Google、検索結果でビットコインなどの価格チャート表示を停止

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一部の通貨では依然として価格チャートを確認可能

大手検索エンジン「Google(グーグル)」は13日未明、検索結果からビットコインをはじめとする一部の暗号資産(仮想通貨)の価格チャート表示を停止したことが明らかになった。

これまで、Googleで特定の仮想通貨を検索すると、画面の最上部にはリアルタイムチャートや現在価格、法定通貨への換金レートなどの情報が表示されていた。ユーザーはこの機能を利用することで、仮想通貨取引所などの外部サイトに移動することなく、直接Google上で価格情報を取得できた。

今回の価格チャートの表示停止は、ビットコインをはじめ、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)といった時価総額の高いメジャー通貨でも確認されている。Googleが価格チャート表示を制限した理由については、未だ公式な発表はされていない。

しかし、価格チャート表示が停止された仮想通貨は一部に限られている。時価総額トップクラスのミームコインとして知られるドージコイン(DOGE)や、海外大手「Binance(バイナンス)」が発行するビルドアンドビルド(BNB)に関しては、引き続き検索結果から価格チャートなどの情報を参照できる。

今回の仕様変更について、仮想通貨コミュニティの間では「11月の米大統領選に先立ったアルゴリズム実験なのではないか」という憶測が強まっている。また、従来の金融システムが仮想通貨の成長や将来性を危惧している結果であると考え、この仕様変更をポジティブに捉えるユーザーも少なくないようだ。

なお、Googleプラットフォーム内で価格情報が完全に排除されたわけではない。同社が提供する「Google Finance」を使用すれば、依然としてビットコインやイーサリアムなどの主要通貨の価格チャートを確認できる。

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情報ソース:Cryptopolitan / Crypto Tea氏公式X

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この記事を書いた人

仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。

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