家庭用のビットコイン
BTC採掘機を手がける米Heatbitは日本時間23日、電気温水器のヒーターと取り替えて使う採掘装置Bitwaterを公式Xで発表した。同社によると、湯を沸かす電熱線の代わりに採掘用のチップが熱を出し、給湯に使うのと同じ電力で採掘もする。初回分の予約を受け付けている。
Bitwater、初回は899ドルで米国とカナダのみ
製品ページによると、価格は初回生産分が899ドル(約14.1万円)で、以降の分は最大1,299ドル(約20.4万円)になる。予約は同社の規約に沿って返金でき、初回分は2027年1〜3月に出荷する。
発送先は米国とカナダに限る。日本を含むほかの国での販売予定は示しておらず、ほかの国向けにも近く何か用意するとしている。対象は、米国・カナダの規格に沿った30〜80ガロンの電気温水器で、標準の1インチNPSMポートを持つものだ。
制御装置は110〜240Vのコンセントにつなぐ仕様で、米国・カナダで一般的な120Vでも240Vでも使えるという。
利用者が自分で取り付けられる設計で、配管の変更や新しい回路は要らない。ただし、温水器の作業について一通り分かっている必要があるとし、手順は紙と動画で案内する。
製品の到着後に、経験のある設置業者と1時間のビデオ通話をしながら取り付けられるサービスを、99ドル(約1.6万円)で用意する。保証は出荷日から1年だ。
Bitwater、消費電力は最大600W
同製品は、採掘チップBM1370を20個積み、計算能力は最大34TH/sに上る。消費電力は最大600Wで、通常のヒーターの4,500Wより小さいが、断続的ではなく安定して動き、稼働率は80%超を想定するという。ヒーターが上下に2本ある温水器では、下側の1本と取り替える。
上側のヒーターはそのまま残るため、お湯を多く使う家庭でも湯切れを防げるとしている。
採掘でどれだけ得られるかについて、同社は計算能力が最大34TH/sであることを示したうえで、得られる額はネットワークの採掘難易度とビットコインの価格しだいだと説明する。年間の数字を示す人は推測しているにすぎないとして、具体的な見込みは示していない。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.81円)
