JinaCoinが確認した範囲では、国内上場企業による今週(5〜9日)のビットコイン(
BTC)保有の開示は、メタプラネット、リミックスポイント、Bitcoin Japan(旧堀田丸正)の3社だった。
メタプラネットは5日、7〜9月に保有するビットコインの一部を売却し、売却量を上回る量を買い戻したと公表した。リミックスポイントは同日、購入ではなくレンディングの報酬で保有量が増えたことを明らかにした。Bitcoin Japanは7日、2回目のビットコイン購入を終えた。JinaCoinの集計では、国内上場企業の総保有量は約4万9,574BTCとなっている。
メタプラネット、1万BTCを売却し1.1万BTCを再取得
メタプラネットの5日の開示によると、同社は7〜9月に1万BTCを売却し、1万1,000BTCを購入した。差し引きの純増は1,000BTCで、9月30日時点の保有量は4万4,000BTCとなった。
| 取引 | 数量 | 平均単価(1BTC) | 金額 |
|---|---|---|---|
| 売却 | 1万BTC | 1,247万98円 | 1,247億円 |
| 購入 | 1万1,000BTC | 1,362万6,928円 | 1,498億9,600万円 |
買い戻しの平均単価は、売却時より1BTCあたり約116万円高い。
同社は信用格付けの取得を目指しており、売却には、必要に応じてビットコインを実際に現金化できることを示す目的があったと説明している。
売却額は社債や借入金など有利子負債の元本残高の合計を上回る規模だったが、同社はこれらを返済しておらず、従来の条件のまま存続しているという。
リミックスポイント、レンディング報酬で保有1,508BTCに
リミックスポイントは5日、保有するビットコインの運用実績を開示した。2月24日から9月30日までのレンディング(貸し出し)で受け取った貸借料は、累計17.40822480BTCだった。各月末のレートで円に換算すると、合計1億9,695万6,701円となる。
9月の貸借料は2.48766578BTCで、月初の貸出元本1,506.23390097BTCに対して約0.17%にあたる。12倍して年率に直すと、約2%となる。
5日午前10時時点の保有量は1,508.72156675BTCで、簿価は161億3,638万8,567円、評価損益は44億7,757万5,943円の含み益だった。保有量には、4月以降に追加取得した分と、9月30日までにレンディング報酬として受け取った分が含まれる。
同社は9月にアルトコインをすべて売却し、保有する暗号資産をビットコインに集約している。
Bitcoin Japan、2回目の購入で保有17.8BTCに
Bitcoin Japanは5日、50万ドル規模の2回目のビットコイン購入を発表し、7日に購入を終えた。取得したのは5.8847BTCで、取得総額は約7,999万円、1BTCあたりの単価は約1,359万円だった。
9月28日に初めて購入した11.9188BTCと合わせ、保有量は17.8035BTCとなった。JinaCoinの国内上場企業BTC保有ランキングでは13位に入っている。
同社は旧堀田丸正で、2025年11月に現在の社名に変更した。
国内上場企業のビットコイン保有ランキング、総保有は全供給量の0.25%

JinaCoinの国内上場企業BTC保有ランキングによると、9日17時6分時点で、ランキングに掲載した20社の保有量は合計4万9,573.73BTCで、全供給量の0.2467%にあたる。評価額は約6,481億円となる。
| 順位 | 企業 | BTC保有量 | mNAV |
|---|---|---|---|
| 1 | メタプラネット | 44,000 | 0.63倍 |
| 2 | ネクソン | 1,717 | 97.04倍 |
| 3 | リミックスポイント | 1,509 | 1.92倍 |
| 4 | ANAPホールディングス | 1,432 | 0.19倍 |
| 5 | エスクリプトエナジー | 296 | 2.20倍 |
| 13 | Bitcoin Japan | 18 | 21.17倍 |
メタプラネットの保有量は、国内上場企業の総保有量の約89%を占める。同社のmNAV(保有するビットコインの評価額に対する時価総額の倍率)は0.63倍で、時価総額が保有ビットコインの評価額を下回っている。
ランキングでmNAVが1倍を下回るのは、メタプラネット、ANAPホールディングス、ジーイエット(0.52倍)の3社だった。
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