ビットコイン(BTC):今週の分析ポイント
- 中長期「強気相場」、「買い目線」でタイミングを待つ
- 中期的に横ばいが続く見込み、HMA付近での値動きに注目
- フラッグ上限突破のトレンド始点を狙う
ビットコイン(BTC)は20日以降の値動きから中長期でも「強気相場」と判断して良いが、現在は中期的に上昇が停滞していると思われるチャート配置となっており、価格は65,376.21ドル付近を推移している。今後は、中長期的な横ばい相場から上昇に転じ、フラッグ上限突破を待つ段階だ。
この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
チャート分析(BTC/USDT)今週の予測
日足チャート

4時間足チャート

ビットコインは20日に日足長期HMAを価格が上抜けして以降、日足長期HMAがサポートラインとなり下落が止められ、26日に再度上昇したことから、長期でも「強気相場」に突入していると判断して良い。しかし、現在は以下の理由から、中期的に上昇は一旦停滞していると推測できる。
- 日足短期HMA(4時間足中期HMA)の下に価格が戻ってきている
- 4時間足MACDがデッドクロス
- 価格が日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近にあるため「買われすぎ」の可能性が高い
今後は、中期的に「64,734.97ドル付近のサポートライン」と「日足レベルで確認できる上昇フラッグ上限」の間で横ばい相場を形成しながら、4時間足長期HMAもしくは日足中期HMA付近まで価格が戻ると思われる。
上記の値動き後、再度上昇が始まり、上昇フラッグの上限ラインを価格が突破すれば、73,553.54ドル付近までの上昇が期待できる。
中長期目線:エントリーポイント、利確・損切り位置
ロング

- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 4時間足長期HMAもしくは日足中期HMA付近まで価格が戻りその後上昇
- 上昇フラッグの上限ラインを価格が突破
- 下位足でレジサポ転換もしくはダウ理論が成立
- 利確目安:
73,533.54ドル付近 - 損切り:
エントリー時点での直近安値(67,500ドルから67,200ドル付近)
※エントリー後、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドに価格が到達した場合は早期利確の検討を推奨
ショート
中・長期共にエントリーポイントなし
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