NFT・ブロックチェーンゲーム開発会社のダブルジャンプトーキョー(DJT)は1日、ブロックチェーンゲーム「魁三国志大戦」を10月31日午後3時をもってサービス終了すると発表した。内部的な目標に届かず、継続に必要な体制の維持が困難になったことが理由としている。
同社は2018年4月設立で、世界的に注目された「My Crypto Heroes」や「BRAVE FRONTIER HEROES」などの人気ブロックチェーンゲームを手がけ、Web3ゲーム開発の先駆的企業として知られている。
未使用有償アイテムのみ返金対象
サービス終了に伴い、同社は未使用の有償魁玉のみを返金対象とする補填を実施する。覚醒武将カード、魁戦記(秘宝)やその他ゲーム内アイテム、使用済みの有償魁玉、無償魁玉は返金対象外となる。
返金申請は10月1日から31日午後3時まで専用フォームで受け付け、審査・処理を経て11月末までに順次振込を実施する。振込手数料は運営が負担する。
NFTと独自トークンの取り扱い
独自トークンSGCPについては、サービス終了後はSGCとしての受取ができなくなる。NFTについては、サービス終了後にSG Verseを停止する予定だが、所持しているNFTを他チェーンで再発行することを検討中としている。
同社は他社への運営移管なども検討したが、最終的にサービス終了の判断に至ったと説明。10月2日午後8時から公式Discordでサービス終了に関するAMAを実施する予定となっている。
「魁三国志大戦」は、セガの人気アーケードゲーム「三国志大戦」のライセンスを使用したブロックチェーンゲームとして展開されていた。
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