オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクオントの認定著者、ガガ・オンチェーン(@GugaOnChain)氏は24日、ビットコインの価格ドローダウン分析(BPDA%)を公式Xで公開した。
BPDAが示す極度のストレス領域

ビットコイン
BTCのATH価格は約12万6,296ドルで、執筆時点の価格は約6万4,000ドルまで下落した。下落率は49.53%に達し、ビットコインの時価総額はATH時の2兆4,891億ドルから1兆2,918億ドルへと約半減。消失した市場価値は約1.2兆ドル(約186兆円)に上る。
クリプトクオントのBPDA指標は、価格ドローダウンが「1年平均」を大幅に下回る局面を極度のストレス期と定義する。同指標は過去の投げ売り・底打ちフェーズと高い相関を示しており、現在はその極度のストレス領域に位置している。トランプ政権による10%のグローバル関税発動を背景としたマクロ不透明感が、下落に拍車をかけている状況だ。
確率的サポートゾーン4段階
クリプトクオントが示す主要サポートゾーンは下記のとおりだ。
- 6万ドル(約930万円):最も手前の即座のサポート。ただし確率は低い
- 5万4,600ドル(約847万円):BTC実現価格(リアライズド・プライス)。過去のサイクルで市場が蓄積に動いた歴史的な水準。グラスノードの直近データ(2月23日時点)では5万4,703ドルを記録
- 4万9,000ドル(約760万円):弱気の消耗(ベア・エグゾースト)が最も高い確率で生じる水準
- 4万2,000ドル(約652万円):含み損保有者には極端な水準だが、初期エントリーとしては最適
オンチェーン指標が売り手枯渇を確認した場合、4万9,000〜4万2,000ドル圏は「単なるボトムではなく、次のサイクルの起点となる可能性がある」とガガ・オンチェーン氏は結論づけた。一方で、地政学的リスクがさらに悪化する局面では、前回のATHが今サイクルのピークとなるシナリオも排除できないとしている。




