コインポスト、プレスリリース記事に虚偽リンク掲載か

水澤 誉往
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CoinPost(コインポスト)プレスリリース記事に虚偽リンク掲載か

大手仮想通貨メディアCoinPost(コインポスト)は17日、プレスリリース記事に虚偽のリンクが掲載されていたことをツイッターで報告し、プレスリリース記事を非公開とした。

SNSでは虚偽リンクをクリックしウォレットから複数の通貨が盗まれたと報告しているユーザーが複数見つかっている。

執筆時点では、すでにプレスリリース記事は非公開となっており、どのような内容が掲載されていたのか不明である。しかし、大手SNSツイッターでコインポストのキャッシュを辿ったモノアイ氏の情報によると、Angry Cat NFTというNFTをユーザーに抽選で配布すると記載されており、Angry Cat公式サイトのURLとは異なる、URLが掲載されていたようだ。

コインポストはこの事態を受け、公式側との確認をおこなっており、詳細が分かり次第、状況を報告すると述べている。続報を待ちたい。

FTXの破綻を受け、仮想通貨市場が冷え込みを見せている中、スキャムが横行しているため資金管理には十分気を付ける必要がある。

追記

大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostは11月25日、今回の事の経緯と状況説明をウェブサイトの記事で公開した。

記事によると、11月17日に配信した「NFTプロジェクト」のプレスリリースに、NFTの無料入手を誘導するURLがフィッシング詐欺サイトに偽装されていて、デジタルウォレットを接続した数名が、保管していた暗号資産を倒産されるという被害が発生したようだ。

また、調査の結果、プレスリリースは公式の「NFTプロジェクト」関係者ではなく、同プロジェクト関係者を装った人物からの虚偽依頼により配信されたものであったことが判明したとのこと。

被害者へは個別に連絡を取り、誠意をもって対応中と記事内に記載されていた。

参考:CoinPostフィッシング詐欺被害に関するご報告とお詫び

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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