- Binance Japan(バイナンスジャパン)の特徴や安全性・信頼性を解説
- Binance Japan(バイナンスジャパン)を使うメリット・デメリットを解説
- Binance Japan(バイナンスジャパン)の手数料や口座開設方法も解説
Binance Japan(バイナンスジャパン)とは?安全性や特徴!

取引所名 | Binance Japan(バイナンスジャパン) |
設立年月 | 2023年8月 |
主なサービス | 販売所・取引所・自動投資 NFTマーケットプレイス・貸暗号資産 |
取扱通貨数 | 47種類 |
取引手数料(現物) | 一律0.1% ※BNB支払いで25%OFF |
入出金手数料 | 入金手数料は無料、出金手数料は仮想通貨によって異なる |
セキュリティ | 本人確認、2段階認証、フィッシング対策 |
スマホアプリ | あり |
Binance Japan(バイナンスジャパン)は、世界最大手の「Binance」が日本人向けに展開している仮想通貨取引所です。
世界最大手の海外取引所である「Binance」は、以下の4つの特徴があります。
海外取引所「Binance」の特徴
- 本人確認の徹底
- ハッキングされたとしても全額保証
- ISO認証を取得している
- 利用ユーザー数が世界トップクラス(1億5000万人以上)
このように海外取引所である「Binance」は、セキュリティ対策やユーザー保護にも余念がなく、安全性と信頼性を兼ね備えた取引所といえます。
Binance Japan(バイナンスジャパン)も基本的には同様のセキュリティ対策やユーザー保護を備えており、安全性が高く、多くの日本ユーザーに信頼される取引所になることが期待できるでしょう。
Binance japan(バイナンスジャパン)のメリット
Binance Japanを実際に利用して感じたメリット&ユーザーからの声が多かったメリットは次の11点です。
取り扱い通貨数が国内取引所で最多
Binance Japanは、国内最多の取り扱い通貨数なのが、最も大きなメリットです。主要な国内取引所の取り扱い通貨数は以下になります。
取引所名 | 取り扱い通貨数 |
Binance Japan | 59種類 |
コインチェック | 31種類 |
GMOコイン | 27種類 |
ビットフライヤー | 38種類 |
BitTrade | 42種類 |
※2025年2月時点での数値です。
また、Binance Japanが取り扱っている銘柄は以下になります。

取り扱い通貨数が多ければ、ユーザーはさまざまな投資戦略を実践できます。他の取引所の上場前に有能な通貨を入手できれば、爆益を手にする可能性も高くなります。さらに、以下の記事で「早期に100銘柄取り扱いを目指す」と発言しており、多くの日本のユーザーに期待されています。
「早期に100銘柄取り扱いを目指す」とBinance Japan CEO
ー引用:コインテレグラフジャパン
取扱い通貨の多さ=爆益を掴むチャンスの多さだともいえます。
ドルコスト平均法の積立ができる
Binance Japanは、ドルコスト平均法の積立ができるのもメリットの1つです。
ドルコスト平均法(DCA)とは?
一定額を定期的に投資する手法です。市場価格の変動に関わらず、同じ金額を投じることで、長期的には購入単価を平均化し、リスクを分散させる効果があります。積立NISAでも使われる長期的な資産形成に非常に有効な投資戦略の1つです。

仮想通貨は値動きが激しくて、いつ購入するか迷ってしまいますが、Binance Japanを使えば、ドルコスト平均法の積立で有効な資産形成が可能です。
自動投資で自由度の高い積立投資が可能
さらに、Binance Japanは自動投資で自由度の高い積立投資ができるのもメリットです。
例えば、購入頻度は1時間から毎月までの8つのパターンで細かく決めることができます。

さらに、1つの通貨の積立だけでなく、複数の通貨を組み合わせたポートフォリオで積立設定をすることができ、分散投資でリスクを軽減することも可能です。しかも、Binance Japanが人気のあるポートフォリオのパターンを用意してくれているので、そこから選ぶこともできます。


リスクを分散しつつ、手間をかけずに資産運用したい方に自動投資はピッタリのサービスです。
貸暗号資産で仮想通貨を増やせる
また、Binance Japanは貸暗号資産(Simple Earn)で、仮想通貨を増やしてインサムゲインを得ることができるのもメリットの1つです。
貸暗号資産とは?
自分の持っている暗号資産を定められた期間、Binance Japanに貸し出すことで、報酬を得ることができるサービスです。シンプルに暗号資産を貸し出すことで、利回りを得られるため、人気のサービスとなっています。国内取引所では、「レンディング」という名称を使っているところが多いです。
ちなみに現在の各暗号資産の利回りの一部は下記になります。Binance Japanは取り扱い通貨も多いため、貸暗号資産ができる通貨の種類も多いのが特徴です。

キャピタルゲインだけでなく、インカムゲインも得られるのはメリットです。
使い方が簡単でスマホアプリ対応
Binance Japanはサイトデザインがシンプルな作りになっており、仮想通貨取引に慣れていない方でもスマホ画面で迷うことなく直感的に操作することが可能です。
当ブログもそうですが、使い方を説明している日本語ブログがかなりの数存在するので検索すれば大概のことなら出てきます。メジャー取引所ならではのメリットですね。
nmrs
@currency_kaso
海外の草コインを扱うなら、Binance。
アプリの出来も良くて使いやすいです。
くりっぷ
@cryp8cryp
完全に不定期つぶやきになりつつあるけど(ごめんなさい)。
バイナンスアプリが圧倒的に使いやすいということ。今更って思われるかもしれないけど
このように使い方も簡単でユーザーからの評価が非常に高いアプリです。
将来性が高い独自トークン「BNB」を使える
BNB(バイナンスコイン)とは、バイナンスが発行しているトークンで、現在(2025年2月)時価総額ランキング5位にランクインしています。2021年に「Binance Launchpad」というトークンセールイベントが開催されたのですが、そこで5万人以上の投資家がBNBを購入したことにより、1300%の上昇率が記録されました。
また、BNBの時価総額が上がった経緯に、DeFiブームが起きたことも挙げられます。2020年頃に高い利息を貰えることが注目され、DeFiブームが起こりました。その中の代表格に「パンケーキスワップ」があります。
パンケーキスワップはBSC(バイナンススマートチェーン)上で開発されていて、手数料にBNBを必要とします。その背景からBNBの需要が上がり、時価総額を大きく上げる要因に繋がっています。
BSCとは、バイナンスの独自ブロックチェーンのことで、BSC上でDAppsの開発が可能です。
DAppsとは?
ブロックチェーン内に分散型アプリケーションを開発できる仕組みです。
BSCはプログラムを開放していおり、このことにより容易にBSC対応のアプリケーションを作ることができるようになっています。
BSCはイーサリアムのスケーラビリティ問題や、手数料の高騰を解決できるブロックチェーンとして、多くの注目を集めています。
BNBを保有するメリットは、以下の通りです。
BNBを保有するメリット
- 最大25%の取引手数料割引を受けられる
- コンバート(両替)を利用できる
- BSCで開発されたDappsやDeFiサービスの手数料として使える
- 基軸通貨として利用できる
- 定期的にバーンされるので、価値が上がり続ける仕組みを持っている
手数料が安い
Binance Japanの現物取引手数料は、一律0.1%で取引手数料の支払いにBNBを使えばさらに25%割引となり安いです。
また、「VIPレベル」を上げていくと、手数料はもっと安くなります。VIPレベルは「過去30日間の取引量」や「BNB残高」によって以下のように変化していきます。

取引量が増えると、手数料が安くなるのは、嬉しい制度です。
NFT売買ができる
Binance Japanには、Binance NFTというNFTマーケットプレイスが用意されていて、NFTの作成、購入、販売が可能です。
Binance NFTでは、NFTの売買や作成以外にも、アーティストや著名人によるイベントが開催されています。また、ミステリーボックスといって、非常にレアなNFTを獲得するチャンスもあります。

もちろん、NFTを作成して販売した場合は、その後の全ての取引でロイヤリティを受け取ることが可能です。
2段階認証ありでセキュリティが充実
Binance Japanは、セキュリティ対策にも余念がありません。例えば、ログイン時には二段階認証を設定でき、他者のログインを防ぐことができます。さらに、以下のセキュリティ対策をすることも可能です。
- デバイス認証:普段使うデバイスの登録及び新規デバイスからのログイン認証
- バイナンス認証:偽サイトやメールアドレスを見分ける認証
- 出金ホワイトリスト:出金できるアドレスを事前登録
- 出金額の制限:24時間以内の出金額を制限
- フィッシング対策コード:バイナンスを装ったフィッシングメールを見分けるシステム
仮想通貨はハッキング事件などが多いので、セキュリティがこれだけ充実しているのは、ユーザーにとって安心です。
完全日本語対応でサポートが充実している
Binance Japanは、日本の取引所なので、取引画面やトップ画面の操作方法等は全て日本語表記(英語表記も可)が可能です。
また、分からない事があれば、24時間日本語でチャットサポートを受けることができます。実際にチャットサポートに問い合わせると、以下のように丁寧に対応してくれました。

いつでもチャットで相談できるのは、ユーザーにとってポイント高いです。
API接続ができる
Binance Japanは、API接続にも対応しているため、ユーザーは利便性を高めることができます。
APIとは?
API(Application Programming Interface)は、異なるソフトウェア間でデータを交換し、機能を共有するための規約です。APIを利用することで、外部のサービスや機能を自分のアプリケーションに統合できます。APIは、データの形式、通信方法、セキュリティ規約などを定義し、シームレスなデータ交換を実現します。
例えば、仮想通貨の税金を計算してくれるサービスとAPI接続し、仮想通貨の損益を簡単に出して確定申告することも可能です。
色んなサービスとも統合できて、手間が減るのは嬉しいです。
Binance japan(バイナンスジャパン)のデメリット
Binance Japanを利用するデメリットは、以下の3つです。
日本円建てで取引所の売買ができない
Binance Japanは、現物取引で日本円建ての取引ができないのがデメリットです。現在、以下の通貨建てのみしか現物取引はできないようになっています。
- BNB
- BTC
- DOGE(SHIBの取引のみ)
ただ、日本円で購入したい場合は、「法定通貨」というサービスで仮想通貨を購入することは可能です。
レバレッジ取引に対応していない
Binance Japanは、2025年2月現在、レバレッジ取引に対応していません。
レバレッジ取引とは、少ない資金でも多くの利益を上げられる取引方法の1つです。
現在は対応していませんが、将来的に国内の法律に対応した形でレバレッジ取引の提供を目指しているので、今後に期待できるでしょう!
また、仮想通貨でレバレッジ取引をしたいと考えているのなら、本サイトでは下記の業者をおすすめしているのでsン港にしてください。
ビットコインFX(仮想通貨FX)おすすめ業者
国内取引所に送金できない
Binance Japanは、他の国内取引所とは異なるトラベルルールのシステムを採用しており(GTRを採用)、国内取引所に送金ができないようになっています。
トラベルルールとは?
利用者の依頼を受けて暗号資産の出金を行う暗号資産交換業者は、出金依頼人と受取人に関する一定の事項を、出金先となる受取人側の暗号資産交換業者に通知しなければならない」というルールのことです。トラベルルールは「テロリストやその他の犯罪者が自由に電子的な資金移転システムを利用することを防ぎ、不正利用があった場合には追跡を可能とすること」を目的としています。
Bybit(バイビット)などの一部の海外取引所やMetaMask(メタマスク)などの自分のウォレットには、送金できるので、そちらで代用していきましょう!
Binance japan(バイナンスジャパン)の評判・口コミ
良い評判・口コミ
Binance Japanが13銘柄を追加上場しました。 これでラインアップは国内最多である47銘柄に増えました。 個人的にはOPとARBの上場が嬉しいですね。 バイナンスジャパンは100銘柄の早期上場を目指しているようなので、主要コインのラインアップを増やしてほしいところです。
ー出典:X
バイナンスジャパン取り扱い銘柄なかなか良いじゃん
ー出典:X
バイナンスジャパンへ無事に移行出来た模様
日本円入金がダイレクトに出来るのは良いですね
住信SBIネット銀行の口座を持っているので、そこから入金出来るのも良かったです
ー出典:X
仮想通貨日本取引所ランキングで検索すると全部一位が違います。判断基準は、1.取扱通貨数多い 2.手数料安いです。私は最初よく分からず名前を聞いた事があるビットフライヤーを使用してましたが、手数料高い事に気付き、今は1.2が当てはまるバイナンスジャパンで運用中。
出典:X
バイナンスジャパン審査中になった! 問い合わせしたらめちゃくちゃ親切に対応してくれてびっくり笑 チャットでリアルタイムで問い合わせできるの良い。
出典:X
Xで口コミを調べると、取り扱い通貨数が多い点を評価している口コミが多く見られました。
悪い評判・口コミ
Binance japan(バイナンスジャパン)の手数料
Binance Japanでかかる主な手数料は、下記の3つです。
主な手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- 取引手数料
それぞれの手数料は、以下の表の通りになります。
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 通貨によって異なる |
取引手数料 | 一律0.1%(BNBを使えばさらに25%割引) |
「VIPレベル」を上げていけば、取引手数料はさらに安くなります。

Binance japan(バイナンスジャパン)の登録方法・口座開設(スマホ版)
Binance Japanの口座開設の手順は主に以下の3つです。操作方法は簡単で10分ほどで完了します。スマホでの開設がオススメなため、本記事ではスマホでの口座開設手順を解説していきます。
Binance Japan(バイナンスジャパン)の口座開設に必要なものを準備
Binance Japanで口座開設するためには、以下のものが必要になります。
事前準備
- スマートフォン
- 本人確認書類
本人確認書類には、以下の内、どれか1つが必要になります。口座開設前に準備しておきましょう。
- 運転免許証(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ)
※通知カードはNG - 運転経歴証明書
- 在留カード
Binance Japan(バイナンスジャパン)のアカウント登録
まずは、Binance Japan公式サイトにアクセスし、アカウント登録をしていきます。登録はメールアドレス、電話番号が利用可能です。今回は、メールアドレスの例を解説していきます。
「メールまたは電話番号で登録する」→ メールアドレスを入力し、「次へ」をクリック

「コードを送信」→ メールアドレスに6桁の認証番号が届くのでそちらをコピー → 認証番号を入力し、提出

パスワードを入力して、「次へ」→ 下の右側の画面が出たら、アカウントの作成は完了です。
※パスワードは最小8文字以上・最低でも1つの数字・最低でも1つの大文字が必要になります

Binance Japan(バイナンスジャパン)のアカウント認証
Binanceアプリをまだ持っていない方は、以下のQRコードからアプリをダウンロードしていきます。

先ほどの画面の続きから「バイナンスアプリで認証してください」→ 「登録/ログイン」をクリック

メールアドレスを入力して「次へ」 → パスワードを入力して「次へ」をクリック

「コードを取得」→ メールアドレスに6桁の認証番号が届くのでそちらをコピー → 認証番号を入力し、提出

「Japan(日本)」になっているのを確認 → 利用規約にチェックし、「次へ」 → 国籍に「Japan(日本)」を選択する

氏名・生年月日・性別・住所を入力し、「次へ」→ 右の画面が出るので、「次へ」

今回、利用する本人確認書類にチェックを入れる → 注意事項欄にチェック → 「次へ進む」

画面の指示通りに本人確認書類を撮影していきます

画面の指示通りにセルフィー(自撮り)をしていきます

顔認証が終われば、認証は完了です。
投資経験・利用目的・職業をそれぞれ選択し、「次へ」をクリックします

外国PEPs該当性と内部者該当性にそれぞれチェックを入れて、「次へ」をクリックします

金融資産・年収をそれぞれ選択し、「次へ」をクリックします

以下の左の画面が出れば、口座開設手続きは完了です。遅くても1日で以下の画面右側の審査完了メールが届きます。

Binance japanの口座開設は完了です。お疲れ様でした。
Binance japan(バイナンスジャパン)のよくある質問
最後に、Binance Japanに関してよくある質問に回答していきます。
本人確認が必須です。Binance Japanでは、アカウントの安全性を高めるために、ユーザーはID認証を完了する必要があります。
セキュリティを高めて、安全に利用するためにも本人確認はしっかり行っていきましょう。
Binance Japanでは、現在、USDT建ての取引はできません。現在、取引所で対応しているのは以下の通貨建てのみです。
- BNB
- BTC
- DOGE(SHIBの取引のみ)
通貨建ての場合は、実際に購入している額が日本円でいくらになるかが分かりづらいため、購入の際は注意しましょう。
2025年2月現在、Binance Japanでレバレッジ取引は使えません。アプリでは、海外取引所の「Binance」のサービスも表記されており、Binance Japanで使えないサービスも一部含まれています。
現在、Binance Japanでは、キャンペーンはやっていません。ただ、今後は何かしらのキャンペーンをやっていく可能性は高いでしょう。
まとめ
今回は世界最大手の取引所であるBinanceが日本人向けに展開しているBinance Japanの特徴やメリット・デメリットを解説しました。
最後にもう一度Binance Japanの主な特徴のおさらいです。
Binance Japanのメリット
- 取り扱い通貨数が国内取引所で最多
- ドルコスト平均法の積立ができる
- 自動投資で自由度の高い積立投資が可能
- 貸暗号資産で仮想通貨を増やせる
- 使い方が簡単でスマホアプリ対応
- 将来性が高い独自トークン「BNB」を使える
- 手数料が安い
- NFT売買ができる
- 2段階認証ありでセキュリティが充実
- 完全日本語対応でサポートが充実している
- API接続ができる
Binance Japanのデメリット
- 円建てで取引所の売買ができない
- レバレッジ取引に対応していない
- 国内取引所に送金できない
Binance Japanは、何より国内最多の取扱通貨数があり、今後もさらに増えていくことが期待できます。そのため、他の国内取引所と比較して、爆益を掴むチャンスが多いと言えるでしょう!
ただし、資産の運用方法や仮想通貨取扱量は海外取引所の方が圧倒的の多いのが実情です。当サイトでは安全性、日本人の使い勝手等を考慮した海外取引所を紹介しているので、Binance Japanとの連携を視野に入れて検討してみてください。