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XRP)を保有・運用するデジタル資産トレジャリー企業のEvernorth(エバーノース)は米国時間9日、特別買収目的会社(SPAC)のArmada Acquisition Corp. IIとの合併を完了したと発表した。ナスダックで12日に、ティッカー「XRPN」として取引を始める予定だ。合併の完了時点で約4億7,300万XRPと、費用を差し引く前で約3億ドル(約475億円)の現金を持つ。
エバーノース、XRPを積極運用するトレジャリー企業としてナスダックへ
エバーノースは、XRPを保有するだけでなく、機関投資家向けやDeFiでの利回りの獲得、エコシステムへの参加、資本市場での取引を通じて、1株あたりのXRPを増やすことを目指すとしている。トークン化資産やオンチェーンの信用市場など、XRPの経済圏に資金を投じていく方針も示した。
出資者には、アリントン・キャピタル、SBIグループ、リップル社、パンテラ・キャピタル、クラーケン、GSRなどが名を連ねる。アシーシュ・ビルラCEOは、公開市場が求める透明性とガバナンスを備えた、積極運用型のXRPトレジャリーを作ることが目標だったと述べた。
合併は、9月30日に開かれたSPAC側の臨時株主総会で承認された。米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、合併の承認議案には2,051万4,034株が賛成し、反対は136万2,081株だった。
エバーノースは6日のSECへの提出書類で、事務的な遅れにより、合併の完了を9日ごろ、ナスダックでの取引開始を12日ごろに見込むと開示した。合併の完了には影響しない遅れだという。
エバーノース、2025年10月の発表時は10億ドル超の調達を見込む
JinaCoinが2025年10月に報じたとおり、エバーノースは当初、SPACとの合併に伴う調達の総額が10億ドルを超えると見込んでいた。取引の完了は2026年1〜3月の予定だった。
| 項目 | 2025年10月の発表時 | 2026年10月の合併完了時 |
|---|---|---|
| 資金 | 調達総額10億ドル超を見込む | 現金約3億ドル(費用控除前)と約4億7,300万XRP |
| 取引の完了 | 2026年1〜3月の予定 | 2026年10月9日(米国時間) |
| 上場 | ナスダック(XRPN) | ナスダックで12日に取引開始予定 |
保有する約4億7,300万XRPは、1XRP=1.4ドルで換算すると約6.6億ドル(約1,049億円)になる。現金の約3億ドルと合わせた規模は、約9.6億ドルに相当する。
国内企業では、SBIホールディングスが2025年10月の発表時点で2億ドル(約317億円)を出資するとされていた。東証上場のgumiも、エバーノースの私募増資に500万ドル(約7.9億円)を出資したと公表した。
Polymarketの市場では、執筆時点で、XRPが10月中に1.6ドルに達する確率は32%、1.2ドルまで下がる確率も32%に上る。
エバーノースは14日に、ナスダックの取引終了の鐘を鳴らす予定としている。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.38円、1XRP=1.4ドル)
