国内企業のBTC保有、今週は3社が開示──メタプラは1万BTC売却・再取得

国内企業のBTC保有、今週は3社が開示──メタプラは1万BTC売却・再取得
JinaCoin独自データ
水澤 誉往
4 Min Read
Highlights
  • 今週(5〜9日)、国内上場企業のビットコイン保有の開示はメタプラネット、リミックスポイント、Bitcoin Japanの3社
  • メタプラネットは7〜9月に1万BTCを売却し1.1万BTCを再取得。純増1,000BTCで保有4.4万BTC
  • 国内上場企業の総保有量は約4万9,574BTCで全供給量の0.2467%(JinaCoin集計、9日時点)

JinaCoinが確認した範囲では、国内上場企業による今週(5〜9日)のビットコイン(BTCBTC)保有の開示は、メタプラネット、リミックスポイント、Bitcoin Japan(旧堀田丸正)の3社だった。

メタプラネットは5日、7〜9月に保有するビットコインの一部を売却し、売却量を上回る量を買い戻したと公表した。リミックスポイントは同日、購入ではなくレンディングの報酬で保有量が増えたことを明らかにした。Bitcoin Japanは7日、2回目のビットコイン購入を終えた。JinaCoinの集計では、国内上場企業の総保有量は約4万9,574BTCとなっている。

メタプラネット、1万BTCを売却し1.1万BTCを再取得

メタプラネットの5日の開示によると、同社は7〜9月に1万BTCを売却し、1万1,000BTCを購入した。差し引きの純増は1,000BTCで、9月30日時点の保有量は4万4,000BTCとなった。

取引数量平均単価(1BTC)金額
売却1万BTC1,247万98円1,247億円
購入1万1,000BTC1,362万6,928円1,498億9,600万円
メタプラネットの開示(10月5日)をもとにJinaCoinが作成。いずれも速報値

買い戻しの平均単価は、売却時より1BTCあたり約116万円高い。

同社は信用格付けの取得を目指しており、売却には、必要に応じてビットコインを実際に現金化できることを示す目的があったと説明している。

売却額は社債や借入金など有利子負債の元本残高の合計を上回る規模だったが、同社はこれらを返済しておらず、従来の条件のまま存続しているという。

リミックスポイント、レンディング報酬で保有1,508BTCに

リミックスポイントは5日、保有するビットコインの運用実績を開示した。2月24日から9月30日までのレンディング(貸し出し)で受け取った貸借料は、累計17.40822480BTCだった。各月末のレートで円に換算すると、合計1億9,695万6,701円となる。

9月の貸借料は2.48766578BTCで、月初の貸出元本1,506.23390097BTCに対して約0.17%にあたる。12倍して年率に直すと、約2%となる。

5日午前10時時点の保有量は1,508.72156675BTCで、簿価は161億3,638万8,567円、評価損益は44億7,757万5,943円の含み益だった。保有量には、4月以降に追加取得した分と、9月30日までにレンディング報酬として受け取った分が含まれる。

同社は9月にアルトコインをすべて売却し、保有する暗号資産をビットコインに集約している。

Bitcoin Japan、2回目の購入で保有17.8BTCに

Bitcoin Japanは5日、50万ドル規模の2回目のビットコイン購入を発表し、7日に購入を終えた。取得したのは5.8847BTCで、取得総額は約7,999万円、1BTCあたりの単価は約1,359万円だった。

9月28日に初めて購入した11.9188BTCと合わせ、保有量は17.8035BTCとなった。JinaCoinの国内上場企業BTC保有ランキングでは13位に入っている。

同社は旧堀田丸正で、2025年11月に現在の社名に変更した。

国内上場企業のビットコイン保有ランキング、総保有は全供給量の0.25%

国内上場企業ビットコイン保有ランキング 2026年10月9日現在
国内上場企業ビットコイン保有ランキング 2026年10月9日時点 出典:JinaCoin

JinaCoinの国内上場企業BTC保有ランキングによると、9日17時6分時点で、ランキングに掲載した20社の保有量は合計4万9,573.73BTCで、全供給量の0.2467%にあたる。評価額は約6,481億円となる。

順位企業BTC保有量mNAV
1メタプラネット44,0000.63倍
2ネクソン1,71797.04倍
3リミックスポイント1,5091.92倍
4ANAPホールディングス1,4320.19倍
5エスクリプトエナジー2962.20倍
13Bitcoin Japan1821.17倍
JinaCoin 国内上場企業BTC保有ランキング(10月9日17時6分時点、1ドル=158.03円)。保有量は四捨五入

メタプラネットの保有量は、国内上場企業の総保有量の約89%を占める。同社のmNAV(保有するビットコインの評価額に対する時価総額の倍率)は0.63倍で、時価総額が保有ビットコインの評価額を下回っている。

ランキングでmNAVが1倍を下回るのは、メタプラネット、ANAPホールディングス、ジーイエット(0.52倍)の3社だった。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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