Hyperliquidに次ぐ規模:デリバティブDEX市場でのポジション確立か
分散型取引所(DEX)「edgeX(エッジエックス)」が、暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引において注目すべき成果を上げている。オンチェーン分析プラットフォームDeFiLlamaのデータによると、同プラットフォームは日次取引ボリューム(23日執筆時点)で業界最大手のHyperliquid(ハイパーリキッド)に次ぐ第2位を記録しており、急速な成長を遂げていることが明らかになった。

edgeXは21日、モバイルアプリ「edgeX APP 2.8」のアップデートを発表した。今回のアップデートでは、コントラクト計算機能の追加、取引ページのチャートエリアカスタマイズ機能、最大注文サイズ計算ロジックの最適化を実施。Webプラットフォームでは、カスタム紹介リンク機能や、マーケット検索リストでのオープンインタレスト(OI)・資金調達率の表示機能を新たに導入した。
同プラットフォームは、Amber Group(アンバーグループ)の支援を受けて開発された高性能なオーダーブック型DEXとして、従来の中央集権型取引所(CEX)に匹敵する操作性と機能性を提供。高速かつ低コストな取引環境を実現し、最大100倍のレバレッジ取引に対応している。
edgeXでは現在、取引量に応じたポイントプログラムを実施中で、将来的な独自トークンのエアドロップが期待されている。継続的な機能改善とユーザー体験の向上により、デリバティブDEX市場でのさらなるシェア拡大が注目される。
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