服役中のFTX創業者サム・バンクマン=フリード(SBF)氏が24日、約半年ぶりにXアカウントを更新し、「gm」(good morningの略)という短文を投稿した。前回の投稿は2025年3月7日で、今回が約6カ月ぶりの発信となる。
SBF氏は現在、FTX破綻に関連する詐欺罪で25年の実刑判決を受け、カリフォルニア州の連邦刑務所に収監されている。2024年は一度もX投稿を行わず、2025年3月7日の投稿以降も約半年にわたりSNSでの活動を停止していた。
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今回の投稿は暗号資産(仮想通貨)コミュニティで大きな注目を集めており、一部では恩赦の可能性や法的戦略の変化について憶測が飛び交っている。ただし、投稿内容は挨拶のみで、具体的な意図や背景は不明だ。SBF氏のアカウントには「友人によって共有されたSBFの言葉」との記載があり、第三者による代理投稿の可能性も示唆されている。