infinexの使い方|登録から利用方法まで完全図解【エアドロップ期待】

JinaCoin編集部
58 Min Read

この記事では、「Infinex」のアカウント開設方法と使い方について解説します。

InfinexはDEX(分散型取引所)を始めとしたDeFi機能に加えて、CEX(中央集権型取引所)のようなUXとサービスを兼ね備えた次世代プラットフォームとして話題になっているほか、エアドロップへの期待感からも注目を集めています。

これからInfinexを利用しようと検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

Infinexの基本情報・特徴

0.Infinex公式サイトのトップ画像
サービス名Infinex
独自トークン未発表
独自NFTPatron NFT
サービス開始2024年
提供サービスウォレット、SwapSwidge(Swap+Bridge)、エアドロップ、レンディング(予定) など
対応チェーン9種類Etherium(イーサリアム)・Base(ベース)・Optimism(オプティミズム)・Arbitrum(アービトラム)・Solana(ソラナ)・Polygon(ポリゴン)・Blast(ブラスト)・Berachain(ベラチェーン)・Unichain(ユニチェーン)
取扱通貨数2,000以上の通貨に対応予定
入金手数料無料
出金手数料無料
レバレッジ取引対応予定
日本語対応なし
公式Xアカウントhttps://x.com/infinex_app
公式サイトhttps://infinex.xyz/

Infinexは暗号資産(仮想通貨)のスワップやブリッジ、ウォレット、レンディングといったDeFi機能をワンストップで提供する総合プラットフォームです。

数多くのDeFi機能を一つのプラットフォーム内で利用できるようにしつつ、CEXが備えるサービスや優れたUXも取り込んで、Web3.0のさまざまなサービスを使いやすくすることを目指しています。

DEXを始めとしたDeFiは、利用する際にウォレット開設などの下準備と事前知識が求められるというデメリットがあります。また、対応しているチェーンの確認や、利用可能な仮想通貨の確保、ウォレットの接続といった面倒な手順が、使用するプラットフォームごとに求められます。

一方でCEXは、取引所事業者が資産を管理しているため、資金凍結や倒産リスクにさらされることがありますし、居住地や国籍によって利用可否に制限がかかる場合もあります。

Infinexは、このような両者のデメリットを解消したプラットフォームとして、期待されているのです。

Infinexの詳しい特徴は以下をご覧ください。気になる項目をタップすれば詳細が表示されます。

異なるチェーン間の取引が簡単にできるSwidge

スウィッジ(Swidge)とは「Swap+Bridge」を意味する造語で、異なるチェーンをまたいだ仮想通貨の交換を一つの操作で行える機能です。たとえば、「ソラナチェーン上のSOL」を「イーサリアムチェーン上のUSDT」に換えるといったクロスチェーンブリッジが、Infinexの画面上で瞬時に実行できます。

パスキーを用いた簡単アクセス・ウォレット開設

パスキーとは、パスワードの代わりに利用できる、PIN(パソコンのロック画面解除時などに入力する英数字のコード)や指紋認証・顔認証などを用いたログイン方式のことです。

Infinexはパスキーによる認証を採用していて、アカウント作成時に自動的にウォレットが作成され、ログイン時はパスキーを入力するだけですぐに自分の資産や各サービスにアクセスできるようになっています。そのため、アカウント開設から仮想通貨取引などのサービス利用にあたって、ウォレット作成やウォレット接続のためのパスワード入力といった手間が一切かかりません。

DeFiやCEXと同様に数多くの機能を提供予定

2025年2月時点で、9つのチェーンに対応したスワップとスウィッジ、そしてミニゲームなどが実装されています。

さらに将来的には、法定通貨による仮想通貨の取引、マージン(レバレッジ)取引、先物取引(Perp)、オプション取引といったトレード機能の追加が発表済みです。その他にもNFTトレード、ステーキング、イールドファーミング、レンディング、ローンチパッドといった各種サービスの拡充が予定されています。

ガバナンスポイントとPatron NFTについて

Infinexには「ガバナンスポイント」と呼ばれるポイントがあります。ガバナンスポイントはベース(Base)上の仮想通貨「XGP」として発行されていて、20万枚で「Patron NFT」と交換できます。

なお、XGPはいわゆる「ガバナンストークン」や「取引所トークン」のようなものではありません。

一般的に、DEXやDeFiが発行する独自トークンは、ガバナンスへの参加権のほか、取引手数料の優遇といった多くのユーティリティを備えていますが、XGPのユーティリティは2025年2月時点では「Patron NFTとの交換」のみです。また、その他の用途や今後のユーティリティ拡張については一切発表がありません。

独自のNFTである「Patron NFT」の保有者は、スウィッジのネットワーク手数料がゼロになるほか、より多くのエアドロップを受け取れます。実際、過去に行われたエアドロップでは、Patron NFT保有者には追加のエアドロップが実施されました。

また、Infinexのガバナンスに関する投票権が付与されるといった特典もあります。

Patron NFTは、下記のマーケットプレイスで取引可能です。

プラットフォーム利用料・出金手数料がゼロ

Infinexは無料で利用できます。また、外部出金時の手数料をInfinexが負担してくれます。

なお、スウィッジを行う際は、取引するチェーンに応じたネットワークコストが発生します。ただし、「Patron NFT」保有者は、ネットワークコストもInfinexが負担してくれます。

継続的なエアドロップへの期待

Infinexの利用者ページに「SWIDGE」などと並んで「AIRDROPS」という欄があります。そのため、継続的にエアドロップが実施される可能性が高いと予想されています。

実際に、Infinexは2025年2月までに複数回のエアドロップを実施しました。今後も各種サービスの利用者や「Patron NFT」保有者に向けたエアドロップが期待されています。

Infinexは2025年2月時点では、まだガバナンストークンを発行していません。そのため、将来的にはガバナンストークンを発行してサービス利用者にエアドロップするのではないかと期待されています。

Infinexの使い方

Infinexはパソコンブラウザ・スマホブラウザに対応しています。

以下、アカウントの作成方法と基本的な使い方について、パソコンブラウザを使って解説します。スマホブラウザでも基本的な流れは同じなので、各項目をチェックしながら進めてみてください。

アカウント作成

まずは以下のリンクからInfinex公式サイトにアクセスします。

Infinex公式サイトはこちら

その後、画面右上の「SIGN UP」をクリック。

1.Infinex公式サイトのトップ画面

入力欄にユーザーネームを入力して、「CREATE ACCOUNT」をクリックしましょう。

2.アカウント作成画面

複数のデバイスから同じアカウントにアクセスできるようにしたい場合(後述)にの設定方法が表示されるので、「CONTINUE」をクリックします。

※パスキーはパソコンやスマホなどの個別のデバイスに依存しています。今回のようにパソコンでアカウント開設を進めた場合は、通常はそのパソコンからしかログインできません。

3.注意事項画面

パスキーの保存先を選択するポップアップが表示されます。今回は「Windows Helloまたは外部セキュリティキー」を選択しました。

※表示される保存先候補は使用環境によって変わります。

4.パスキー保存場所の選択画面

Windowsパソコンに設定しているパスキー(ロック解除などの際に使用するPINコード)を入力してください。

5.パスキー入力画面

以上でアカウント開設が完了し、自動的にウォレットが作成されます。

なお、複数のデバイスで同じアカウントにアクセスできるようにしたい場合は、パスキーの保存先を選択する際に「別のスマートフォンまたはタブレットを使用する」を選択します。QRコードが表示されるので、スマホから読み込み、指紋認証やPINコード入力でパスキーを設定します。

Macやスマホなど、デバイスごとの詳細なアカウント開設方法について知りたい場合はInfinexのサポートページを参照しましょう。

セキュリティ設定方法

アカウントを開設したら、次にセキュリティ設定をします。

まず、ホーム画面左下の「SETTINGS」をクリックします。

6.アカウントのトップページ

右上の「UNLOCK」をクリック。パスキーを求められるので入力すれば、設定変更が可能になります。

7.セキュリティ設定ページ

自身のInfinexアカウントで資金移動やセキュリティ設定の変更などが行われた際にメールを受け取るためのアドレスを入力します。

8.メール設定

入力したメールアドレスに届く6桁のデジタルコードを入力すればメール設定は完了です。

また、ページ下部の「Two-Factor Authentication」を選択すれば、2段階認証の設定ができますので、資産をより安全に管理したい方は設定しておきましょう。

Vaultの設定

Infinexには資金を保管する場所として「Wallet(ウォレット)」と「Vault」があり、スウィッジなどはWalletに入っている仮想通貨を使って行います。Vaultはよりセキュリティが高い保管庫であると考えましょう。

ここでは、Infinexのアカウントを忘れてしまった場合の認証方法と、そのようなケースでInfinex内の資産を受け取るための外部ウォレットを設定します。また、この設定により「Vault」を利用可能になります。

まずは、SETTINGS画面左の「VAULT SETUP」をクリック。

「AUTHENTICATION METHOD」欄から認証方法として使用するアカウントもしくはウォレットを選択します。今回は「GOOGLE ACCOUNT」を選択しました。

9.認証方法の設定画面

ポップアップが表示されるのでグーグルアカウントを選択すれば連携が完了します。

次に画面下部の「RECOVERY ADDRESSES」欄に、Infinex以外のウォレットアドレス(メタマスクなど)を入力して「SAVE」をクリック。

10.リカバリー用アドレスの入力画面

下図のように、「AUTHENTICATION METHOD」に「CONNECTED」、「RECOVERY ADDRESSES」欄に「CONFIRMED」と緑色で表示されていれば設定は完了です。

入金方法

Infinexに仮想通貨を入金する場合は、トップ画面右上の「DEPOSIT」を選択しましょう。

11.セキュリティ設定完了画面

イーサリアムアドレスとソラナアドレスが表示されるので、入金したいチェーンを選択します。入金用アドレスをコピーして、他のCEXやウォレットからいつもどおりの手順で送金しましょう。

12.アカウントのトップ画面とDEPOSITボタン

なお、Infinexの対応チェーンは今後増加する可能性があります。入金するチェーンを間違えないように気をつけましょう。

取引方法(SWIDGE)

ここでは、仮想通貨をスウィッジする方法を解説します。なお、クロスチェーン取引だけではなく、同じチェーン上の仮想通貨を交換するスワップも同様の方法で可能です。

トップページ左側の「SWIDGE」をクリックすれば取引画面が表示されます。「FROM」に交換元の仮想通貨、「TO」に変換したい仮想通貨を入力しましょう。

13.DEPOSIT用アドレスの表示画面

「AMOUNT」欄に交換したい数量を入力すると、自動的にブリッジ方法などが選択されて「YOU’LL RECEIVE」という欄に表示されます。

14.スウィッジ画面

取引後に得られる仮想通貨の数量・米ドル換算価格・取引前と比較した減少率・予定時間・ネットワークフィーなどが表示されるので確認しておきましょう。スウィッジする仮想通貨の組み合わせ次第で、これらは変動します。

なお、スウィッジ方法は約20秒ごとに自動で最適なものに更新されます。表示されている減少率が高い場合などは、更新を待ってみても良いでしょう。

ページ下部の「SWIDGE」をクリック後、パスキーを入力すれば取引は完了です。

15.スウィッジの確認画面

出金方法

Infinexから外部に仮想通貨を出金する場合は、トップ画面の「SEND」をクリックします。

16.スウィッジの実行画面

EARN(ステーキング機能)

Infinexにはステーキングで報酬を獲得する機能も実装されています。

トップページ左側の「EARN」をクリックすると、ステーキング報酬を獲得する方法が一覧で表示されます。

18.EARN画面

赤枠部分の「③に記載されている仮想通貨をステーキングすると、②が報酬として得られる」と理解しましょう。①にはステーキング対象になっている仮想通貨の発行元プロジェクトの名称が記載されています。

Infinexでは、資産をVaultに保管していれば、自動的にステーキングが開始されます。外部のDeFiなどにアクセスする必要はありません。

以下、ウォレットからVaultに資産を移動する方法を解説します。

まずはトップ画面の「Wallet」をクリックしましょう。

19.トップ画面からウォレットにアクセスする画面

右上の「MOVE」をクリックします。

Infinexでは「MOVE」が、ウォレットとVault間の資産の移動を意味します。

20.ウォレット画面でMOVEを選択

移動する仮想通貨を選択して数量を入力。「MOVE」ボタンをクリックすれば、資産移動が完了します。なお、資産移動にはガス代などの手数料は発生しません。

21.MOVE画面

Vaultに資産を移動したら、再び「EARN」画面に移動しましょう。

22.EARN確認画面

「Currently earning」欄に、ステーキングしている仮想通貨と報酬が表示されていれば完了です。Vault内に仮想通貨を保管している限り、自動で報酬を獲得できます。

Infinexのエアドロップ概要

Infinexでは、すでに何回もエアドロップが実施されています。今後もエアドロップが実施されるだろうという期待が、Infinexが注目される要因にもなっているので、気になる方は参加方法を理解しておきましょう。

関連:【最新】仮想通貨エアドロップ一覧|やり方や受け取り方も解説

以下、エアドロップを受け取るための条件や、エアドロップに関連する可能性がある事項について紹介します。

エアドロップを受け取るための条件

エアドロップを受け取るための条件はその都度変わるので、過去にInfinexで行われたエアドロップの参加条件と、一般的にエアドロップを受け取るための条件として広く知られているものを紹介します。

  • アカウントを開設する
  • 一定金額の仮想通貨をInfinexに入金する
  • Patron NFTを保有する
  • より多くの取引を実行する
  • より多くの資金をロックする
  • 各種キャンペーンに参加する

Infinexに限らずWeb3.0の世界では、サービスを頻繁に、そして積極的に利用しているユーザーを対象にエアドロップが実施されるのが一般的です。つまり、エアドロップを獲得したい場合は、スウィッジを行ったりキャンペーンに参加したりして、Infinexを積極的に活用するのが基本的な戦略になります。

そのために、公式Xや公式サイトから発信される情報は常にキャッチアップするのが良いでしょう。また、公式ディスコードコミュニティにおいても、エアドロップの情報が発信されることがあります。

公式ディスコードコミュニティはこちら(ディスコードの招待URL)

Infinexバッジの取得

Infinexのさまざまなキャンペーンに参加したユーザーには、「バッジ」と呼ばれる勲章が付与されます。

たとえば、過去に実施された「the expanded Ethena Sats Integration campaign」中に、USDCをUSDe にスワップしたユーザーに「Real Yield Maxi」バッジが贈られています。

今後、バッジの保有量や内容に応じてエアドロップが実施される可能性があります。

BULLRUNに参加

17.BULLRUN画面

Infinex内には「BULLRUN」というゲームがあり、このゲームの成績がエアドロップに関連する可能性があります。

参加資格は、アカウントに50ドル以上の資産があること(どの仮想通貨でも可)。資格を満たしていれば、DOGEやUSDCといった仮想通貨名が記載されたカードを毎日受け取れます。

その中から、翌日の日本時間9時までの価格上昇率を予想して5枚のカードを選択するというゲームで、価格上昇率が高いほど好成績になります。

よくある質問【Q&A】

Q
Infinexの利用にあたって本人確認は必要ですか?
A

本人確認は不要です。アカウントを開設してセキュリティ設定を完了すれば、本人確認をせずに仮想通貨の入出金や取引が可能になります。

Q
InfinexはCEXですか?
A

CEXではありません。DEXの他、ウォレットやブリッジなどの機能を備える総合DeFiプラットフォームです。

Q
Infinexでは、法定通貨(日本円)で仮想通貨を購入はできますか?
A

現時点では対応していません。ただし、将来的には対応予定であると発表されています。

Q
Infinexの招待・紹介コードはありますか?
A

招待コードや紹介コードはありません。公式サイトから、誰でもアカウントを開設できます。

Q
Infinexはスマホからも使えますか?
A

使用できます。ただし、2025年2月時点ではアプリは無いため、ブラウザを使ってアクセスしましょう。

Q
Infinexの運営企業は?
A

Infinexは、特定の運営企業が存在しないDAO(分散型自律組織)の形態で運営されています。

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