- リップル(XRP):1時間足長期HMAを割らずに押し目形成なら3.4ドルが目標
- ビットコイン(BTC):1時間足中期HMA付近の押し目買いで再び高値更新を狙う展開
- イーサリアム(ETH):1時間足長期HMA付近で反発確認なら4,875ドル到達も視野
- ソラナ(SOL):1時間足長期HMA維持後に中期HMA突破で220ドル到達を目指す
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下抜けしない状態で押し目形成
- 1時間足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3.4ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、3.33ドル付近を推移している。1時間足レベルでは上昇のダウ理論を成立させながら1時間足長期HMAを上抜けしており、短期的な上昇トレンドが継続している状況である。
今後、1時間足長期HMAを割らない状態で押し目を形成し、その後1時間足短期HMAを上抜けすれば、3.4ドル付近までの上昇が見込めるだろう。特に3.4ドルは日足中期HMAが控える水準であり、短期上昇の到達目安として意識されやすい。
中長期的には3.4ドルと日足中期HMAの突破が焦点となる。想定としては3.4ドル付近でいったん反発する可能性が高いが、日足短期HMAを下抜けしない状態で上昇に転じ、3.4ドルを明確に上抜ければ、3.665ドル付近までの上昇を目標とすることができると考える。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で反発を確認後
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、123,500ドル付近を推移している。昨日は1時間足一目均衡表雲を一時的に下抜けたが、1時間足中期HMA付近で押し目を形成し反発した。その後、1時間足長期HMAを明確に上抜け、前回高値付近でいったん反落したものの買いが優勢となり、続伸して最高値を更新し124,500ドル近辺まで達した。
現状、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドに到達して反発しているが、短期的には押し目買いが機能しやすい局面といえる。特に1時間足中期HMA付近までの押しを待ち、同水準での反発が確認できれば、再び4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近まで上昇する可能性が高いだろう。
ただし、現在の上昇は1時間足ベースで第5波に該当する可能性があり、テクニカル的には利益確定売りが出やすい局面といえる。加えて、短期的な値動きはファンダメンタルズ要因の影響が強いため、急な反落にも備えつつ、節目となる直近高値や安値の攻防に注目して取引を進めたい。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で押し目形成後上昇に転じる
- 4,775ドルを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,875ドル付近
- 損切り目安:
- 4,775ドル直下
イーサリアム(ETH)は現在、4,760ドル付近を推移している。昨日は上昇を継続し、日足レベルで2021年12月1日の高値付近まで到達した。ただし、1時間足MACDからは短期的な上昇圧の減少が見られ、勢いの鈍化が意識される状況である。
ファンダメンタルズ要因が強く作用した場合、このまま最高値である4,875ドル付近まで上昇する可能性も残されているが、テクニカル的には1時間足長期HMA付近までの下落を経て押し目形成を待つ局面といえる。特に同水準で反転し、4,775ドルを明確に上抜けた場合、4時間足・日足レベルでは依然として上昇圧力が十分であることから、短期的には4,875ドル付近までの上昇を狙えるだろう。
中長期的にも、日足ボリンジャーバンドが拡大傾向にあり、上昇余地はまだ残されている。したがって、上記シナリオ通りの値動きとなれば、最高値更新も十分に期待できる展開になると考える。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを割らない状態で押し目形成後上昇
- 1時間足レベルでダウ理論が成立
- 1時間足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 220ドル
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直下
ソラナ(SOL)は現在、209ドル付近を推移している。昨日の夜にいったん反落したものの、195.5ドルで下げ止まり、この水準でレジサポ転換の動きが確認された。その後は買いが優勢となり、節目の206ドルを突破た。
市場全体ではリスク資産に資金が流入しており、SOLもその流れに乗って上昇を続ける可能性が高い。ただし、4時間足ではボリンジャーバンドの上限(アッパーバンド)を上抜けており、短期的には価格が行き過ぎの状態にあるため、押し目を待つ戦略が有効と考えられる。
具体的には、1時間足の長期HMAを割り込まずに押し目を形成し、その後1時間足の中期HMAを上抜ける展開となれば、ロング(買い)でエントリーする好機となるだろう。こうした値動きが確認されれば、上昇の勢いは継続しやすく、中長期的には220ドルの突破も十分視野に入ってくるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7