運用に特化したレイヤー2が本格運用開始、期待のエアドロップはまだ
イーサリアムのレイヤー2「Blast(ブラスト)」は1日、メインネットの立ち上げに成功したと発表した。
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Blast メインネットが稼働中
早期アクセス ユーザーはメインネットにブリッジして、他には存在しない Blast ネイティブ Dapps を使用できます
NFTマーケットプレイス「Blur(ブラー)」の創設者であるティエシュン・ロケール氏によって創設されたブラストは、ユーザーが預けたイーサリアムやステーブルコインを「Lido」や「MakerDAO」で運用し、4~5%の利回りを提供する。
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DeFiLlamaのデータによると、2023年11月下旬に始まったアーリーアクセス以降、TVLは2月29日に22.7億ドル(約3,413億円)の高値を付けたが、メインネット立ち上げ後4億ドル(約600億円)の資金が引き出され、現在17.5%減の18.7億ドル(約2,811億円)付近を推移している。

出典:defillama
ブラストはエアドロップを行うことを明言しており、エアドロップの50%は「Blast Points」を貯めたユーザーに、残りの50%は「Blast Gold」としてエコシステム開発者に割り当てられる。ブラストによると、いくつかの開発者は「Blast Gold」をユーザーに全て提供すると約束しているという。
ブラストは2023年11月、大手ベンチャーキャピタル「パラダイム」「スタンダードクリプト」から2,000万ドル(約30億円)の資金調達に成功している。