- ビットコイン(BTC):史上最高値117,500ドル到達、押し目形成後の再上昇に期待
- イーサリアム(ETH):3,000ドル目前で反落、1時間足長期HMA付近が次の判断基準
- リップル(XRP):テクニカル的には調整入りか、雲下抜けで短期ショート視野
- ソラナ(SOL):日足雲を突破、押し目形成後に168ドル再トライの可能性
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 112,000ドルを下抜けしない状態で1時間足長期HMA付近で押し目形成後上昇したポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、116,060ドル付近を推移している。昨日は1時間足中期HMA付近で押し目を作った後、強い上昇に転じ、112,000ドルのレジスタンスを明確に突破。さらに勢いを増し、117,500ドル付近まで上昇し、史上最高値を更新した。
現在の値動きは急騰による過熱感も見られ、テクニカル的には日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく上抜けしており、一時的な反落の可能性も否定できない。短期的には、1時間足長期HMAおよび112,000ドルのサポート水準で押し目を作る値動きとなるかに注目したい。
もし1時間足長期HMA付近で価格が反発し上昇に転じた場合、日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近を目指す上昇シナリオが視野に入るだろう。
長期的には日足ボリンジャーバンドのエクスパンションが続いており、上昇トレンドの継続を示唆している。今後、日足中期HMA付近での再度の押し目形成から新たな高値更新が期待される局面である。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAまで下落後、上昇の値動きを見せたポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、2,970ドル付近を推移している。2,800ドルの節目を上抜けた後、浅い押し目から強い上昇を見せ、直近高値を更新しつつ3,000ドルに到達した。現状は勢いのある上昇局面といえる。
しかし、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく上抜けしている状況から、テクニカル的には過熱感も見られ、短期的には一時的な調整の動きが入る可能性も考慮すべきである。
今後の値動きとしては、1時間足長期HMA付近まで下落後、再び上昇に転じたタイミングがロングエントリーのチャンスとなる。その場合、再び日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近までの上昇が視野に入るだろう。
長期的には、チャート構成が上昇トレンドを形成しており、日足中期HMA付近での押し目形成から3,450ドル付近までの上昇余地があると想定される。押し目買い戦略が引き続き有効な場面と判断できる。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.570ドル付近を推移している。昨日からの上昇トレンドでは明確な押し目を作らずに価格を伸ばし、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく突き抜ける形で2.625ドル付近まで上昇した。
このように、現状ではファンダメンタルズによる上昇圧力が継続している可能性があるものの、テクニカル的にはボリンジャーバンドの拡大と価格の急騰により、短期的な反落の兆候も見られる。過去の値動きと比較しても、調整局面に入るタイミングとして意識されやすいポイントに到達している。
このため、短期的な値動きに着目すると、1時間足一目均衡表雲を明確に下抜けた場合は、上昇トレンドの一服と判断し、ショートエントリーが有効となる可能性がある。ターゲットとしては、4時間足長期HMAが位置する2.330ドル前後が利確の目安として意識されやすいだろう。
ただし、中長期的には上昇トレンドが続いており、今回の下落が押し目形成にとどまる場合、再び現在の高値を上抜ける展開も視野に入る。リスク管理を徹底しながら、戻り売り戦略を柔軟に活用したい局面である。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で反発
- 日足一目均衡表雲を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 168ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、164.8ドル付近を推移している。短期的にじわじわとした上昇を見せていたが、本日早朝にはビットコインなどの急騰と連動する形で一気に上昇。節目とされていた159ドルを突破し、同時に日足一目均衡表雲も上抜け、165ドル付近まで値を伸ばした。
現状では、買いの勢いが強く168ドルを目指す動きが期待される一方で、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく突き抜けているため、テクニカル的には一旦の調整が入る可能性も高い。1時間足長期HMA付近まで下落して押し目を形成するまで、エントリーは慎重に見極めたい局面である。
今後、1時間足長期HMA付近まで下落し、再び日足一目均衡表雲を上抜けるような展開となれば、短期的には168ドル付近までの上昇が期待できるだろう。
また、長期的な視点では、チャート全体として上昇傾向が形成されており、日足レベルで168ドルを明確に上抜けした場合は、次なる目標値として179ドル付近までの上昇余地が見込まれる。上昇トレンド再開のシグナルとして、注目すべき場面である。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7