTを選択して「List 1 items」をクリックします。
STEP
続いて、下記の画面が表示されていると思うので「リスト価格を入力」→「出品期間を選択」→「List 1 items」をクリック、の順に進めて下さい。
これで、リスト完了です。
先ほどのミステリーボックスページに移ると、受け取れるボックスの数が表示されていると思うので、確認してみて下さい。
AlienSwap(エイリアンスワップ)の使い方
次に、AlienSwapの使い方について解説していきます。
NFTマーケットプレイスなので「NFTの出品方法」「NFTの購入方法」の2つについて、それぞれ解説していきますね。
AlienSwap(エイリアンスワップ)でのNFTの出品・売却方法
まずは、NFTの出品・売却方法から解説します。
STEP
AlienSwapのホーム画面右上に表示される「ウォレットのアイコン」をクリックしてください。
STEP
下記の様に、メニュー画面が表示されるので「My items」をクリックします。
STEP
すると、自分が保有するNFTが表示されるので、出品したいNFTをクリック。
STEP
NFTの詳細ページが表示されるので「Sell」をクリックしてください。
STEP
下記のポップアップが表示されるので、利用する「NFTマーケットプレイス」を選択します。
STEP
次に「出品価格」と「出品期間」を入力して「Next」をクリックすれば、出品完了です。
AlienSwap(エイリアンスワップ)でのNFTの購入方法
次は、NFTの購入方法についてです。
STEP
購入時はまず、AlienSwapのホーム画面上部の「Marketplace」から「Explore」をクリックしてください。
STEP
すると、下記の様にNFT出品ページに移動するので、購入したいNFTをクリックします。
STEP
NFTの詳細ページに移るので「Buy now」をクリック。
STEP
下記の、購入確認ポップアップが表示されるので「Buy」をクリックすれば、購入できます。
AlienSwap(エイリアンスワップ)に関するよくある質問 Q&A
AlienSwap(エイリアンスワップ)は信頼できるマーケットプレイスですか?
AlienSwapは「かなり信頼できるマーケットプレイス」だと思います。
やはり、Web3界において大企業であるOKXがバックについているのは、信頼性の担保になるのではないでしょうか。
また、OKXの公式TwitterでもAlienSwapに関するツイートがあるので「詐欺プロジェクトの可能性は少ない」と考えてしまっても問題ないと思います。
トークンがエアドロップされる日はいつ頃になりますか?
AlienSwap(エイリアンスワップ)のDiscordはありますか?
まとめ:【新NFTマーケットプレイス】AlienSwap(エイリアンスワップ)
新NFTマーケットプレイス「AlienSwap」について解説しました。
ここまで読んで頂けた方なら分かると思いますが、AlienSwapの機能性はOpenSeaより圧倒的に優れています。
「手数料の安さ」はもちろん「取引しながら報酬が貰える」という点は、ユーザーからすると嬉しい機能です。
「OpenSeaに取って代わる存在」として大きく成長する可能性も考えられるので、今後の動向もしっかり追っておきましょう。
また「これからNFTを始めたい」と考えている方は、下記の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
これもう見た?【完全初心者向け】NFTの始め方・買い方を徹底解説【注意点・投資判断の解説あり】
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参考文献