イルビウム、Epic陣営入りで、同社ILVトークンが急騰
モンハン型Web3ゲーム『イルビウム』の開発元・Illuvium Labsは9日、今後同社タイトルを、PC用ゲームプラットフォームのEpic Games Store上で配信することを発表した。これに伴い、同社の発行するILVトークンは17%急騰した。『イルヴィウム』の配信開始は今月28日の予定。
Epic Games Storeは、PC用ゲームプラットフォームとして、Steamと双璧をなす。今回のIlluvium LabsのEpic陣営入りは、両社の覇権争いの趨勢をうらなう上で貴重な手がかりとなりそうだ。
イルビウムの特徴
『イルビウム』は、モンハン型のRPG。ゼルダの伝説の最新作をイメージしてもらってもいい。両作とのちがいは、戦闘がオートバトルである点だ。
集めたアイテムやモンスターのトロフィーはNFT化され、譲渡・交換が可能となる。
日本人ゲーマーの間では、幻想的な色づかいのグラフィックがとくに話題となっている。

イルビウム側からの譲歩
今回のEpic陣営入りに際して、開発元のIlluvium Labs側からは、大幅な歩み寄りがみられた。
ゲームプレイに暗号資産(仮想通貨)やウォレットを必要としない、無課金モデルへの転換がそれだ。
Web3ゲームメーカーにとっては、いわばこれまでの「お家芸」を捨てるかたちになるが、Web3ゲームがEpic Gamesのような「メインストリーム」にのし上がるためには、不可避なステップともいえる。Epic Gamesのユーザー数は世界1億8,000万人。その巨大なプラットフォームの土俵に乗れる旨味は、デメリットを補ってあまりある。なお、Epic GamesのライバルSteamのユーザー数は世界1億2,000万人で、ブロックチェーンゲームに対する制約は、Epic Gamesよりも厳格だという。