- リップル(XRP):1時間足長期HMA下抜けで2.15ドルを試す展開に警戒
- ビットコイン(BTC):1時間足長期HMA割れで108,500ドル割れを視野に下落基調継続
- イーサリアム(ETH):1時間足長期HMA下抜けで3,640ドルを目標とした下落想定
- ボンク(BONK):日足短期HMA下抜けで0.0000112ドルまで下落の可能性
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下落トレンドが成立
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.25ドルから4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(2.15ドル付近)
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMA直上
リップル(XRP)は現在、2.42ドル付近を推移している。昨日夜に日足短期HMAを下抜けして下落したものの、1時間足長期HMAで下げ止まり小反発となった。現在は日足短期HMAと1時間足長期HMAの間で方向感のない値動きが続いており、短期的には持ち合いを形成している。
一方で、4時間足および日足では下落圧が依然として残っており、上値の重い展開が続く可能性が高い。そのため、今後1時間足レベルで下落トレンドが成立し、1時間足長期HMAを明確に下抜けした場合は、2.25ドルから4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(2.15ドル付近)までの下落が想定される。
中長期的には、現在の価格帯が日足ボリンジャーバンドロワーバンド付近に位置しており、一時的に押し目形成へ移行する可能性もある。日足中期HMAまたは4時間足長期HMA付近まで戻した後に再び下落へ転じる展開となれば、1.9ドル付近を次の下値目安とするシナリオが意識されるだろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMA直上
ビットコイン(BTC)は現在、108,900ドル付近を推移している。昨日夜に1時間足中期HMAを下抜けして以降、短期の下落トレンドが進行したが、1時間足長期HMAで一時的に下げ止まる展開となった。1時間足では戻り売り圧力がやや弱まりつつあるが、日足一目均衡表雲と日足短期HMAの下に位置しており、依然として上値は重い構図だ。
このため、1時間足で下降トレンドを維持したまま長期HMAを明確に下抜けすれば、108,560ドルから107,400ドル付近までの下落余地が見込まれる。4時間足および日足MACDはいずれもマイナス圏を維持しており、短期的な戻りを挟みながらも下方向のバイアスは継続している。
中長期的には売り優勢ながらも、チャート配置自体は下落トレンド形成前の調整段階にあり、日足短期HMAを上抜けした場合は下降トレンドの押し目形成に移行する可能性がある。調整波が一巡した後に再び下落再開となれば、102,400ドル近辺を視野に入れる局面となるだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,640ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMA直上
イーサリアム(ETH)は現在、4,020ドル付近を推移している。昨日夜に日足短期HMAを下抜けして以降、下落基調が続いたが、14日と同様に1時間足長期HMAで下げ止まり、小幅な反発を見せた。1時間足では一時的に戻りを試す動きが見られるものの、価格は依然として日足短期HMAおよび日足一目均衡表雲の下に位置しており、上値の重い展開が続いている。
しかし、日足短期HMAを明確に上抜けするまでは短期的な下落の可能性は否定できない。そのため、今後下落に転じ、1時間足レベルで下降トレンドを成立させながら1時間足長期HMAを下抜けした場合は、3,640ドル付近までの下落が想定される。
中長期的には全体として下落傾向が続いているものの、チャート構成自体は完全な下降トレンドを形成しておらず、短期的な下落は限定的となる可能性が高い。一方で、今後日足短期HMAを上抜けして押し目形成に移行する動きが見られた場合には、再び下落波へ転じる展開も想定され、その際は3,400ドル近辺が次の焦点になると思われる。
ボンク(BONK)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMA、もしくは日足中期HMA付近を起点に下落に転じる
- 日足短期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000112ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ボンク(BONK)は現在、0.0000153ドル付近を推移している。直近では日足短期HMAを上抜けした状態が続いており、短期的な下落リスクはやや後退している。しかし、4時間足および日足のMACDはマイナス圏を維持しており、上値の重さが意識される展開となっている。
そのため、現状は日足レベルでの押し目形成局面とみられる。今後、4時間足長期HMAまたは日足中期HMA付近を起点に再び下落へ転じ、日足短期HMAを下抜けして1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、0.0000112ドル付近までの下落が想定される。
中長期的にも日足長期HMAが下向きに傾き始めており、依然として下落優勢のトレンドが続いていると判断できる。したがって、日足長期HMAを明確に上抜けしない限りは戻り売り優勢の局面が継続する見通しだ。今後は段階的に、11日に到達した0.000004ドル付近までの下落を想定しつつ、短期的な戻り売りと中長期の下落シナリオを併行して準備しておく必要があるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7