ビットワイズ、ドージコイン現物ETFを26日NYSE上場──『ジョークから象徴へ』CEO語る

伊藤 将史
10 Min Read
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)運用会社の「Bitwise(ビットワイズ)」は26日、新たな暗号資産ETF(上場投資信託)「Bitwise Dogecoin ETF(ティッカー:BWOW)」をローンチし、現地時間26日より取引を開始すると発表した。

管理手数料は0.34%、DOGEの現物価格に連動

BWOWは、暗号資産・ドージコイン(DOGE)へのエクスポージャーを投資家に提供することを目的とした現物ETFだ。これにより、投資家はドージコインを直接保有・管理することなく、証券口座を通じてその価格変動に投資することが可能となる。

発表によると、BWOWはニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場されるとのこと。同ETFの管理手数料は0.34%だが、当初の運用資産5億ドルまでについては、最初の1か月間、手数料が0%に設定されるキャンペーンも実施される。

ビットワイズは、クライアント資産150億ドル(約2.3兆円)以上を運用する世界的な暗号資産マネージャーであり、8年以上の実績を持つ企業だ。現在、4,000以上の富裕層チームや機関投資家、15の銀行らにサービスを提供しているという。

ビットワイズのハンター・ホースリーCEOは、「ドージコイン(DOGE)はジョークとして始まったが、暗号資産ムーブメントの象徴となった」とコメント。「ドージコイン保有者は数百万人規模のコミュニティを形成しており、彼らがETF形式で暗号資産へのエクスポージャーを得るメリットを享受できるようにすべきだと考え、BWOWをローンチする」と述べている。

なお、プレスリリースではDOGE特有のリスクについても触れられている。特に、ドージコインには供給量の上限がないため、このインフレ的な性質が「ドージコインの長期的価値やドージコインネットワークの完全性に悪影響を与える可能性がある」としている。

また、同ETFは1940年投資会社法に基づく登録ファンドではないため、「通常のETFや投資信託と同じ保護を受けるわけではない」とされている。ビットワイズは、ブロックチェーン技術に伴う不正リスクや、単一資産への集中投資による非分散リスク、市場の流動性が低下した場合の流動性リスクなど、高いボラティリティ以外にも「多数のリスク要因がある」と注記している。

ドージコインのETFについては、今月24日にグレースケール・インベストメンツが「ドージコイン・トラストETF(ティッカー:GDOG)」を上場したばかりだ。ETF市場からの資金流入がドージコイン価格にどのような影響を与えるのか、今後も注目したいところだ。

関連:NYSE、グレースケールのXRP・ドージコインETF上場承認──24日上場予定
関連:ドージコイン・XRP現物ETFが米国初上場──初日取引は予想超えの好発進

価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.85円)

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
2017年の仮想通貨ブームの頃に興味を持ち、以降Web3分野の記事の執筆をし続けているライター。特にブロックチェーンゲームとNFTに熱中しており、日々新たなプロダクトのリサーチに勤しんでいる。自著『GameFiの教科書』。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA

厳選・注目記事

YouTube

あなたのプロジェクトを広めませんか?

JinaCoinでは、プレスリリースや記事広告、バナー広告など複数の広告を提供しています。詳しい内容は下記お問い合わせページよりご連絡ください。