高性能でエネルギー効率に優れた2モデルを提供
中国の北京に拠点を置く暗号資産(仮想通貨)マイニング企業「BITMAIN(ビットメイン)」は9日、新型のビットコインマイニングマシン「ANTMINER S21+シリーズ」の販売を発表した。
最新モデルとなる「ANTMINER S21+シリーズ」の発表は、10月9日からオランダで開催されている「ビットコインアムステルダム」で行われた。この新型シリーズには「S21+ Hyd.」と「S21+」の2つのモデルが含まれており、それぞれ異なる性能とエネルギー効率を提供する。
S21+ Hyd.は319テラハッシュ毎秒(TH/s)のハッシュレート(1秒間での計算能力の指標)を誇り、15.0ジュール/テラハッシュ(J/T)のエネルギー効率を実現。ビットメインが提供するマイニングマシンの中でも、より高性能かつ消費電力が抑えられているのが特徴だ。一方、S21+は標準的なモデルとなっており、216TH/sのハッシュレート、16.5J/Tのエネルギー効率を可能にしている。
いずれも1:1のハッシュレートでの交換に対応しており、ユーザーにとって柔軟性の高いマイニングの提供が可能となっている。これらの新しいモデルの出荷は、2025年の第1四半期から第2四半期にかけて開始される予定だ。
ビットメインはビットコインアムステルダムにおいて、空冷式の採掘機「ANTMINER S21 XP」や油冷式の「ANTMINER S21 XP Imm」といったその他の最新製品も公開。仮想通貨マイニング業界における同社の技術力の高さを改めて示した。
ビットメインは9月に仮想通貨マイニング企業「Hut 8」と提携し、ビットコインマイニングマシン「U3S21EXPH」を発表したばかりだ。同社は新しいテクノロジーや製品を次々と提供することで、仮想通貨マイニング業界のリーダーとしての地位を強固なものにしつつある。今後も、同社がどのような革新をもたらすかに注目したい。
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情報ソース:ビットメイン / ビットメイン公式X / TheMinerMag