ナスダック上場エアネット、ワラント行使でソラナ296,367枚を購入

水澤 誉往
6 Min Read
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ナスダック上場で中国のインターネット企業であるAirNet Technology Inc.(ネアネット・テクノロジー、ティッカー:ANTE)は4日、過去の資金調達ラウンドで発行されたワラントの行使により、約296,367 SOL(ソラナ)を取得したと発表した。この取得は、同社のデジタル資産エコシステムへの戦略的転換における重要な進展として注目されている。

ワラント行使による大規模ソラナ取得

今回取得した約296,367 SOLは、エアネットが過去の資金調達ラウンドで発行したワラントの行使によるものである。現在のソラナ価格(約200ドル前後)で計算すると、約6,000万ドル(約88億円)相当の価値を持つ大規模な暗号資産(仮想通貨)取得となる。

ダン・シャオCEOは「ソラナのような著名なデジタル資産でワラントが行使されたことは、投資家が当社の新しい方向性に対して持つ信頼の証である」とコメントし、投資家からの強い支持を強調している。

このソラナ取得により、エアネットの仮想通貨ポートフォリオは大幅に多様化された。同社は先月、1億8,000万ドルの資金調達を完了し、その全額を仮想通貨の購入費用に充当している。調達資金の内訳は約819.07 BTC(ビットコイン)と約19,928.91 ETH(イーサリアム)となっており、今回のソラナ取得と合わせて、主要仮想通貨3通貨による戦略的ポートフォリオが完成した。

この構成は仮想通貨市場の多様性を反映しており、ビットコインの価値保存機能、イーサリアムのスマートコントラクト基盤、ソラナの高性能ブロックチェーンという、それぞれ異なる特性を持つ資産への分散投資を実現している。

関連:世界の上場企業、ビットコイン保有量100万枚の歴史的節目を突破
関連:ナスダック上場のスイ・グループ、SUI保有量1億枚を突破

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=148.642円)

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
Follow:
株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA

厳選・注目記事

YouTube

あなたのプロジェクトを広めませんか?

JinaCoinでは、プレスリリースや記事広告、バナー広告など複数の広告を提供しています。詳しい内容は下記お問い合わせページよりご連絡ください。